トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 平成27年度定例会 > 11月会議 > 切れ目ない子育て支援策と高齢者・障がい者対策を問う 松田智子(公明党)

更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

切れ目ない子育て支援策と高齢者・障がい者対策を問う 松田智子(公明党)

松田智子議員の写真
松田智子(公明党)

切れ目のない子育て支援策を問う

不妊治療は精神的にもストレスを受けるが、その上に費用が掛かるので、断念する人が多い。夫婦の不妊治療費及び男性不妊検査費の区独自の助成策について、区の見解を問う。

区は、「母子保健計画」で、特定不妊治療に対する区独自の助成制度の検討について位置づけている。現在、各区の状況調査等を進めており、その結果等を踏まえて、更なる検討を行っていく。

里帰り出産ができない方が増え、産後、初めての経験である子育てについて不安が大きいという傾向がある。区として産後ケアについて更なる支援を求める。また、保健所に「母乳・沐浴相談コーナー」を置き、母乳相談事業の実施を求める。

産後ケアを区内で実施するためには、宿泊施設と医療従事者の確保という課題があるので、民間施設との連携等も含めて実施の可能性を検討する。母乳相談事業は、育児、子育て相談事業と含めて関係機関と連携し、今後も充実していく。

安心して出産や子育てが出来るように、タイムリーな情報をメールで配信する、子育て応援メール「絆メール」の配信を求めるがどうか。

区として、「絆メール」や既存の情報提供の方法も含めて効果的な情報提供について、今後、検討していく。

高齢者・障がい者対策を問う

高齢者の方の尊厳を保ち、日常生活でありうる段差等をあえて設ける「バリアアリー」の介護施設がマスコミで紹介されている。10年以上積み重ねてきた「バリアアリー」を区の介護予防事業としてプログラムの中に取り入れてみてはどうか。また、曜日や時間等を区切り、高齢者や障がい者専用のプール利用整備を提案するがどうか。

区として、生活できる能力を可能な限り引き出し、介護予防事業に取り組む。今後の施設整備には、紹介された施設の取組等も参考にする。プールの活用は安全確保、施設整備といった課題もあることから、関係所管と連携して検討を進める。

荒川区バリアフリー基本構想・4地区別の現状と今後の展開等を問う。また、整備が進んでいる道路はもちろん、比較的狭い生活道路の段差や点字ブロックの整備等の早期取り組みを求める。

各重点整備地区における事業者の特定事業計画を短期、中期、長期的な視点で進捗確認を行い、事業推進に必要な助言等も行っており、今後もバリアフリー化を推進していく。また、今年度、区管理の歩道を全て調査し、今後、その路線にふさわしい整備を計画的に実施することを目指す。

その他の質問項目

  • 環境にやさしい街づくり

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局議会事務局議事係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(内線:3614)

ファクス:03-3803-8887