更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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斉藤邦子(共産党)
調査をした自治体では、支援体制確立が喫緊の課題であることが明確になった。中学卒業後は状況が把握できない。区内実態調査を行い、ひきこもり対策を区の重点施策にすることを求める。
ひきこもりの実態調査は、調査によって出現率に幅が出て、正確な実態の把握が難しい状況にあるものと認識している。
今、若者は競争的な教育や不安定雇用の拡大などで社会に出ていけない。今どの家庭でも起こりうる。長い地道な活動を続けている団体の経験にも学び、ひきこもり、生きづらさを抱える若者の総合支援を具体化すること。
区は「ひきこもり家族教室」、「ひきこもり心理相談」を実施しており、ひきこもり状態を脱した事例等、相談の成果が現れている。また、自主グループのサポートや講演会の実施等、様々な支援を行っている。今後も対策に取り組む。
荒川中央図書館が2017年春にはオープンすることになる。改めて、中央図書館としてのコンセプト、選書、配架、貸出システム等を専任チームで検討し、その内容を区議会、区民にも周知して意見を聞きながら準備を進めること。
ゆいの森あらかわの開設準備にあたっては、専任の司書を配置した準備室を設置し、図書館課と連携を図りながら作業を進めている。運営方法等は、意見を十分に踏まえ、条例等で定める。
各館は特色のある蔵書をすすめ、地域に根ざした図書館として親しまれている。今後も培った図書サービスの充実を図ることを求める。
各地域の図書館が、知的活動の拠点として、これまでにも増して親しまれるよう、更に魅力ある図書館づくりに努める。
より良い図書館の3本柱の1つは経験豊かな図書館員である。図書館サービス向上のために、非常勤職員の期末手当の創設等、処遇改善を行うことを求める。
区では、職層制の導入や研修制度の充実、休暇制度の拡充等、他の地方公共団体に先駆けて、非常勤職員の処遇改善に鋭意取り組んできた。今後も引き続き努めていく。
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