トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 平成26年度定例会 > 9月会議 > 高齢者の暮らしを守る介護保険と高齢者福祉及び見えない聞こえない方々の情報コミュニケーション支援を問う 斉藤邦子(共産党)
更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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斉藤邦子(共産党)
訪問介護と通所介護の地域支援事業への移行に関して、区は要支援の方々の身体機能の維持、改善に必要なメニューや体制をどう考えているのか。
予防給付の一部を地域支援事業に移行し、「新たな総合事業」として再編する国のガイドライン案の具体的な内容について十分に検討し、適切に対応する。
介護保険法改正では、要介護認定申請前にチェックリストでの確認を行うとしている。要介護認定から締め出すもので、区は申請の権利を守るよう明言すること。
基本チェックリストの活用は、要介護認定を受けなくても、新しい総合事業などを迅速に利用できるように目的を改めたもので、要介護認定申請を拒むものではない。
介護職員の労働条件改善を図るための人件費や介護保険料引き下げのために、一般財源を投入するよう国に求めること。
既に区は、国に対して介護職員の処遇改善等の要望をしているが、引き続き介護報酬改定の動向を注視する。一般財源を投入した介護保険料の軽減は、保険料減免3原則からも適切でないと考える。
視覚障がい者の情報通信支援用具購入補助については、当事者の声を聞いて改善し、点字図書の購入は、手続きの簡便な横浜方式を検討するよう求める。
日常生活用具の品目選定、最適な用具を選択するための情報提供の方法、及び点字図書の購入方法について、視覚障がい者の意見や要望も伺いながら見直している。
手話講習会の回数について、受講者は年間30回では学びきれず、40回にするよう求める。また、区民・区職員に手話への関心を高め講習会への参加を促進すること。
手話講習会は、講師や受講生の意見を聞き、実施方法を検討している。また、職員対象の手話研修により裾野の拡大に努めている。
視覚障がい者、聴覚障がい者の災害時等の情報提供の在り方を総合的に検討し、防災点字マップ配布や手話通訳者ベストの活用などはすぐに具体化するよう求める。
防災点字マップは、障がい者の声や他区の実施状況などを調査する。手話通訳者ベストは、避難所開設運営訓練で活用しており、今後定着させる予定である。
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