更新日:2023年10月12日

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被災建築物の応急危険度判定について

被災建築物応急危険度判定とは

地震により被災した建築物は、その後の余震等で倒壊したり、物が落下して人命に危険を及ぼしたりするような二次災害を引き起こす恐れがあります。そのため被災後早急に専門家(応急危険度判定員)が被災建築物の調査を行い、その建築物が使用できるかどうかを応急的に判断する必要があります。

なお、この調査は「り災証明」のための被害調査ではありませんので、ご注意ください。

応急危険度判定員とは

応急危険度判定員は、東京都防災ボランティアとして登録している民間建築士や行政職員です。判定員が活動する際には、「応急危険度判定員」と明示した腕章およびヘルメットを着用し、「東京都防災ボランティア登録証」を携帯しています。

判定結果の表示方法

危険度の判定は、「危険」(赤色)、「要注意」(黄色)、「調査済」(緑色)の三種類に分類されます。判定ステッカーを建築物の出入口等、外部の見やすい位置に貼って表示し、その建築物の使用者や歩行者等へ周知します。

  • 「危険」(赤色)・・・建物に立ち入ることが危険なもの
  • 「要注意」(黄色)・・・建物に立ち入る場合は十分注意するもの
  • 「調査済」(緑色)・・・建物の使用が可能なもの


判定ステッカー

荒川区の応急危険度判定体制について

荒川区では、東京都防災ボランティア制度に基づき判定員に登録されている方々のうち、荒川区に在住又は在勤の方に、組織的、機動的に活動していただくために、平成12年に「荒川区被災建築物応急危険度判定員会」を発足しました。現在約70名の方に登録していただいております。
この荒川区判定員会では、区内を5地区に分けて判定活動の実施に努めていきますが、大地震時には、判定員が不足すると予想されます。荒川区に在住又は在勤の建築士の方には、東京都の防災ボランティアに登録していただき、荒川区判定員会へご参加いただきますよう、ご協力をお願いいたします。

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お問い合わせ

防災都市づくり部建築指導課審査係
〒116-8501荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(意匠、構造担当 内線2843)

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