トップページ > 広報・報道・広聴 > 報道・プレス発表 > 2022年11月 > ファッション業界の新鋭!5,184点から選ばれた13点を表彰~「日暮里ファッションデザインコンテスト2022」表彰式を開催しました~
更新日:2022年11月9日
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本日、「日暮里ファッションデザインコンテスト2022」表彰式が、ふらっとにっぽりにて開催されました。
日暮里中央通りを中心に生地繊維の店が軒を連ね、日本有数の繊維関連品の集積地となっている「日暮里繊維街」。和装・洋装・紳士婦人服地・繊維製品から服飾関連の小物や付属品にいたるまで、生地織物に関する品物を豊富に取りそろえるなど、世界中から注目されている街です。
そんな日暮里繊維街の活性化と若いデザイナーの応援を目的に、今年も最終審査会(一般来場者非公開)を開催したほか、受賞・入選作品の公開展示会、そして本日、表彰式を行いました。
日暮里ファッションデザインコンテストは2006年からスタートし、今年で17回目となりました。
今回の作品募集テーマは「ファッション・チャレンジ2022-パラダイムシフト×NIPPORI-」。さまざまな社会情勢の変化に伴う、ファッションに対する価値観や概念の変化を踏まえ、機能性と市場性を兼ね備えた新しいデザインを募集したところ、1都1道2府20県の服飾専門学校等から、5,184点の応募がありました。
詳細については、日暮里ファッションデザインコンテスト2022公式サイトをご覧ください
7月1日に一次審査会を実施。応募総数5,184点のうち、一次審査を勝ち抜いた40点が、11月2日に最終審査され、受賞作品13点が決定しました。
受賞・入選作品40点は、11月3日から8日まで、ふらっとにっぽりにおいて公開展示され、本日9日に受賞者への表彰式が行われました。
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|---|---|
2,433点 | 2,557点 | 3,600点 | 4,447点 | 5,323点 |
5,184点 |
2日に開催された、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構理事長の三宅正彦(みやけ・まさひこ)氏を審査委員長とした最終審査会では、入選作品40点を厳正に審査し、個性あふれる数々の力作の中から、審査委員の全員が高く評価した作品がグランプリ(経済産業大臣賞)に決定しました。
栄えあるグランプリに選ばれたのは、小栗美幸(おぐり・みゆき)さんです。梳毛(そもう)系と意匠(いしょう)系を組み合わせ、時代にマッチしたSDGsを考慮し、大切な素材を破棄することなくニットの特徴である成型編みの作品。ミニショール・セーター・スカートと分けているため、何通りにも着用が可能とのことです。
また、荒川区長賞には、リサイクルポリエステルを使用し、昇華転写で光を拡散するイメージのステンドグラス柄をプリントした、西科友理恵(にしな・ゆりえ)さんの作品が選ばれました。
8日まで開催された公開展示会では、日暮里の新しいランドマークである「ふらっとにっぽり」(荒川区立日暮里地域活性化施設)の1階おもてなしスペースおよび大階段部分に、マネキンに装着された受賞・入選作品40点が、ずらりと展示されました。いつもとは、一味違った存在感・空間を作り出し、来場者を楽しませていました。
本日開催された表彰式は、受賞作品13点をバックにし、東京日暮里繊維卸協同組合の理事長で日暮里繊維街活性化ファッションショー実行委員会の齊藤雅久(さいとう・まさひさ)委員長から、受賞者に対して、表彰及び賞状等の授与が行われました。
今回、グランプリを受賞した小栗さんは、「身に余る評価をいただき、心から感謝しています。このグランプリは先生方の支えなしでは受賞することはできませんでした。今後もずっと編み物は続けていきたいです。」と話していました。
また、荒川区長賞を受賞した西科さんは、「すばらしい賞が受賞出来て胸がいっぱいです。ステンドグラスをイメージしているので外でも映える、柄になっています。」と話していました。
最終審査会のようす
委員による審査のようす
公開展示会のようす
グランプリ受賞作品
荒川区長賞受賞作品
受賞作品と受賞者の皆様
表彰式のようす
お問い合わせ
産業経済部産業振興課商業振興係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎6階)
電話番号:03-3802-3111(内線:468)
ファクス:03-3803-2333
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
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