荒川ゆうネットアーカイブは
荒川区の地域ポータルサイト「荒川ゆうネット」の
過去ログです。
トップページ
>
歴史探訪
>
荒川区の昔話
荒川ゆうネットは、平成16年から22年までに開設されていたサイトです。
内容は、掲載当時のものとなります。
このページでは、荒川区各地に残る昔話を紹介しています。
情報提供協力:荒川ふるさと文化館
荒川ふるさと文化館常設展示「あらかわ史跡・文化財データけんさく」より
現在の町屋7丁目、尾竹橋公園付近は槙の屋と言われ、昔、それは大きな雑木林がありました。槙の屋は荒川が大きく彎曲しているところで、江戸時代、川越夜船の船頭にとっての難所とされていました。
ある朝早く、市場へ野菜を売りに出かけた町屋の百姓が、荷の重さに疲れ、一本の丸太に腰かけて、一服していると、なぜか丸太が動くような気がしました。不思議に思って丸太をよく見ると、それは縦に動くのです。
なんと百姓が座っていたのは丸太ではなく、大蛇の上だったのです。
あまりにも大きな蛇だったので、その主の通った跡は、幅一尺にも草が押しつぶされていました。それを見た百姓は、腰を抜かさんばかりにびっくりして、逃げ帰ったそうです。
ページの先頭に戻る
問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
前のページへ戻る
トップページへ戻る