2　前項の規定にかかわらず、社会福祉施設等に入所している者及び医療機関に長期間入院している者については、前条の規定による登録から除外するものとする。

2　区は、避難行動要支援者名簿の記載事項を、正確かつ最新の内容に保つよう努めるとともに、避難行動要支援者名簿に掲載されている者が死亡、転出等により第4条第1項の規定に該当しなくなった場合には、同名簿から抹消するよう努めるものとする。

2　第4条第1項第2号に該当する者(同項第1号に該当する者を除く。)であって、第3条の規定による登録を受けようとするものは、あらかじめ荒川区避難行動要支援者情報の登録申請書兼名簿情報事前提供同意書(別記第1号様式)により区長に申請しなければならない。

3　区長は、前項の規定による申請があったときは、その内容を審査し、避難行動要支援者名簿への登録の可否を決定し、その内容を荒川区避難行動要支援者登録事業登録決定・却下通知書(別記第2号様式)により通知するものとする。

2　第4条第1項第1号に規定する者のうち前項の規定により避難支援等関係者に名簿情報を提供することに同意する者は、荒川区避難行動要支援者名簿情報の事前提供同意書(別記第3号様式。以下「事前提供同意書」という。)を区長に提出しなければならない。

3　前項の規定にかかわらず、災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、避難行動要支援者の生命又は身体を災害から保護するために特に必要があると認めるときは、法第49条の11第3項の規定により、避難支援等の実施に必要な限度で、避難支援等関係者その他の者に対し、名簿情報を提供することができるものとし、当該提供については、本人の同意を得ることを要しないものとする。

2　名簿情報受領者は、前項各号のいずれかに違反する事由が生じたときは、直ちに区長に申し出なければならない。

3　第7条第1項に規定する名簿情報の事前提供を行う場合、区及び名簿情報受領者は、名簿情報の適正な管理に関し、あらかじめ覚書を締結するものとする。

4　名簿情報受領者は、災害の発生のおそれが無くなった場合及び自らが避難支援等関係者に該当しなくなった場合は、速やかに提供を受けた名簿情報を区に返還しなければならない。

5　区長は、名簿情報受領者に対し、名簿情報の保護に関し、必要に応じて指示又は調査を行うことができる。

6　区長は、名簿情報受領者が名簿情報を適正に管理できないと認めた場合には、当該名簿情報を返還させることができる。

2　第7条第1項の規定による名簿情報の提供は、前項の規定により更新した最新の名簿情報について行うものとする。

3　第1項の規定により更新した名簿情報に記載の避難行動要支援者名簿の提供を受けた避難支援等関係者は、更新前の名簿情報が記載された避難行動要支援者名簿を区に返還または、判別不可能な状態に破壊または消去しなければならない。

2　第3条の規定による登録を受けた避難行動要支援者のうち、第4条第1項第2号に規定する者は、必要に応じて個別避難計画を作成し、区長に提出するものとする。

2　第3条の規定により避難行動要支援者名簿に登録された者のうち第4条第1項第2号に該当する者は、第3条の規定による登録の抹消を希望するときは、荒川区避難行動要支援者情報の登録(変更・抹消)届により区長に申し出るものとする。

3　第7条第2項に規定する事前提供同意書を区長に提出した者が、当該書面による同意を取り下げる場合は、荒川区避難行動要支援者情報の事前提供同意取下届(別記第6号様式)を区長に提出しなければならない。

4　区長は、第1項、第2項又は前項の規定による申出があったときは、避難行動要支援者名簿を更新するものとする。

5　前項の規定によるほか、区長は、避難行動要支援者名簿の内容に変更が生じたときは、法第49条の10第3項の規定により、避難行動要支援者名簿の内容を更新することができる。