○荒川区ムーブ町屋条例施行規則

平成8年2月1日

規則第5号

(趣旨)

第1条 この規則は、荒川区ムーブ町屋条例(平成7年荒川区条例第27号。以下「条例」という。)の施行について、必要な事項を定めるものとする。

(指定管理者の指定の申請)

第2条 条例第5条の規定による申請に必要な書類は、次に掲げるものとする。

(1) 事業報告書

(2) 当該団体の定款、登記事項証明書、役員名簿等その他団体の概要がわかる書類

(3) 第1号の事業計画書を提出する日の属する事業年度の収支予算書及び事業計画書並びに前事業年度の収支決算書及び事業報告書

(4) 当該団体の活動実績書

(5) その他区長が必要と認めるもの

(事業報告書)

第2条の2 地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第7項の規定により指定管理者は、区長が指定する日までに、その管理する公の施設に関する次に掲げる事項を記載した事業報告書を作成し、区長に提出しなければならない。ただし、年度の途中において同法第244条の2第11項の規定により指定を取り消されたときは、その取り消された日から起算して30日以内に当該年度の当該日までの間の事業報告書を提出しなければならない。

(1) 管理業務の実施状況及び利用状況

(2) 管理に係る経費の収支状況

(3) 前2号に掲げるもののほか、管理の実態を把握するために必要なもの

(一部改正〔令和5年規則38号〕)

(書類の備付け)

第2条の3 指定管理者は、区長の承認を得て、次に掲げる書類を備えなければならない。

(1) 荒川区ムーブ町屋利用申請書

(2) 荒川区ムーブ町屋利用承認書

(3) 荒川区ムーブ町屋利用承認事項変更・取消申請書

(4) 荒川区ムーブ町屋利用変更・取消承認書

(5) 荒川区ムーブ町屋利用料金減免申請書

(6) 荒川区ムーブ町屋利用料金還付申請書

(7) 荒川区ムーブ町屋利用承認取消・制限・停止通知書

(一部改正〔平成28年規則35号〕)

(利用時間)

第3条 ムーブ町屋の施設及び附帯設備(以下「施設等」という。)の利用時間は、指定管理者の利用の承認を受けた時間とし、準備及び原状回復に要する時間を含むものとする。

(一部改正〔平成29年規則33号〕)

(利用の申請)

第4条 条例第10条第1項の規定により施設等を利用し、又は同条第2項の規定によりムーブ町屋の施設に特別の設備をし、若しくはムーブ町屋の附帯設備以外の器具を利用しようとする者は、荒川区ムーブ町屋利用申請書(以下「申請書」という。)を指定管理者に提出し、その承認を受けなければならない。

2 前項の規定による申請は、次に掲げる期間内にしなければならない。ただし、区長が特に必要があると認めたとき、又は指定管理者が必要と認め、区長が承認したときは、この限りでない。

(1) 荒川区(以下「区」という。)及び公益財団法人荒川区芸術文化振興財団(以下「財団」という。)

 多目的ホール又は会議室を利用する場合 利用しようとする日(以下「利用日」という。)の属する月の13月前の1日から利用日の5日前まで

 スタジオを利用する場合 利用日の属する月の13月前の1日から利用日の2日前まで

(2) 区内に住所若しくは事務所若しくは事業所(以下「事務所等」という。)を有し、又は区内の事務所等に勤務する者

 多目的ホール又は会議室を利用する場合 利用日の属する月の12月前の1日から利用日の5日前まで

 スタジオを利用する場合 利用日の属する月の12月前の1日から利用日の2日前まで

(3) 前2号に掲げるもの以外のもの

 多目的ホール又は会議室を利用する場合 利用日の属する月の11月前の1日から利用日の5日前まで

 スタジオを利用する場合 利用日の属する月の11月前の1日から利用日の2日前まで

3 前項の場合において、申請受付の開始日(以下「申請開始日」という。)条例第8条の休館日に当たるときは、それぞれ当該日以降の直近の開館日を申請開始日とし、申請受付の末日が休館日に当たるときは当該日の直前の開館日を申請受付期間の末日とする。

4 第2項第1号同項第2号の申請開始日が同一となった場合は、申請開始日の申請に限り、第1号の者を優先して受け付けることができる。

(一部改正〔平成24年規則33号・令和3年41号・4年26号〕)

(予約)

第5条 施設等の利用に当たっては、申請開始日後において、前条第1項の規定による申請を行う前に、電話その他別に定める方法により予約をすることができる。この場合においては、予約後1週間以内に申請書を指定管理者に提出しなければならない。

2 前項の場合において、当該期間内に申請書の提出がないときは、当該予約の取消しがあったものとする。

(一部改正〔平成29年規則33号〕)

(利用の承認)

第6条 指定管理者は、前2条の規定による申請について利用を承認したときは、荒川区ムーブ町屋利用承認書(以下「承認書」という。)を交付するものとする。ただし、前条第1項の規定による申請の場合は、申請書の提出があった後に承認書(第8条第2項の規定による荒川区ムーブ町屋利用変更・取消承認書を含む。)を交付する。

2 前項の規定による利用の承認は、申請(前条の規定による予約を含む。以下この項において同じ。)の順序によるものとし、同時に申請があったときは、抽選によるものとする。

(一部改正〔平成28年規則35号・29年33号〕)

(承認書の提示)

第7条 前条第1項の規定により承認書の交付を受けた者(以下「利用者」という。)は、施設等の利用に際し当該承認書を係員に提示しなければならない。

(利用承認事項の変更等)

第8条 利用者は、利用の承認を受けた事項の変更又は利用の取消しをしようとするときは、荒川区ムーブ町屋利用承認事項変更・取消申請書を指定管理者に提出しなければならない。この場合において、承認を受けた事項の変更をしようとするときは、多目的ホールの利用の変更をしようとする場合は変更前の利用日の15日前までに、その他の施設の利用の変更をしようとする場合は変更前の利用日の5日前までに承認書を添えて当該申請をしなければならない。ただし、区長が特に必要があると認めたとき、又は指定管理者が必要と認め、区長が承認したときは、当該期限を変更することができる。

2 前項の規定による変更の申請は、1回とする。ただし、区長が特に必要があると認めたとき、又は指定管理者が必要と認め、区長が承認したときは、この限りでない。

3 指定管理者は、第1項の規定による変更又は取消しの申請を承認したときは、荒川区ムーブ町屋利用変更・取消承認書を交付するものとする。

4 前項の規定による変更の申請の承認をした場合において、既納の利用料金の額が変更後の利用料金の額より少ないときは、利用者は直ちにその差額を納付しなければならない。

(一部改正〔平成28年規則35号・29年33号〕)

(多目的ホールを利用する場合の利用料金)

第8条の2 条例別表備考第2項に規定する当該公演等に係る準備、舞台練習等は、開場時間までの準備及び閉場時間(終演30分後をいう。)からの後片付けを含むものとする。

(一部改正〔平成29年規則33号〕)

(入場料等徴収者に対する利用料金の加算の免除)

第9条 条例別表備考第3項に規定する規則で定める場合は、入場者より徴収する入場料又はこれに類するものの額が5,000円以下の場合とする。

(商品展示者等に対する利用料金の加算)

第10条 条例別表備考第4項に規定する規則で定める額は、次に掲げる額とする。ただし、区内に住所若しくは事務所等を有するものが、ムーブ町屋の施設で商品の展示をしようとする場合は、加算しない。

(1) 区内に住所若しくは事業所等を有するものが、ムーブ町屋の施設で商品の展示即売をしようとする場合 規定の利用料金の額の100分の50に相当する額

(2) 区外に住所若しくは事業所等を有するものが、ムーブ町屋の施設で商品の展示をしようとする場合 規定の利用料金の額に相当する額

(3) 区外に住所若しくは事業所等を有するものが、ムーブ町屋の施設で商品の展示即売をしようとする場合 規定の利用料金の額の100分の200に相当する額

第11条 削除

(削除〔平成24年規則33号〕)

(利用料金納付の特例)

第12条 条例第14条第2項の規定による多目的ホールの利用に係る利用料金の納付について、指定管理者が特別の理由があると認めた場合の利用料金の納付方法は、次のとおりとする。

(1) 区又は財団が利用する場合 利用日の前日までに納付することができるものとする。

(2) 利用承認の際に利用料金の全額を納付することが困難であると認められる場合 利用承認の際に規定の利用料金の額の100分の50以上に相当する額を納付したときに限り、残額は利用日の15日前までに納付することができるものとする。

(3) 利用承認の際に利用料金の額の100分の50以上の額を納付することが特に困難と認められる場合 利用日までに納付することができるものとする。

(一部改正〔平成24年規則33号〕)

(利用料金の減免)

第13条 条例第15条の規定によりムーブ町屋の施設の利用料金の額を減額することができる場合は次に掲げるとおりとし、条例第13条第1項に規定する利用料金の額の100分の50に相当する額(100円未満の端数は切り捨てる。)を減額することができる。

(1) 区又は官公署が、自ら行政目的のために利用するとき。

(2) 公共的団体が、自ら又は区若しくは官公署と共同で公益目的のため利用するとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、区長が特別の理由があると認めたとき。

2 前項の規定にかかわらず、区が芸術文化事業を主催するときは、ムーブ町屋の利用料金を免除することができる。

3 前2項の規定により利用料金の減額又は免除を受けようとする者は、荒川区ムーブ町屋利用料金減免申請書を第4条の規定による利用の申請の際に、指定管理者に提出しなければならない。

(利用料金の還付)

第14条 条例第16条ただし書の規定により既納の利用料金の全部又は一部を還付することができる場合及びその還付の額は、別表に掲げるとおりとする。

2 前項に規定する利用料金の還付を受けようとする者は、荒川区ムーブ町屋利用料還付申請書に承認書を添えて指定管理者に提出しなければならない。

(一部改正〔平成24年規則33号・29年33号〕)

(利用承認の取消し等)

第15条 指定管理者は、条例第18条の規定により利用の承認を取り消し、又は利用を制限し、若しくは停止するときは、荒川区ムーブ町屋利用承認取消・制限・停止通知書を交付するものとする。ただし、緊急の場合は、この限りでない。

(利用者の義務)

第16条 利用者は、施設等の利用に際し、条例及びこの規則を遵守するほか、係員の指示に従わなければならない。

(入館の制限)

第17条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、ムーブ町屋への入場を断り、又は退場させることができる。

(1) 他人に危害を及ぼし、又は他人に迷惑となるおそれがあると認められる者

(2) 飲酒又は薬物の影響等で管理上支障があると認められる者

(3) ムーブ町屋内において、許可なく物品の販売その他の営業行為をすると認められる者

(4) 前3号のほか、管理上支障があると認められる者

(委任)

第18条 条例及びこの規則に定めるもののほか、ムーブ町屋の管理及び運営について必要な事項は、別に定める。

この規則は、平成8年6月1日から施行する。ただし、使用の申請その他使用のために必要な準備行為に係る規定は、公布の日から施行する。

(平成11年12月13日規則第48号)

この規則は、平成12年1月1日から施行する。

(平成13年8月1日規則第44号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成13年10月1日規則第49号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成14年5月31日規則第44号)

この規則は、平成14年6月1日から施行する。

(平成15年3月17日規則第7号)

この規則は、平成15年4月1日から施行する。

(平成16年3月31日規則第21号)

1 この規則は、平成16年4月1日から施行する。

2 この規則の施行の際、この規則による改正前の荒川区ムーブ町屋条例施行規則の規定により既にこの規則の施行の日以後の使用に係る使用の承認を受けている者は、この規則による改正後の荒川区ムーブ町屋条例施行規則の規定により使用の承認を受けたものとみなす。

(平成16年6月29日規則第51号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成18年3月28日規則第22号)

この規則は、平成18年4月1日から施行する。

(平成19年8月1日規則第45号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成24年3月30日規則第33号)

この規則は、平成24年4月1日から施行する。

(平成28年3月30日規則第35号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成29年3月31日規則第33号抄)

(施行期日)

1 この規則は、平成29年4月1日から施行する。

(令和3年6月30日規則第41号抄)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(令和4年3月31日規則第26号)

この規則は、令和5年4月1日から施行する。

(令和5年4月1日規則第38号)

この規則は、公布の日から施行する。

別表(第14条関係)

(一部改正〔平成24年規則33号・29年33号・令和4年26号〕)

施設等

還付する場合

還付額

施設

多目的ホール

利用者の責めによらない理由により利用できないとき。

利用料金の額に相当する額

利用者が利用日の1月前までに利用を取り消したとき。

利用料金の額の100分の75に相当する額(100円未満の端数は切り捨てる。)

利用者が利用日の15日前までに利用を取り消したとき。

利用料金の額の100分の50に相当する額(100円未満の端数は切り捨てる。)

スタジオ及び会議室

利用者の責めによらない理由により利用できないとき。

利用料金の額に相当する額

利用者が利用日の10日前までに利用を取り消したとき。

利用料金の額の100分の75に相当する額(100円未満の端数は切り捨てる。)

利用日が使用日の5日前までに利用を取り消したとき。

利用料金の額の100分の50に相当する額(100円未満の端数は切り捨てる。)

附帯設備

利用者が附帯設備を利用しなかったとき。

利用料金の額に相当する額

荒川区ムーブ町屋条例施行規則

平成8年2月1日 規則第5号

(令和5年4月1日施行)

体系情報
第13編 区民生活/第4章
沿革情報
平成8年2月1日 規則第5号
平成11年12月13日 規則第48号
平成13年8月1日 規則第44号
平成13年10月1日 規則第49号
平成14年5月31日 規則第44号
平成15年3月17日 規則第7号
平成16年3月31日 規則第21号
平成16年6月29日 規則第51号
平成17年3月31日 規則第26号
平成18年3月28日 規則第22号
平成19年8月1日 規則第45号
平成24年3月30日 規則第33号
平成28年3月30日 規則第35号
平成29年3月31日 規則第33号
令和3年6月30日 規則第41号
令和4年3月31日 規則第26号
令和5年4月1日 規則第38号