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更新日:2021年2月3日
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この作品は平成30年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第13回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は石渡真衣子氏です。
制作者の作品説明
今回、私は「自分を探す」をテーマに制作しました。
雲の上に乗っている子は、私の分身のようなものです。未熟な私が鳥たちに導かれながら、自分を探す旅に出ている姿を表現しました。
また、ここで登場している鳥たちは仏教神話の“浄土の六鳥”をモチーフにしており、仏様が様々な鳥に姿を変えて、この旅の道案内をしてくれています。
社会の中の他人から向けられる目で自分の価値が決まり、本来の自分にしっかりと目を向ける事が出来なくなった時、今まで関わってくれた人たちや、そこでの自分を振り返ることにしました。素直な気持ちで表現することを心がけ、制作しました。そうして、迷子になっていた自分を再確認し、認めることができたような気がしています。
こうした思いを持って制作したこの作品が、荒川区長賞を受賞し、多くの方に今後もみていただけることを、とても光栄に嬉しく思います。
所在地 |
荒川2-50-1 ゆいの森あらかわ(2階コミュニティブリッジ) |
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制作者 |
石渡真衣子 |
彫刻材料 |
漆、麻布、スタイロフォーム等 |
サイズ(mm) |
H370×W860×D560mm |
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