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区では、区民の皆様のご意見や生活実態などを把握するため、毎年、区政世論調査を実施しています。
調査の結果は、より良い区政サービスを実施していくための基礎資料として活用しており、更なる取組につなげています。そこで、令和5年度に実施した第48回区政世論調査の主な結果と、結果に対して現在行っている区の取り組みの一部をご紹介します。
※注釈 区の取組みは、令和7年3月時点の内容です。
「家具の転倒・落下・移動防止器具」と「感震ブレーカー」の設置を推進していくため、若年層向けに「まなBOSAI」(区の防災サイト)での普及啓発や、出張あらBOSAI・区民祭り等のイベントでのチラシ配布やパネル展示を実施したほか、小中学校等での防災講話において、保護者向けに設置費用の助成制度に関するパンフレットや、簡易型感震ブレーカー無料配付の申請書を配布しました。パンフレットは高齢者にも分かりやすいものとするとともに、若年層の目を引くデザインを意識して20~30代の職員を中心に作成しました。
さらに、高齢者向けに、庁内の関係部署と協力し、戸別訪問での啓発活動、地域のケアマネジャーを対象とした防災講話、高齢者の利用の多い区内の18公衆浴場においてパンフレットを設置したほか、不燃化特区内の全戸(マンションを除く)へのリーフレット配布を実施しました。また、東京電力パワーグリッド株式会社による分電盤の点検時にあわせた周知や、区窓口で「感震ブレーカー」の申請者に対して「家具類の転倒・落下・移動防止対策器具」の助成についても併せて案内することで、申請数の増加につなげることができました。
令和7年度からは、木造密集地域について、当該地域の木造家屋世帯に対する助成制度の補助率を拡充して、集中的に出火防止対策を推進し、震災に伴う火災の発生と延焼の拡大の防止を図っていきます。
日常生活において歩行又はそれと同等の身体活動を一日1時間以上実施しているかお聞きしたところ、実施している方の割合は70.1%でした(1時間の歩行は6,000歩程度に換算されます)。
国は一日あたりの歩数の目標値を7,100歩程度としており、運動習慣の更なる促進が必要であることから、楽しみながら気軽に健康づくりに取り組めるようインセンティブ(特典)を取り入れた健康づくり支援として、歩数などでポイントが得られる健康アプリ「あらかわ健康チャレンジ」を令和7年1月から導入しました。
また、身体活動が低下しやすく、社会との繋がりを失いやすい高齢者の運動環境整備(通いの場)として、区内19会場(25グループ)で実施している「荒川区健康づくり体操」を引き続き実施するとともに、地域で自主的に活動する「自主運営会場」への支援として、荒川区健康づくり体操リーダー養成講座説明会の開催や、理学療法士(PT)の助言をまとめた資料を会場運営に活用してもらうなど、更なる通いの場の充実を目指します。
区では、区民一人ひとりが生涯にわたって心身ともに健康で生き生きと暮らせるまち「生涯健康都市あらかわ」の実現を目指すため、「荒川区健康増進計画(令和6年度から11年度)」を策定し、「健康状態が良いと感じる人を増やす」ことを重点目標とし、一人ひとりの健康づくりを支援するための指針を定めています。この計画に基づき、区民の皆様の健康づくりのため、今後も様々な施策に取り組んでまいります。
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