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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、お子様の学校がお休みになり、通常の生活との違いなどからストレスが溜まってしまい親子で一緒にいることが辛くなってしまうことがあるかもしれません。
そこで、こうした状況下でも、安定した気持ちで過ごせるよう次に述べる10の方法を紹介します。
ご自身の苛立ちを心の中の感情温度計をイメージして自覚すると冷静に対応できます。
5 切れる | 誰かを頼りましょう |
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4 切れる間近 | 危険ではないことを確認して部屋を出るなど試みましょう |
3 著明な苛立ち | 子どもと距離を取りましょう |
2 中等度苛立ち | リラクセーションを使いましょう |
1 少し苛立ち | 自覚しましょう |
0 安定 |
互いの苛立ちの度合いを感情温度計で測り合ってみましょう。
そして、子どものぐずりや親自身の苛立ちは、お互いにとって「非日常の異常な事態に対するあたりまえの反応」であることを共有しましょう。
お子さんも友だちに会えず、外で遊ぶこともできず、イライラしているかもしれません。子どもの気持ちにも注意を払いましょう。
子どもが自分の気持ちを伝えたり、不安に関して質問しやすいような雰囲気を作り、話す時間を確保しましょう。
子どもは重症になることは少ないですが、他の人に移さないように、少し我慢して頑張ろうなどと説明しましょう。
この状況は子どもにとってストレスであり、子どものせいではありません。手洗いを含め、楽しく教える方法を考えて、褒めることを心がけましょう。
子どもにとって不安がある時には、自分の力で「できた」という思いを持つことが助けになるので、一緒に考えて、何をするかを一緒に決めることが子どもにとって大切です。
子どもは遊びの中で不安を乗り越えていきます。できる範囲で外遊びやお絵かきなど、子どもらしい活動を確保してあげましょう。
悩みや疑問が生じたら、抱え込まずに相談しましょう。(荒川区の各相談窓口)
発達障害(自閉症スペクトラム症や注意欠如多動症等)などの発達に偏りのあるお子さんやメンタルヘルスの問題を抱えているお子さんは不安が著しく強くなるなどの難しさが生じることがあります。そのような時には主治医と相談しましょう。
日本小児科学会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
「感情温度計・リラックス法の紹介などの10のアドバイス」の詳しい内容については、日本小児科学会のホームページをご覧ください。
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