更新日:2023年11月11日
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荒川区では、11月11日(土曜)、日暮里駅前イベント広場において、「日暮里道灌まつり」を開催しました。
当日は、太田道灌ゆかりの自治体等による物販・PRや「伊勢原手作り甲冑隊」、「ゆるキャラ出演のビンゴ大会」などのイベントが行われ、会場はたくさんの来場者で賑わっていました。
午前10時、すでに多くの来場者がある中、「日暮里道灌まつり」が幕を開けました。オープニングセレモニーには、太田道灌公18代目子孫の太田資暁(おおた すけあき)氏のご登壇もありました。
ステージでは、都立農産高等学校和太鼓部や区立諏訪台中学校吹奏楽部の演奏が行われ、会場を盛り上げたほか、荒川区生まれで荒川区育ちの二代目紙芝居屋として知られている、三橋とらさんによる紙芝居が上演され、紙芝居の中で繰り広げられる太田道灌の世界に大人も子どもも夢中になって見入っていました。
神奈川県伊勢原市からは、「伊勢原手作り甲冑隊」による寸劇が披露され、最後は「エイエイオー!エイエイオー!」と来場者と一緒に鬨を上げました。
また、太田道灌ゆかりの自治体等のゆるキャラが集合して、「ゆるキャラ出演ビンゴ大会」が行われ、会場は読み上げられる数字に一喜一憂する参加者の熱気に包まれました。
太田道灌ゆかりの自治体・店舗による物販・PRブースでは、神奈川県伊勢原市、日吉商店街連合会(神奈川県川崎市)、埼玉県越生町、埼玉県さいたま市、埼玉県川越市、埼玉県秩父市、埼玉県東松山市、東京都北区、太田酒造株式会社東京営業所が出店し、来場者は各地から直送された特産品やご当地グルメを堪能していました。
太田道灌は、室町時代に江戸城を築城した人物として知られており、荒川区内にも江戸城の出城(でじろ)があったと伝えられる日暮里の道灌山や、三河島に残る山吹の里伝説、道灌が支援した武蔵千葉氏の居城・石浜城址(いしはまじょうし)等、ゆかりの地が多く存在しています。
日暮里駅前広場には、東京荒川ライオンズクラブから寄贈された太田道灌公の騎馬像「回天一枝(かいてんいっし)」(平成元年建立)のほか、「山吹の里伝説」にちなんだ「山吹の花一枝」像(平成30年建立)があります。
会場入口の様子
伊勢原手作り甲冑隊
三橋とらさんの紙芝居
ゆるキャラ出演ビンゴ大会
物販・PRブースの様子