令和4年度一般会計補正予算（第4回）を議決しました～原油価格・物価高騰への緊急対策により区民の暮らしと地域経済を守ります～

　区は、原油価格や物価高騰が続く中で、大きな影響を受けている子育て世帯や区内中小企業等に対する緊急対策として、一般会計約4億3千万円の補正予算を編成し、令和4年12月8日（木曜）に荒川区議会11月会議において議決しました。

1【区独自】子育て世帯給付金支給事業　250,000千円

• 物価高騰等の影響を受ける子育て世帯の生活を支援するため、児童手当受給世帯等に対し給付金を支給します。
• 児童手当受給世帯等の児童1人につき1万円を給付します（所得制限なし）。

2保育所等物価高騰緊急対策事業　67,017千円

物価高騰に直面する中、利用者から物価高騰分を徴収することが困難な保育所等を支援するため、保育所等に対する物価高騰緊急対策事業を実施します。

対象施設

1. 認可保育園（保育所型認定こども園含む）、認証保育所、小規模保育事業所、家庭的保育事業所、家庭福祉員、認可外保育施設、私立幼稚園等
2. 一時預かり事業、定期利用保育事業、病児保育事業

対象児童数

1. 各月の月初日在籍児童数の合計
2. 延利用児童数

補助基準額

1. 児童1人当たり月額1,465円
2. 児童1人当たり日額60円

3【区独自】タクシー料金改定に伴う負担軽減対応　7,659千円

タクシー料金改定に伴い、福祉タクシー事業及びツインズサポート事業の支給上限を引き上げ、利用対象者の負担軽減を図ります。

支給対象者

福祉タクシー事業

• 区内在住で、愛の手帳1・2度、下肢・体幹機能障がい1～3級
• 視覚障がい1級・2級等の手帳所持者

ツインズサポート事業

区内在住で4月1日現在、0歳児から5歳児までの多胎児を養育する家庭

支給上限額（引上げ額）

※令和4年11月分から引上げ

福祉タクシー事業

• 引き上げ前　40,800円（年）
• 引き上げ後　43,300円（年）（2,500円増）

ツインズサポート事業

• 引き上げ前　20,000円（年）
• 引き上げ後　21,200円（年）（1,200円増）

4【区独自】原油価格・物価高騰等対策支援事業補助金の創設　101,220千円

原油価格・物価高騰等により大きな影響を受けている区内中小企業を対象に、経営基盤の強化につながる新たな設備等の導入を支援するための補助金を創設します。

補助対象者

区内で1年以上継続して事業を営んでいる者で、直近決算期の売上高または税引前当期利益（個人事業主は営業所得）が前期又は前々期と比較して減少している区内中小事業者

補助対象経費

固定費の削減等に繋がる機器（LED照明機器、高効率の業務用機器等）の導入等に要する経費

補助率・補助上限額

補助率4分の3・補助上限額200万円