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荒川区では子どもたちに食品ロス削減、地球温暖化の防止を考えてもらおうと、絵本「あらペンのおねがい」を制作しました。
この日は、絵本の作者である松田奈那子さんをお招きして、絵本の完成を記念して講座を開催しました。
初めに絵本作家松田奈那子さんのあいさつがあり、続いて尾久図書館の司書による読み聞かせ、ワークショップ、松田奈那子さんのサイン会などが行われ、9組20人の親子が参加しました。
熱心に朗読を聞いていた尾久小学校4年の山田悠喜(やまだ・ゆうき)君10歳は「ごはんの無駄をなくしたい。」と話してくれました。道灌山幼稚園に通う佐々木香穂(ささき・かほ)ちゃん4歳のおかあさんは「幼稚園で絵本が配られるのがたのしみ」と語ってくれました。また、ワークショップでは、子どもたちが、ボトルキャップを回収するためのペンギンのデザインのリサイクルボックスを作りました。
この絵本は、区の清掃リサイクル推進課が、日本だけで年間約600万トンも捨てられている食品ロスを少しでも削減し、食べ物の大切さを荒川区の子どもたちに知ってもらおうと、荒川区西尾久在住の絵本作家松田奈那子さんに依頼し制作しました。制作にあたり、区立保育園の保育士もアイデアを出し合い、尾久図書館も協力しました。
ペンギンのぬいぐるみが「あらペン」が食品ロスや地球温暖化の問題をやさしく子供たちに教え、子どもたち一人一人が食品ロスや温暖化について考えるようになる。という内容です。
一人でも多くの子どもたちはもちろん、一緒に読んでくださるお父さん・お母さん・ご家族、子育て世代を見守るシニア世代の方々にも「あらペンのおねがい」をとおして「食品ロス」を考えてほしいという願いで作られました。絵本は4,800部発行し、うち3,400冊は今年度と来年度に区内保育園と幼稚園の5歳児童に贈られます。
荒川区西尾久在住。これまでに「やさい ぺたぺた かくれんぼ」などの造形遊びシリーズ、「ゆきのようせい」など絵本を多数発表。尾久図書館のイベントにご協力いただくなど荒川区と関係が深い。
絵本作家 松田奈那子さん
完成したリサイクルボックス
ワークショップ
読み聞かせの様子
お問い合わせ
環境清掃部清掃リサイクル推進課啓発指導係
〒116-0001荒川区町屋五丁目19番1号
電話番号:03-5692-6697
ファクス:03-3895-4133
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
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