令和6年度の申告期間を迎えるにあたって

荒川区長
西川　太一郎

　世相を漢字一字で表す「今年の漢字」に、令和5年は「税」が選ばれました。このことから、税に対する皆様の関心が非常に高いことを改めて実感しております。
　税は、より良い地域社会を築いていくために、私たち皆が社会の構成員として応分に分かち合うものです。そして、税のあり方を考えることは、これからの荒川区の姿を考えることに通じます。
　さて、令和4年度決算の特別区税の収入額は過去最高を更新し、約194億2000万円となりました。これは、区民の皆様の日ごろからのご尽力と、税の意義や役割に関するご理解を深めていただいた結果であり、深く感謝申し上げます。
　皆様からお預かりした貴重な税は、子育て環境の整備、感染症対策や災害対策等の命と安全・安心を守る取り組み、地域福祉の向上、地域の活性化、脱炭素社会の実現に向けた取り組み等、区民の皆様の幸福の実現やさまざまな社会問題への対応によって明るい未来へと歩みを進めるために、区民の皆様が求める真のニーズを捉え、効果的に活用して参ります。　　
　2月より令和6年度の申告期間を迎えます。区民の皆様におかれましては、引き続き期限内申告および納期内納税につきましてご理解とご協力をお願いいたします。