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 戦後に兄の店を引き継いで、かれこれ50年近くやっています。昭和30年〜40年は、日暮里駄菓子問屋街の全盛期で140〜150件近くあったと思いますよ。
問屋仲間の3件で入居したけど、話し合いで、あさひやさん・村山商店は1階を半分づつに分けて使い、うちは2階ということになりました。横の繋がりはありますが、駄菓子問屋組合という組織は今はありませんね。
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在庫管理も大変。
頭を使うからこの仕事を続けている限りボケないでしょうね。でもその前にくたびれっちまうかも(笑) |
は厳しい状況ですが、身体が続く限りは一生懸命商売を続けます。平成20年にビルが建ったらそこでも商売を続けるつもりです。
新しいビルで駄菓子問屋をやってどうかという声もありますが、やってみなきゃわからない。やってみて初めて、これは良いとかダメだったとか言えると思うんです。出来るだけ頑張ります!
付き合いのある仲介業者は、東京以外にも大阪や名古屋などに9件あります。おもちゃを扱う仲介業者は、月1回の集金の時に新商品のサンプルをスーツケースいっぱいに持って来るんですよ。(取材日は大阪から仲介業者さんがいらしてました・下記写真参照)
やっぱり実物を見ないとわからないですからね。選ぶポイントは子どもの気持ちになって何が欲しいかを考えるんです。長年この商売をしていると、売れる物売れない物はだいたい分かります。
やっぱり、何の商売でもそうでしょうが、経験がものを言いますね。
最近の子どもに人気のある商品は、ピカピカ点滅する光り物で、良く出ますね。昨年は需要に供給が追いつかなくなって在庫がなくなったくらいです。その分今年は、早くから市場に出回ってます。また、東京の子は、昆虫シリーズが大好きです。反対に地方では、実物がいますから、昆虫のおもちゃは売れません。
 ちの場合は2階にありますが、店の面積は以前の店の4倍もあるので、広くて作業がやりやすいです。色々とユニークな品揃えが自慢ですから、是非2階に上がってきてください。
お店のピーアールは、仮店舗ですが今まで通りのサービス精神で営業していますということです。値段も変わりませんよ。将来はあの場所に戻りますが、それまでの間、皆さん変わらずこちらに遊びに来てください!
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