近藤 幸男(こんどう ゆきお)Kondo Yukio

更新日:2018年2月21日

貴金属加工 昭和6年生まれ・東日暮里在住
当人は、経済産業大臣の指定する「伝統的工芸品」である「東京アンチモニー工芸品」などのアンチモニ―製品を主とした貴金属製品の鋳造を手掛ける職人である。「焼き吹き」「戻し吹き」「冷吹き」「地金吹き」と4種類ある鋳造技法のうち、「戻し吹き」技法に長けている。
「戻し吹き」技法では、湯を型の湯口から注ぎ込んで、10秒から15秒程経った後に、型を逆さにして中の湯を外に空けると湯が型に張り付き、それを取り出すことによって製品を成形する。この「戻し吹き」技法で最も注意すべき点は、型に流し込んだ湯を均一の厚さに保つことであるが、当人は、長年の経験から、型の各部分の温度差を見極め、仕上がりを想定しながら絶妙なさじ加減で均一の厚みを保つことができる。
明治初期に東京の地場産業としてその技術が確立され、100年以上の歴史を有し、世界に類のない伝統的な鋳造技法を当人は引き継いでいる。

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