新規採用の国家公務員100人がMACC会員企業14社を訪問

更新日:2015年3月25日

 将来、国の施策の企画立案などに携わるキャリア官僚の新人研修「平成26年度初任行政研修」の現場訪問が平成26年6月24日(火)に区内企業で行われました。午前は、100人の研修参加者を激励する西川太一郎区長の講話をはじめ、区が推進するMACCプロジェクトの紹介と、個性的な中小企業戦略を語る経営者の講演が行われました。午後は、7班に分かれてMACC会員企業14社を2社ずつ訪問し、モノづくり中小企業の現場で、熱心な研修交流が繰り広げられました。

区長の講話に耳を傾ける研修員の画像
区長の講話に耳を傾ける研修員

“モノづくりのまち・荒川”が研修の場

 「初任行政研修」は、新規採用された国家公務員のうち、将来、各府省で政策の企画立案等に従事することが想定される職員を対象に人事院が毎年実施している、キャリア官僚の新人教育です。
 昨年に続き区内の中小企業を訪問先として実施し、「初任行政研修」対象者のうち、100人が参加しました。

地域産業と企業の戦略を紹介

 基調講演では、区が地域産業の活性化と中小企業振興施策の一つとして推進しているMACCプロジェクトについての説明に次いで、若手経営者らによる分科会「あすめし会」の代表幹事を務める(株)日興エボナイト製造所の遠藤智久代表取締役が「産・学・公・金の連携を進めることで、企業間のネットワークが構築され、新製品開発や広域的な事業展開が促進された。苦境に立つ中小企業にとって、ご縁(連携)とスピード感をもったタイムリーな支援が有効」と公的支援の有用性をアピール。
 また、荒川区工業団体連合会会長でもある大東工業(株)の井上浩代表取締役は「当社が創業79年の社歴を積み上げてこられたのは、他社にない技術を持ち、自社ブランド製品を確立した経営を続けているため。製造業の中には、下請けではなく、自社技術で自立している中小企業も少なくない。その背景には、顧客を大切に思い、顧客ニーズに誠心誠意で応える国民性にある。この徹底した顧客主義こそ、日本の技術力を支えている」と自立型中小企業に共通する企業風土を披露しました。

講演の様子
講演の様子(遠藤氏=左、井上氏=右)

研修員と訪問先企業経営者が熱っぽく意見交換

 研修員の企業訪問では、それぞれの工場見学と、経営者や技術者との意見交換が活発に行われました。訪問先の(株)ムラマツ車輌の山田光男代表取締役は「中小企業はチャレンジしなければ何も生まれない」、精電舎電子工業(株)の松岸則彰代表取締役社長は「日本に育ったモノづくり技術を残さないと日本の産業はなくなる」などと訴え、研修員からは「百聞は一見にしかず」の共通した反応があり、「中小企業が必死に技術を継承し、産業を支えている事例を垣間見た」「町工場の製品が国民生活や産業に直結していると実感した」「実態を直視し、中小企業が円滑に仕事できることを念頭に、公務員としての仕事に当たる」などの声が上がっていました。

企業訪問の様子1
株式会社 ムラマツ車輌

企業訪問の様子2
精電舎電子工業 株式会社

訪問先企業一覧  (ご協力ありがとうございました。) (50音順)

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