隅田川の水質状況について(平成28年度)

更新日:2017年7月24日

 区では、尾竹橋で年12回(毎月1回)、小台橋で年2回、隅田川の水質調査を行っています。
 平成28年4月から平成29年3月までの、主な項目における調査結果は下記のリンクからダウンロードすることができます。


※注釈 環境基準とは
 環境基本法の第16条に基づいて政府が定める環境保全行政上の目標であり、人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準として、終局的に、大気、水、土壌、騒音をどの程度に保つことを目標に施策を実施していくのか、という目標を定めたものです。
 人の健康等を維持するための最低限度としてではなく、より積極的に維持されることが望ましい目標として、その確保を図るものです。

調査項目の説明

水素イオン濃度(pH)

 水中の水素イオン濃度を指数で表したもので、酸性またはアルカリ性の強さを表す指標。
 水素イオン濃度7が中性で、それより小さいほど酸性が強くなり、大きいほどアルカリ性が強くなる。
 通常、淡水は水素イオン濃度7前後を示し、海水は水素イオン濃度8付近を示す。
 隅田川の環境基準は、6.5以上8.5以下。

溶存酸素(DO)

 水中に溶けている酸素の量。有機物で汚濁した水中では、生物化学的酸化により酸素が消費されて溶存酸素が減少するため、水質汚濁の指標の一つとなる。
 魚などの生息には酸素が必要なため、この量が多いほど水質は良い。一般に1リットル当たり2ミリグラム以下になると魚は生息できなくなるとされている。
 隅田川の環境基準は、1リットルあたり5ミリグラム以上。

生物化学的酸素要求量(BOD)

 水中の好気性微生物が有機物を分解するときに消費する酸素の量。河川の水質汚濁の代表的な指標として使われ、一般的にこの値が大きいほど水質が悪いとされている。また、魚介類の生息にとっては1リットル当たり5ミリグラムを超えることは好ましくないとされている。
 隅田川の環境基準は、1リットルあたり5ミリグラム以下。

化学的酸素要求量(COD)

 水中の有機物などを、薬品を使って酸化するときに消費される薬品の量を酸素に換算した値。湖沼の水質汚濁の代表的な指標として使われ、この値が大きいほど水質が悪くなるとされている。また、魚介類の生息にとっては1リットルあたり5ミリグラムを超えることは好ましくないとされている。

浮遊物質量(SS)

 水中に浮遊している粒径2mm未満の不溶性物質の量。浮遊物質が多いと、透明度などの外観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって死んだり、光の透過が妨げられて水中の植物の光合成に影響し発育を阻害したりすることがある。
 隅田川の環境基準は、1リットルあたり50ミリグラム以下。

環境課環境保全係

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