○荒川区俳句のまち宣言
平成27年3月14日
告示第81号
「行春や鳥啼魚の目は泪」
元禄2年3月 この句を矢立初めの句として
松尾芭蕉は その生涯をかけ「奥の細道」へと旅立ちました
芭蕉が渡った千住大橋は 江戸と東北の地を結び
私たちを 俳句の世界へと いざなう大橋として
昔も いまも これからも 隅田川に架かります
私たちの暮らすまちには 人々が行き交い
芭蕉の想いと 四季折々の美しさに導かれ
子規が 一茶が 山頭火が この地で俳句を詠みました
「五・七・五」17文字の無限に広がる世界の中で
私たちは 思いを伝える力をもちます
新しいものを創りだす力をもちます
世界中の人たちと心を結ぶ力をもちます
荒川区は
俳句の魅力を次代につなぐ架け橋として
子どもから大人まで 俳句文化のすそ野をひろげ
豊かな俳句の心を 未来に伝えることを誓い
「俳句のまち あらかわ」を宣言します
平成27年3月14日
荒川区