(目的)

第1条　この要綱は、職務上必要な資格取得を目指し、専修学校、各種学校等の教育機関が実施する講座(荒川区職員ビジネスカレッジ通信教育支援コース受講及び助成要綱(平成21年3月12日付け20荒管職第2400号)第4条に規定する科目に認定された講座を除く。以下「講座」という。)を自発的に受講する区職員に対して受講料等の一部を助成することにより、区職員の一層の資質向上を図り、より質の高い区民サービスの提供を図ることを目的とする。

(助成対象職員)

第2条　助成の対象となる職員は、別表に掲げる資格を取得しようとする荒川区の常勤職員で、当該資格を職務上活用できるものとする。

(助成対象経費)

第3条　助成の対象経費は、次に掲げるものとする。

(助成額等)

第4条　助成額は、次に掲げるとおりとする。

(助成申請)

第5条　第3条第1号に掲げる経費の助成を受けようとする職員は、講座の申込み後速やかに荒川区職員資格取得助成申請書(別記第1号様式。以下「申請書」という。)に、入学説明書又は受講証等の講座の受講を証する書類及び同号に掲げる経費が分かる書類を添えて、区長に提出しなければならない。

(助成決定等)

第6条　区長は、前条の規定による申請があったときは、助成を受けようとする職員(以下「申請者」という。)の能力及び意欲並びに公務への影響を総合的に判断して助成の可否を決定し、荒川区職員資格取得助成決定通知書(別記第2号様式)により、当該申請者にその旨を通知するものとする。

(助成金の請求)

第7条　前条の規定により助成が決定した者は、荒川区職員資格取得助成請求書(別記第3号様式)に、第4条第1項に掲げる経費の支出を証する書類を添付して、区長に助成金の請求をするものとする。

(助成金の支出)

第8条　区長は、前条の規定による請求があったときは、内容を審査の上、荒川区職員資格取得助成金交付決定通知書(別記第4号様式)により、申請者に通知するとともに、速やかに助成金を支出するものとする。

(修了証の提出)

第9条　第6条の規定により助成が決定した者は、講座の受講修了後1か月以内に、修了証等の講座の受講完了を証する書類を区長に提出しなければならない。

(助成金の返還)

第10条　第8条の規定により助成を受けた者は、次の各号に該当する事由が生じたときは、助成金の全部又は一部を返還しなければならない。ただし、区長が、正当な理由があると認める場合は、この限りでない。

(その他)

第11条　この要綱に定めがあるもののほか、必要な事項は別に定める。