荒川区


Appearance of Tokyo 2020 〜pop city〜

この作品は令和2年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第15回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は渡辺慧菜氏です。

制作者の作品説明
自らが生まれ育った場所を象徴的に表現した、郷土愛がテーマの作品です。モチーフとなっている東京は日本の中心的機能を果たす街ですが、そこで生まれ育った私は、故郷としての郷愁と、多くの人々の活動や活気、時代の変化を感じます。一見高層ビルは無機的な壁のようですが、その向こうにはたくさんの人々が存在しています。それは今日、IT産業が発達しSNSなどのネットの中で画面の向こうに不特定多数の見えない人の存在があるのと少し似ている気がします。新型ウィルス感染症拡大以降ネット通信を利用してのやりとりが盛んになり、人との関係が希薄であったこれまでより会えない、見えない人々がより身近に感じられるようになったのではないでしょうか。人が多い東京の街に人物をあえてモチーフとして存在させず、それぞれの地域の文化、環境の特徴をオノマトペ的な要素として形象化し、彫金の伝統技術、金属の持つ表情で形にすることで改めて、現代の東京の風景に様々な思いをめぐらせる契機になれば、と考えています。

所在地

南千住6-45-5 荒川総合スポーツセンター(1階ロビー)

制作者

渡辺慧菜

彫刻材料

銅、真鍮、銀メッキ、ロジウムメッキ、金箔、銀箔

サイズ(mm)

H1220×W2420×D300(金属部分700×1800×240)

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地域文化スポーツ部文化交流推進課
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号
電話番号:03-3802-3111(代表)
ファクス:03-3802-4769


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