この作品は平野千里氏の「鏡獅子(大)」です。
華やかでおめでたいところから歌舞伎界で新年によく演じられます。作品は緞帳がおりる前の最後の場面です。
鏡獅子の模様はほぼ決まっていて、あげは蝶、火炎太鼓、牡丹、などの模様をそれぞれの演者が独自に工夫しています。作品は誰からの衣装という設定はありません。国立劇場の入り口に置かれている、平櫛田中作「鏡獅子」の彩色を平野富山氏が担当した関係で、六代目菊五郎の写真がたくさん残っていて、くまどりはその写真が参考となりました。
荒川2-50-1 ゆいの森あらかわ(3階)
平野千里
木彫
H530×W590×D390mm
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