荒川区


朱夏の夢

この作品は平成29年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第12回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は山村美葵氏です。

制作者の作品説明
(コンセプト)
漆とガラスを使って、金魚の浮遊感と生命力を表現しました。金魚は長い時間と労力をかけて人間に改良された生き物です。そのため、生物として不必要で華美な造形で成り立っています。でもだからこそ美しく、不思議な生命力をもった、夢のような生き物であると思います。                                            (構造)                         
白く透けているヒレや尾びれのところだけがガラスで出来ており、赤や白く色のついているところは土台から漆で出来ています。二つの素材を繋げて立体造形しています。金魚の透けたヒレの感じをガラスで、華やかな色味を漆で表現しました。学部からやってきた漆芸を軸に、大学院から新たに勉強したガラス素材と組み合わせる研究をしてきました。技法的にも一般的でない、珍しい作品だといえると思います。

所在地

荒川1-1-1 サンパール荒川(大ホール1階ホワイエ)

制作者

山村美葵

彫刻材料

漆、麻布、金、ガラス

サイズ(mm)

H535×W805×D400mm

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