荒川区


石花

この作品は平成22年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第5回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は石川洋樹氏です。

制作者の作品説明
今回の作品を作る上で、まず私は石という素材が山から切り崩されて四角い大きな塊としてある状態を見て、ふと開くことができたらと思いました。石なんて開かないのが普通ですが、その石に真摯に向き合ってぶつかっていったら、その石は開いてくれるのかというのがはじまりです。開くモチーフとして花の開く要素を用いましたが、それには理由があり、石は重く、硬く、彫りづらい特徴があります。ですが、はるか昔の人が生きた証が今なお、後世に「かたち」として我々が見ることができるように半永久的な素材であることが他の素材にはない特徴であり、石で花をつくることが、時間とともに、はかなく朽ちていく存在の花を「かたち」として半永久的にとどめておけないかと考えました。

所在地

荒川2-2-3 荒川公園

制作者

石川洋樹

彫刻材料

赤御影石

サイズ(mm)

H1100×W3700×D3000mm

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