この作品は平成21年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第4回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は安部田そらの氏です。
制作者の作品説明
ピラルクーはアマゾンに生息する世界最大の淡水魚です。その姿形は1億年以上変わらずに保たれてきました。その点からいえばピラルクーはヒトより洗練された様式美を体現しているといえます。またピラルクーは私にとって出逢いを象徴する特別なモチーフとなっています。衝動的で生新な、明日が楽しみになるような、新しい扉を叩く時のわくわくする気持ちを私に与えてくれるのです。しかしそういった出逢いとは天から降って湧いてくるもではありません。自発的な行動により、また次の機会を生み出すものです。出逢いの象徴であるピラルクーが胴から頭部にかけ大きく飛び出す造形にこれからの出逢いへの期待を込め、厚さ1.2mmの銅版を金槌で叩く鍛金技法にて制作しました。
※小学校内での展示のため、自由に鑑賞することはできません。
南千住8-9-3 汐入東小学校
安部田そらの
銅
H750×W2000×D300mm
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