荒川区


雨を待つ

この作品は平成21年度東京藝術大学卒業・修了制作作品で第4回荒川区長賞を受賞した作品です。制作者は稲田侑峰氏です。

立ち止まって自分と向き合う時間
我慢強く前に進む気持ち
雨に育てられる自然の木々のように

制作者の作品説明
早く時が流れる生活の中で、時折立ち止まって自分と向き合う時間がほしい。周りばかり気になって自分が大事にしていたことを見失ってしまう。まだまだ未熟で迷うことばかりだけれど、今の自分にしかできないカタチを残したい。自分が大事にしたものがカタチになってくるまで我慢強くじっと待つこと。石を手で掘ることを通じて自分の中にある焦りや不安、それでも目の前にあることを精一杯やっていく。そんな気持ちを人のカタチを通して表現しました。
雨に育てられる自然の木々のように、ゆっくりとではあるけれど大きく育っていきたいという思いでこの作品を制作し、「雨を待つ」という題をつけました。

所在地

荒川2-2-3 荒川公園

制作者

稲田侑峰

彫刻材料

小松石

サイズ(mm)

H1000×W1000×D1300mm

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