トップページ > ペット・動物 > 猫に関する情報 > 地域のノラ猫対策を支援します

更新日:2023年4月1日

ここから本文です。

地域のノラ猫対策を支援します

荒川区猫の屋外での活動の適正管理等に係る地域活動の支援制度

屋外の猫に関する相談が保健所には多く寄せられます。

猫は繁殖力が強い動物です。1回の出産で2頭から8頭の子猫を産み、離乳後は次の出産が可能になります。さらに生まれたばかりの子猫も、6ヶ月前後で繁殖可能年齢に達します。計算上では、1頭のメス猫から1年間で20頭に増えることが可能です。

猫は愛護動物であるため、処分を目的とした捕獲はできません。また、えさを絶っても繁殖能力は損なわれません。屋外の猫を増やさないためには、不妊・去勢手術による繁殖抑制が確実な方法です。また避妊・去勢手術をおこなうことは、発情時の鳴き声や尿の臭い(スプレー)を軽減することができます。

屋外の猫問題の解決に取り組もうとする地域の方々からの申請を、区は受け付けています。一定の要件を満たし、審査を経た上で荒川区に登録された団体に、不妊・去勢費用の助成などの支援を行っています。

ちらし

「飼い主のいない猫」活動始めませんか?(PDF:1,236KB)

登録団体の要件

  • 区内に在住、在勤又は在学している者であること
  • 上記の中で、構成員の代表者は満二十歳以上の者であること
  • 区内の一定地域で活動していること
  • 屋外の猫問題解決の活動に努めること(繁殖抑制や新たな飼い主探しなど、できることからで結構です。)
  • 地域住民の理解が得られるような活動であること
  • 適正管理活動等の実施状況を区に報告すること

詳細は保健所までお問い合わせください。

支援の内容

  • 飼い主のいない猫の不妊・去勢処置に要する費用の助成
    • メス猫 2万1千円(妊娠中 2万9千円)
    • オス猫 1万3千円
    • 麻酔のみ 1万円(麻酔を実施後、手術済みが判明し、手術しなかった場合)
  • 不妊・去勢手術受診のための捕獲器の貸し出し
  • 適正管理活動等についての情報提供、助言等
  • その他、区長が必要と認める支援

こんな事例がありました

飼い主のいない猫に対する取り組みは、猫が好きな人だけの活動ではありません。困っている人たちが取り組むことで、被害が改善した事例を紹介します。

個人の敷地内で毎年子猫が生まれてしまう

繁殖の時期になると猫の鳴き声がうるさく、さらに毎年同じ母猫が敷地内で子猫を産むため、困っている方がいらっしゃいました。

母猫を避妊手術しないことには解決がされないため、区が登録団体として承認をし、猫の捕獲と避妊手術をおこないました。翌年以降、鳴き声や子猫で悩まされることはなくなりました。

町内で猫が増えてしまい、困っている

地域で猫にえさをあげている人(Aさん)がいるようだが、注意をしてもやめる気配がなく、避妊・去勢手術をしていないために猫がどんどん増えてしまいました。排泄物や鳴き声の被害に困った周辺住民は、Aさんと話し合いをおこない、Aさんを含めて登録団体として、地域で猫の問題に取り組むことにしました。

具体的には、猫の捕獲や病院への搬送、手術を複数人で協力しておこないました。手術後の猫については町会でえさやトイレの場所を指定・提供する代わりに、掃除などの後始末を含めた猫の管理をAさんや協力者に任せることで、猫による被害軽減に繋がりました。

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

健康部生活衛生課管理係

〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(内線:422)

ファクス:03-3806-2976

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。