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9月21日は世界アルツハイマーデーです。この日を中心に認知症の啓発が世界中で行われています。
また、9月は世界アルツハイマー月間と定めて、様々な取り組みが行われています。
荒川区でも、区民の皆さまが『認知症を知る』を目標にし、様々な取り組みを実施しました。
テーマ「『もしも』認知症が気になったら」を1階ロビーに展示するとともに、認知症に関する書籍などを紹介しました。
【ゆいの森展示】
『もしも』は*認知症介護研究・研修仙台センターが発行した冊子で、認知症のご本人、ご家族、認知症の専門医、研究者、専門家など多くの人の声から作られました。わかりやすい内容と優しいタッチのイラストは、認知症になじみのない方も手に取りやすい冊子だと考え、一部を抜粋し、展示しました。さらに、絵本を読んだ小学生の作文も展示しました。
冊子「『もしも』認知症が気になったら」は、下記の方法で自由にダウンロードができます。気になる方がいればあなたからお渡しください。
【もしも表紙】
【ライトアップした観覧車】
認知症への正しい理解が進むことを目的に全国各地のお城やタワーなどのランドマークが認知症啓発のイメージカラーであるオレンジ色にライトアップされました。
荒川区では『あらかわ遊園』の観覧車をライトアップし、その様子がYouTubeで全国へ中継されました。
荒川ケーブルテレビの番組「こんにちは荒川区」の「行政ナビ」というコーナーで2週にわたり認知症に関する番組を放送しました。
認知症は誰でもかかる可能性のある脳の病気で、私達は認知症と共に生きる準備が必要です。
そして、今から認知症と共に生きる準備を地域で始めて行くことをメッセージに込めて番組をつくりました。
認知症に関する基礎知識を学び、次に、認知症になるのを遅らせる、又は、進行を緩やかにする予防方法を番組で紹介しました。
基礎知識の説明は、認知症疾患医療センター阿部クリニック院長の阿部先生です。
認知症になっても家族や周りの人に支えられ前向きに暮らしている人もたくさんいます。
ですが、認知症に対する本人や家族の不安は尽きることはありません。
認知症の人が尊厳と希望を持ち、今まで暮らしてきた地域で、共に生活できるよう支えあえる社会を一緒に築いていきましょう。
共生編では、すでに荒川区で始まっている「認知症と共に生きる地域づくり」を紹介しました。
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お問い合わせ
福祉部高齢者福祉課介護予防事業係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎2階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2666)
ファクス:03-3802-3123
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