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更新日:2021年2月8日

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令和2年度家庭教育学級「小中学生コース」(動画配信型講座)

講座内容

配信期間

令和3年1月12日(火曜)10時から令和4年1月11日(火曜)17時まで

閲覧方法

荒川区公式YouTubeチャンネルよりご覧ください。

テーマ

「頑張りすぎずにココロをラクに!子育てのヒントを学ぼう~親業とエニアグラム~」

親子関係に悩む保護者の気持ちが楽になり、子育てが楽しみになるヒントを学ぶ講座です。

エニアグラム

エニアグラムとは、人の性格タイプは9つに分かれるとする「性格タイプ論」です。

日頃の行動を振り返り、人との違いを理解することで、より深く自分や相手を知ることができます。

子どもとのコミュニケーションにおいてエニアグラムを活かす方法を学びます。

親業

親業とは、米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士によって開発された親教育のプログラムです。

カウンセリング・発達心理学・教育学など、行動科学の研究成果を基礎にし、子どもの心を理解し、話の通じ合う温かい親子関係を築くことを目的としています。

講師

内田 智代 氏

  • 日本エニアグラム学会副理事長
  • 親業訓練シニアインストラクター
  • 教育カウンセラー
  • 産業カウンセラー

対象

小中学生の保護者

講座に寄せられた質問への講師からの回答

令和3年1月12日(火曜)~令和3年1月22日(金曜)の間に応募があった質問への講師からの回答です。

下記のリンクよりダウンロードできます。QA1

エニアグラム

Q1.9つのタイプは生まれつきのものなのか、成長や環境によって変わるものなのでしょうか。うちの子どもは保育園の時と小学生になってからは変わってきているかなと感じています。

A.人は9つのタイプ全てをもっていますが、どれか一つに根付いていて、そのタイプとして生まれ、ずっと変わることはありません。しかし生きていく過程で、環境に合わせ他のタイプを取り込んだほうが生きやすいと感じられれば、表面的には本来の自分のタイプとは違う行動をすることがあります。エニアグラムのタイプは、行動ではなく、行動を起こす動機で決めます。表に出る行動は違って見えても、無意識下の動機は変わらないので、タイプは一生変わることはありません。

Q2.自分の持っている世界と子どもの持っている世界が別なので、違うタイプで引き込もうとすると反発があるというのはよくわかりました。その中で9つのタイプがあって、お互い相性が悪いとかというのはあるのでしょうか。

A.タイプで相性がいい、悪いということはありません。心穏やかで人にも思いやりをもてる時を「健全度」が高いというのですが、そういう時はどのタイプの人ともうまくいきます。一方、ストレスや不安が増大し心が閉鎖的になり「健全度」が下がってくると、自分も人も嫌になり、誰ともうまく人間関係を作れなくなります。違いを良しとし、「あなたはあなたでOK、私は私でOK」と思えれば、お互いを尊重でき、相性の合う人が増えていきます。エニアグラムはそのための学びです。

Q3.エニアグラムのそれぞれを結ぶ線は何を表していますか。

A.エニアグラムの図の各タイプの点から2本の線が出ていますが、1本が成長へ向かう方向を、もう1本が堕落していく方向を示しています。心穏やかでいられる時は、成長に向かう方向のタイプの特徴が活かされていて、ストレスを感じていると、堕落の方向のタイプの行動をしていることがあります。どちらの線のタイプからも、今の自分の心の状態を気づかせてもらえます。つまり、自分がいかに健全に生きていくかを教えてくれる線なのです。

親業

講座の動画を見ていない方への補足事項

白→心がすっきりとし、物事を受け入れられている状況

黒→受け入れられないことが多く、負の感情が出てしまう状況

Q4.子どもが4人いて、上の二人は仲良しですが、3番目の小1の男の子と4番目の年少の女の子が喧嘩ばかりします。末っ子は理解があまり出来ないせいか、すぐ上のお兄ちゃんの物を欲しがり、わがままが多く、お兄ちゃんが結構我慢をしている状態です。兄妹げんかをした時に親としてどういう声がけをしたらよいか悩みます。

A.兄妹げんかは、親も悩ましいものですが、実は子どもも両方ともが黒の状態です。だから、両方の話を聞くのが効果的です。「必ず両方の話を聞くから」と約束し、ひとり一人の話を丁寧に聞いていくと、子どもの気持ちがだんだん落ち着いてきて、けんかの原因が見えてきます。何が問題でどう解決すればいいのか、お互いの気持ちにそった解決案を、子どもたち自身で出せるようになります。両方の話を聞くことで、だれも裁かれることなく、状況を判断し解決する力が養われていきます。

Q5.夫は仕事が忙しく、小5の娘との時間が取れないのですが、娘が好きなあまり、一緒の時は娘にくっつきたがります。娘は鬱陶しくて避けるようになり、夫は不機嫌になります。両者にお互いを思いやるように言っていますが、どうしたら関係がよくなるでしょうか。

A.夫と子どもとの関係で悩むケースも良く耳にします。これも夫と子ども、両方が黒状態です。だから両方の話を聞くのは効果的です。夫には「子どものことが大好きなのに、避けられて寂しいのね」、子どもには「お父さんにくっつかれるのは嫌なのかな」でしょうか。そして、穏やかな時(白)に双方に双方の気持ちを伝えてあげるのはいかがでしょうか?時には、ご自分のために「避けたり不機嫌になったりすると、大事な家族が仲たがいしてるようで、私は辛くなる」と『わたしメッセージ』を言うのもありですね。

Q6.三世代家庭で大人が多く、子どもは一人です。可愛いがゆえか、大人たちが子どもにした方がよいことを命令することが多いです。子どもは発散したくて仕方ないのではと思いますが、最近は大人の顔色をうかがうような言葉や態度が多くなっています。嫌なら嫌と言えばよいのではと思うのですが、大人がきつく叱りがちで悩んでいます。

A.大人の顔色をうかがうのは、『けんかしたくない』『期待に応えたい』『怒られると面倒だ』など、その子なりの理由や動機があります。だから嫌でも嫌とは言えない、それがその子のタイプの特徴とも考えられます。とても思いやりのあるお子さんなのではないでしょうか?そういった場合、たくさんの大人の言葉で黒状態が続き、へとへとになる可能性がありますので、お母さん一人でも寄り添ってお子さんの気持ちに耳を傾けてあげてほしいし、子どもの心に目を向け、子どもを認めていく方向で大人が話しあえればいいなと感じます。

Q7.今年3月に母親を亡くした中学1年の女の子がいますが、母親がいる時は勉強好きでしっかり勉強していたのに、今はゲームばかりして家で勉強をしなくなったのですが、どういうふうに導いていけば良いでしょうか。私は祖母で今、世話をしています。

A.ゲームに夢中になるのは悲しみを紛らしているからという感じはありますか?もしかして、今はお孫さんが黒から白になるための必要な時間だと思えれば、寄り添い見守ることもできるでしょうか。ただ、少しずつ落ち着いてきたら、お孫さんの気持ちに変化を起こすために、心配しているご自分の気持ちをわたしメッセージで伝えることは必要だとも感じます。「勉強好きだったあなたがこのところ家で勉強してないので、心配になってるよ」とくどくならずに伝え、その後お孫さんの気持ちもしっかり聞くことが大切です。

Q8.子どもにも学ばせたい講座ですが、子どもに分かりやすく伝えるにはどうしたら良いですか?

A.親業やエニアグラムを知っていると、子どものコミュニケーション能力がUPしますので、子どもにも是非知ってほしいです。分かりやすく伝えるには、自分の今の心の状態を黒白で言えるところから始めるのはいかがでしょうか?そして、黒の時があれば、わたしメッセージの伝え方を教え、もしお友達で黒の子がいたら話を聞く方法を教えるというのはいかがでしょうか?一番大切なことは、親自身が普段からお子さんに親業のツールを使って接していくことです。お子さんは自然と見習います。

Q9.長男が大きくなり、なかなか話す機会が減ってきて、話す時の空気感がリラックスした会話にならず、話が広がらないため、困っています。今までをふりかえると、どんなふうに流れを変えていくと会話ができるのか悩み中です。

A.子どもが大きくなりだんだん会話が減り、寂しく感じることはありますね。モラトリアムと言われる自己の確立のためのこの時期は、内省することが増え、言葉にうまく表現できないものを抱えることがあります。それが成長の過程なのです。黒の状態になりやすい思春期は、そっと見守ることが増える時期だと思います。白と思える時は、美味しいものを食べながら学校の様子などさりげなく聞けるチャンス、話題が広がらなくてもしゃべってくれただけでOK。「聞けて嬉しかった」の一言が子どもの心に響くかもしれません。

Q10.基本的にまじめな性格の子どもで、学校や学童ではまじめなのですが、家に帰ってくると、学校でのストレスがばくはつして、祖母に暴力的になったり、暴言を吐いたりします。まだ小学校1年生なので大丈夫ですが、だんだんエスカレートしていくのではないかと心配です。

A.ストレスがたまると、やり場のない気持ちを人にぶつけたくなりますが、それは周りも子ども自身も苦しいですね。おばあ様が「叩かれると痛い!」としっかり伝える、あるいは「おばあ様をたたくのを見るのはお母さんは辛い」と本気で伝えることは大事です。人の気持ちをわかってもらうためです。一方、子どもの学校や学童での辛さにもしっかり耳を傾けてあげてください。聞いていくうちに子どもの心が白に近づけば、暴言をはいたり、暴力をふるうことは減っていきます。

講座受講アンケート

講座内容に関するアンケートにご協力ください。下記のフォームよりご回答いただけます。質問は4問、5分程度で完了します。

アンケートフォーム

令和2年度家庭教育学級「小中学生コース」チラシ

令和2年度家庭教育学級「小中学生コース」チラシ(PDF:361KB)

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お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課生涯学習事業係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)

電話番号:03-3802-3111(内線:3359・3355)

ファクス:03-3802-3126

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