ここから本文です。
数種の動物の毛を類混ぜ、束ね木製の柄につけて、塗料、化粧品等を塗る際に用いる道具を製造。
奈良時代の漆刷毛と思われる遺物が発見されている。江戸時代中ごろに専業化し、様々な職人が使う刷毛を製造する技法が確立した。
区内に伝承されている技法は、染物用の刷毛を製造している。
福島県出身。染物用刷毛職人の齋藤佐太郎氏(故人、元区登録無形文化財保持者)下で手伝いから始まり、本格的な修業を経て、技術を受け継いだ2代目。
獣毛を束ね、端を切りそろえて、柄をとりつけるまでの全工程を手掛ける一貫した技術を持っている。主に北海道・京都・奈良の鹿毛を材料に、小紋染や更紗染など染物用の刷毛(丸刷毛、引刷毛)を専門に製作する都内で唯一の職人。鹿子の天然毛は、顔料がポトポト垂れないのが特徴。依頼に応じて修理も行っている。
![]() |
|
|
|
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください