駅からハイキング参加者限定「俳句のまちあらかわハイクコンテスト」

開催日

日付	2024年4月1日（月曜日）から2024年4月14日（日曜日）

入選発表

特選（1句）
町歩き見つける昭和と春の花/北区・飛鳥まいさん

選評
荒川区に残る昭和の景。昭和レトロがブームです。「見つける」に町歩きの楽しさが伝わります。若い人にとって昭和という時代は、自分の中にある未来の何かを感じて懐かしいのです。路傍の春の花が平和を語っています。（現代俳句協会副会長・対馬康子氏）

入選（5句）
新札の顔や渋沢桜咲く／荒川・吉田美智子さん
繊維街朝の静けさ春の風／足立区・江川善光さん
坂多き町に来ており春帽子／越谷市・田中朋子さん
花ふぶき無人改札通りけり／杉戸町・小夏さん
桜道ポンと杖つきいざ旅へ／松戸市・平井月子さん

佳作（10句）
菜の花に誘われ楽し駅ハイク／文京区・芦田真理子さん
ラーメン屋ずらり学生春暑し／文京区・のら犬さん
春ですよことりのうたがきこえたよ／文京区・森田美友さん
元荒川のゆるき流れを花筏／江東区・五十里順三さん
路地裏に桜誘い迷い込む／品川区・学人さん
追いかけてつかまえてひとひらの花／足立区・佐久間計嘉さん
たんぽぽの階段のぼり空見上げ／武蔵野市・ゆうさん
あおい風さくらの下を妻とゆく／調布市・カワセミさん
紙風船就活もっとがんばろう／蕨市・北総健一さん
桜雨古木の幹に苔光る／横浜市・女井誠司さん

選者

選者　対馬康子氏（現代俳句協会副会長）

応募状況

投句数：78句
投句者数：47人
テーマ：菜の花、風船、春暑し、その他春の季語

主催

荒川区・JR日暮里駅