新型コロナウイルスに便乗した詐欺にご注意！

新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した詐欺や犯罪被害が相次いで発生しています。
同時に関連の相談件数も増えています。皆様十分にご注意ください。

 

【最新】ワクチン接種予約詐欺

東京都庁や国の省庁を名乗り、「新型コロナウイルスワクチン接種の予約を取る」といって、「予約金」名目にお金を要求してくる電話が相次いでいます。この手口での実害はまだ確認されていませんが、多くの相談が寄せられています。ワクチン接種を電話で勧めることはありません。

 

新型コロナウイルス感染拡大を悪用した詐欺相次ぐ

【実例1】息子を名乗るオレオレ詐欺

80代の男性宅に息子を名乗る男から「保証人になっていた会社が倒産し、借金をしてしまった」といった詐欺の電話があった。男は「銀行の窓口で『新型コロナウイルスの関係で手元に資金が必要』と説明して」といい、被害男性はその通りの説明をして銀行で800万円引き出してしまい、だまし取られた。

【実例2】市役所職員を名乗る還付金詐欺

60代の女性宅に市役所の職員を名乗る男から「還付金があるが、市役所は新型コロナウイルスの関係で忙しいので、担当者の指示に従ってATMで手続きをしてください」といった詐欺の電話があった。被害女性は指示通りATMを操作して100万円を振り込んでしまい、だまし取られた。

相談件数1万件突破

全国の消費生活センターに寄せられた、新型コロナウイルスに便乗した詐欺や犯罪の相談件数は1万件を超えています

相談内容

• 【実例1】【実例2】以外にも「補助金が出る」といった詐欺の電話
• 「検査キットを送った」といった不審な電話
• 外出自粛中の高齢者宅に訪問して金品を盗む「訪問盗」
• 「検査をする」などといって子どもに近づく不審者
• この他にも様々な手口による詐欺や犯罪の相談がよせられています

詐欺や犯罪の被害に遭わないために

電話自動通話録音機の設置

荒川区では電話自動通話録音機の無償設置を行っております。詐欺だけでなくセールス等の不審電話にも効果が期待できます。掛かってきた電話すべての会話内容を録音しますので、メモ代わりお使いいただくこともできます。また、在宅時にも留守番電話設定にしていただくことで二重の対策になります。

特殊詐欺について下記リンクにて詳しく説明していますのでご覧ください。
電話自動通話録音機のお申込方法につきましてもこちらでご案内しています。

特殊詐欺

突然の訪問者はすぐに応対しない

「訪問盗」と呼ばれる犯罪の手口は、セールスや業者を名乗って自宅に上がり込み、隙を見て自宅にある金品を盗むというものです。突然の訪問者には十分注意してください。まずは扉を明けずに応対し、知り合いの時だけ扉を開けるようにしましょう。皆様のちょっとした心がけが、防犯対策になります。

ひとりで悩まないで

何かいつもと違うと思った時は、ひとりで悩まず110番通報もしくは生活安全課にご相談ください。