更新日:2023年1月20日
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吉村昭記念文学館では、令和4年度企画展「翻訳されたYOSHIMURA文学」を開催しています。本展では「破船」、「仮釈放」、「遠い日の戦争」、「少女架刑」等、各国語版の翻訳作品60冊以上を関連資料とともに一挙に紹介するとともに、吉村昭と著作権エージェントが交わした書簡等、多くの貴重な資料も併せて展示しています。
また、資料の中には、吉村昭の書斎を訪れ、インタビューしたフランスの雑誌や米英の書評等も含まれています。愛読書で蔵書でもある外国人作家の著書も展示しています。
吉村昭作品が初めて海外で出版されたのは、1989年メキシコの「戦後の日本文学全集」で、1964年に発表された短編「背中の鉄道」が松本清張、曽野綾子、野坂昭如、井上ひさしの作品とともにアンソロジーとしてスペイン語で出版されました。
また1980年発表の「破船」が1996年にアメリカで出版され、高い評価を得た事がきっかけで、ドイツ語、オランダ語、フランス語、ポーランド語、ヘブライ語等、およそ10ヵ国語で翻訳されています。
吉村昭作品は、現在までに60冊以上が海外で出版されています。
上映会、展示解説は、ゆいの森あらかわホームページ等での申し込みが必要です。
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世界各国で翻訳された作品
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