更新日:2022年11月30日
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本日、11月30日(水曜)、熊野前ひろば館において、子どもたちが木の実の通貨で子どもたち自身が作った作品を売買することを通じて、子どもたちがお金の流れを知り、また、公園などで木の実を探すことで身近な自然に興味を持ち、家族や友達とコミュニケーションを深めること等を目的に、「どんぐりマーケット2022」が開催されました。
また、新型コロナウイルス感染症の第8波の感染拡大の状況を踏まえ、マーケットへの入室を入替制とするなど、感染対策を実施しての開催となりました。
開始10分前、「どんぐりマーケット」開始に向けて、「おみせやさん」スタッフの子どもたちは、自分たちの作った商品を並べたり、飾り付けをしたりと大忙しで準備をしていました。「おみせやさん」には、木の実のツリー、キーホルダー等、約600個の商品が陳列されていきました。
午後3時の開始とともに、通貨となるどんぐりや松ぼっくりなどの木の実を持って子どもたちが入場してくると、スタッフの子どもたちは、「いらっしゃいませ!」と元気よくお客さんを迎えていました。
子供たちは「なにを買おうか」と商品を手に取り、値札を見ながら選び、木の実の通貨「ぐり」をスタッフの子どもに支払い、気に入った商品を購入していました。
お気に入りの品を手にした子どもたちや、手作りの作品を気に入ってもらえたスタッフの子供たちの満足そうな笑顔が印象的でした。
「どんぐりマーケット」は神戸市立六甲道(ろっこうみち)児童館発祥のイベントです。当時の荒川区立西日暮里二丁目ひろば館の職員が児童健全育成推進財団主催の研修に参加した際、「どんぐりマーケット」の事例を知り、同児童館からアドバイザーを招き、ノウハウを学び、荒川区での実施に至りました。
イベントを通して、お買い物を楽しみながらお金の流れを知ることや、山や公園の中にあるどんぐりなどの木の実を集めることで、自然に触れることができ、また家族や友達とのコミュニケーションを深める機会となるイベントとして、熊野前ひろば館で今年度より、実施しています。
小学3年生の女の子は、「初めて、おみせやさんのスタッフになりました。心を込めて作った作品が、みんなに、いいなぁと思って選んでもらったのがすごく嬉しかったです。また、やりたいです。」と話してくれました。
「どんぐりマーケット」を通じて、子どもたちが地域の自然に興味を持ち、自然に触れ合う体験する機会とし家族や友だちとコミュニケーションを深めるきっかけとなれば嬉しいです。
おみせやさんの様子
お買い物する様子(1)
お買い物する様子(2)
お買い物する様子(3)
通貨の木の実
お問い合わせ
子ども家庭部児童青少年課熊野前ひろば館
〒116-0012荒川区東尾久5-9-3
電話番号:03-3893-2362(内線:733)
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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