トップページ > 広報・報道・広聴 > 報道・プレス発表 > 2022年10月 > 荒川区手話言語条例制定4周年記念イベント「どうして“手話”が必要なのか~手話で生きる子ども達をみて!~」を開催しました
更新日:2022年10月23日
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荒川区では、平成30年7月に荒川区手話言語条例を施行し、これまで、手話ができるオペレーターを活用した窓口支援や電話代行サービス、手話通訳者等の無料派遣等の支援策のほか、小冊子「手話でこんにちは」の発行等の啓発事業など、手話の普及・啓発に関する様々な取組を行っています。
本日(令和4年10月23日)は、本条例制定4周年を記念して、ゆいの森あらかわにおいて、荒川区手話言語条例制定4周年記念イベント「どうして“手話”が必要なのか~手話で生きる子ども達をみて!~」を開催しました。
本イベントは、聴覚に障がいがある子ども達が手話でコミュニケーションをとる様子を見て、手話に触れるきっかけづくりができる内容になっており、小さなお子様や手話を学んだことのない方でも楽しめるイベントとなりました。
当日は約50人の参加がありました。第1部「手話の子どもたちと学ぼう」では、まず、手話通訳士で保育士の瀧尾陽太(たきお ようた)氏と聴覚に障がいがある子ども達から手話で自己紹介があり、続いて、手話とは、頷くことや首を横に振ること、数字の3を指3本で表すことなど、日常的に使っている身振りも手話であることや、表情や体全体を使って表現することが大事であることなどを学びました。
また、「手話ができる人がもっと増えたらうれしいです」、「手話ができなくても、お話ししたい気持ちがあれば、それだけでうれしいです」といったお話があり、初めて手話に接する参加者も手話でコミュニケーションを取り、楽しく手話を学んでいました。
第2部では、瀧尾陽太氏による「手話通訳士という仕事について」と題する講演会があり、手話通訳士の役割は、聴覚に障がいがある方と手話がわからない方の双方の架け橋であることや、「相手に伝えたいという気持ち、双方が双方の価値に気づき、相手の世界をリスペクトすることが大事である」といったお話があり、参加者は、真剣に耳を傾けていました。
手話は言語であるとの認識の下に、手話に関する理解の促進、手話の普及及び手話を使用しやすい環境の整備について基本理念を定め、区、区民及び事業者の責務を明らかにするとともに、手話に関する施策の推進に係る基本的な事項を定めています。
第1部「手話の子どもたちと学ぼう」の様子
第2部 講演会「手話通訳という仕事について」の様子
会場の様子(1)
会場の様子(2)
お問い合わせ
福祉部障害者福祉課庶務係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎1階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2681)
ファクス:03-3802-0819
区政広報部広報課報道映像係
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電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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