更新日:2022年1月31日
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1月30日(日曜)、「第14回 柳田邦男(やなぎだ・くにお)絵本大賞」受賞者が決定しました。
荒川区では、子どもの感性を養い、大人の感性を再生させる絵本の素晴らしさを伝える活動をしている、ノンフィクション作家・柳田邦男氏の「絵本は人生で三度楽しめる」という考えに共鳴し、平成20年度に「柳田邦男絵本大賞」を創設。子どもから大人までの多くの世代の方の読書活動を一層推進させていくための取り組みを行っています。子どもたちや大人が、絵本を読んで感じた感想や感動、読み聞かせをした体験などを同氏に向けて手紙にして送り、その中から同氏が感銘を受けたものを選ぶという形式で行っており、今回で14回目となります。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、表彰式は中止となりましたが、令和3年7月1日~9月26日まで作品を募集したところ、子どもの部は1,516作品、一般の部は80作品と1500作品を超えるたくさんの応募がありました。応募作品の中から、子どもの部では、大賞(赤土小学校2年 杉山惟良(すぎやま・ゆら)さん)、優秀賞(3名)、佳作(5名)、努力賞(12名)が、また、昨年から応募対象を全国に拡大した一般の部では、大賞(藤倉みゆ(ふじくら・みゆ)さん)、優秀賞(1名)、佳作(3名)が選ばれました。
また、ゆいの森あらかわ1階では、第14回柳田邦男絵本大賞受賞作品の題材となった絵本を展示・貸出しています。
昭和11年、栃木県生まれ。東京大学経済学部卒業。平成7年「犠牲-わが息子・脳死の11日-」で菊池寛賞、平成17年「エリカ奇跡のいのち」で日本絵本賞翻訳絵本賞受賞。言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディアなどの問題について積極的に発言。著書「もう一度読みたかった本」「大人が絵本に涙する時」他多数。平成30年5月に制定された「読書を愛するまち・あらかわ」宣言の起草委員会委員長である。
2月上旬から、荒川区公式チャンネルで、柳田邦男氏の講演の様子を動画配信する予定です
荒川区では、令和3年4月に策定した「荒川区子ども読書活動推進計画(第四次)」で、子どもを中心に家族で同じ本を読み、感想を話し合うことにより、読書を通じた家族のコミュニケーションを深める、「家読」の推進を重点事業として掲げ、普及・啓発を進めています。
ゆいの森あらかわでは、みなさまから募集した、家庭の中で本に触れ読書に親しんでいる「家読写真」を展示しています。
2月16日(水曜)まで
ゆいの森あらかわ1階エントランス
第14回柳田邦男絵本大賞受賞作品の題材となった絵本を展示・貸出している「柳田邦男えほん館」の様子
関連イベント「家読パネル展」の様子
関連イベント「家読パネル展」の様子
お問い合わせ
地域文化スポーツ部ゆいの森課ゆいの森サービス係
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区政広報部広報課報道映像係
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電話番号:03-3802-3111(内線 2135)
ファクス:03-3802-0044
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