更新日:2021年12月21日
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12月21日(火曜)、荒川区議会議場で「明るい選挙ポスターコンクール表彰式」が行われ、小・中学生14名(当日参加者13名)が表彰されました。
荒川区選挙管理委員会では、選挙に投票しない人が多くいることを懸念しており、今年10月末に行われた、「衆議院議員選挙」においても、小選挙区の投票率は56.03%(前回は52.08%)であり、特に若い人たちの投票率が低くなっています。昨年に引き続き、将来の有権者で、次代の荒川区を担う児童・生徒の皆さんとその保護者を、選挙によって選ばれた議員が区政に係る話し合いを行う場所である・議場に招き、縁がないと思われがちな選挙や区政をより身近な問題とし、選挙への関心を持ってもらおうという思いを込め、「明るい選挙ポスターコンクール表彰式」を行いました。
議場では、子どもたちには、それぞれの名前が書かれた立札が用意され、いつもは議員が座る席で表彰式を待ちました。始まる前は、緊張した面持ちで、ソワソワしている子もいました。
その後、鳥飼秀夫(とりがい・ひでお)選挙管理委員会委員長より、「新型コロナウイルスの影響により、ポスターを描くための十分な時間が取れなかったにもかかわらず、質の高い234点にのぼる作品の応募があったことに、お礼を申し上げます。」とお祝いの言葉がありました。
さらに「今回、議場で表彰式を行うことになったのは、コロナ禍で、密を避けるために区議会にご協力をいただいたのと、将来の有権者である子どもたちを招き、選挙や政治に関心を持ってもらうきっかけづくりとしたいと思ったからです。投票率アップに、即効性のある解決策はありませんが、こうした啓発活動によって、近い将来、実を結ぶ日が来ると信じています。」と話してくれました。
委員長から表彰状を渡される際に「おめでとう」と声を掛けられると、笑顔で「ありがとうございます」と答えていた子どもたち。
表彰式終了後、記念撮影をしているときは、みんな嬉しそうな表情。そして議長席に座る体験もあり、保護者の方も含め、貴重な体験に思わず「すごい!」という感想もありました。
優秀賞の瑞光小学校5年の難波憲(なんば・けん)さんは「家族で選挙に行っています。選挙のことをもっとみんなに知ってもらいたいと思って、自分でデザインを考えて描きました。賞をもらえてうれしいです。」と話してくれました。
また、南千住第二中学校2年の牛込大矢(うしごめ・だいや)さんは「一人ひとりの一票の大切さを絵で伝えたいと思い、描いた作品です。議席に座ることができて、なんだか新鮮な気持ちです。」と話してくれました。
また、小学生の部で入選した峡田小学校2年の石川杏奈(いしかわ・あんな)さんの作品が、東京都の明るい選挙ポスターコンクールの審査で優秀賞を受賞し、全国審査へと進みました。
ゆいの森あらかわ1階エントランス
「明るい選挙」とは、有権者が主権者としての自覚を持って進んで投票に参加し、選挙が公明かつ適正に行われ、私たちの意思が正しく政治に反映される選挙のことです。
この考えを広くみなさんに知ってもらい、推進するための全国的な運動が「明るい選挙推進運動」で、荒川区でも明るい選挙推進協議会委員や明るい選挙推進委員が中心となってこの運動を進め、様々な啓発活動を行っています。
議場で立札の前に座る受賞者たち
優秀賞難波憲さん(瑞光小5年)
優秀賞牛込大矢さん(南千住第二中2年)
みんなで記念写真
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