電子ちょうちん製作体験が開催されました！～電子回路を楽しく学ぶぼう！～

本日、12月19日（日曜）、都立荒川工業高等学校において、子どもたちに電子回路の基礎と楽しさを知ってもらうことを目的に、同校の先生と生徒による「電子ちょうちん製作体験」が実施されました。

この催しは、荒川区青少年育成地区委員会連絡協議会が未来を担う青少年の健やかな成長を育むための体験事業の一環として、今回初めて、都立荒川工業高等学校の協力により実施したもので、この日は、区内の小学校の3年生から6年生までの児童が、午前の部、午後の部合わせて80名参加しました。

なお、製作した電子ちょうちんは、令和3年12月28日から令和4年1月4日まで、同校の1階エントランスにて展示します。

当日の様子

冒頭、同校の先生から本日の流れ等の説明がありました。
子どもたちは、電子ちょうちんの材料を手に取り、目をキラキラ輝かせながら、先生の説明を聞いていました。
次に、説明に従い、半紙に思い思いにイラストや文字を書き入れました。
次に、同校の生徒たちのサポートを受けながら、ちょうちんの骨組みとなるアルミ骨にボンドを塗り、先ほどのイラスト等を書き入れた半紙を丁寧に貼り付けました。
5分間の休憩を挟んだ後、いよいよ電子回路の製作に取りかかりました。各々、電子部品を慎重に袋から取り出し、不足がないか確認した後、工業高校の生徒の説明を聞きながら、ゆっくりと間違えないよう、真剣な眼差しでLEDやトランジスタ等を配置していきました。
電子回路をちょうちんに組み込み、手づくりの電子ちょうちんが完成しました。暗くなったら点灯するか確かめるため、センサー部分を手で覆うと、教室のあちこちで、「点いた！」、「わあー」などの歓喜の声が上がりました。点灯しなかった子どもは、同校の生徒といっしょに、誤配線、極性違い等を見つけ、最後は、全員が電子ちょうちんを点灯させました。