更新日:2021年10月30日
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本日、令和3年10月30日(土曜)から、荒川ふるさと文化館において、企画展「江戸文字を描く~江戸のデザイン文字の魅力~」が開催されています。
区には、区の文化財に認定された勘亭流文字・寄席文字・江戸文字の技を受け継ぐ方や、提灯文字、千社札の制作に携わる木版画摺・彫などの伝統工芸技術の職人がおり、伝統の技と心を今日に継承しています。
今回の展示では、江戸時代から親しまれてきたデザイン文字の文化を発展させた担い手たちに焦点を当て、錦絵、江戸時代の版本、ビラ、千社札、文字を使った作品などから、江戸の文化の基層ともいえるデザイン文字の豊かな世界を紐解きます。
来館した方は千社札、八代目団十郎が奉納した提灯型の扁額や、ビラ万・ビラ辰の作った古いビラなどの展示を興味深く鑑賞していました。
令和3年11月14日(日曜)13時30分から16時30分まで
40名
無料
令和3年11月20日(土曜)13時30分から15時30分まで
村田健一郎氏(荒川区伝統工芸技術保存会会員)
10名
1,500円(材料費)
令和3年11月27日(土曜)13時30分から15時30分まで
銘苅由佳(橘さつき)氏(橘流寄席文字一門)
10名
500円(材料費)
※注釈 1および2の参加者は、当日企画展を無料で観覧できます。
令和3年11月6日(土曜)13時30分から14時10分まで
野尻かおる(荒川ふるさと文化館統括学芸員)
5名
100円(入館料)
伝統工芸品の展示・解説・販売
令和3年11月3日(水曜・祝日)・6日(土曜)・7日(日曜)10時から16時30分まで(7日は16時まで)
荒川ふるさと文化館地下1階視聴覚室
荒川区伝統工芸技術保存会
江戸文字は、江戸の町の風景、江戸の人びとの生活に溶け込み、根付いていました。それらは今日でも、落語、歌舞伎、相撲、お祭りなど日本の伝統的な文化の中に引き継がれています。本展では、歌舞伎の勘亭流文字、寄席文字、相撲字、千社札を含めたデザイン文字の総称としての「江戸文字」について、錦絵・千社札・江戸時代の版本・番付・ビラ・提灯・幕などから紹介します。デザイン文字の魅力と、その技を継承してきた職人たちの系譜を知れば、描かれた様々な江戸文字たちが、生き生きと語りだすことでしょう。ぜひ、江戸文字の豊かな世界に触れに来てください。
企画展入口のようす
八代目市川団十郎奉納木造提灯扁額(大聖寺蔵 足立区登録有形文化財)
千社札(いずれも滝口正哉氏蔵)
閻魔堂の千社札(高橋藤筆 中村泰士<橘右橘>氏蔵)
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3802-4769
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線 2135)
ファクス:03-3802-0044
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