更新日:2021年10月16日
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令和3年10月16日(土曜)~12月15日(水曜)開館時間9時30分~20時30分
(休館日 10月21日(木曜)、11月18日(木曜)、12月3日(金曜))
ゆいの森あらかわ 3階 企画展示室
本日、10月16日(土曜)から、ゆいの森あらかわにおいて、企画展「吉村昭と東日本大震災~未来へ伝えたい、災害の記録と人びとの声~」が開催されています。
東日本大震災が発生した平成23年は、吉村昭の著書「三陸海岸大津波」と「関東大震災」が広く再読され、増刷を重ねました。
失われた多くの尊い命を見つめて執筆されたこれらの作品は、過去の災害に学ぶべき教訓を後世に伝え、語り継ぐことの大切さを問いかけています。
本展では、吉村氏が災害体験者の証言を書き留めた取材ノートや自筆講演メモ、初公開の旧蔵書などを紹介し、作品成立の過程を追います。また、ゆかりの深い三陸海岸から届いた資料も紹介します。
訪れた方は、津波や関東大震災に関する自筆取材ノートや参考文献、初公開の旧蔵書などの展示に、「災害の怖さを改めて感じた。また、吉村昭が小説を書く際の綿密な取材と緻密な文献資料の調査に大変感心した。」と話していました。
YouTube荒川区公式チャンネルで10月16日(土曜)から配信
URL:https://www.youtube.com/watch?v=p8WJ2nL8jVY
生まれ育った荒川区で創作活動を続け、吉村昭の影響を最も受けたと語る村田朋泰氏が東日本大震災と向き合い製作された作品などを上映します。
10月31日(日曜)13時30分開場、14時開始 ゆいの森ホール
定員50名、先着順(事前申込不要)
取材ノートや初公開資料を掲載(B5判・48ページ、オールカラー、420円(税込))
特別寄稿:吉村司氏(吉村昭氏、津村節子氏長男)赤江珠緒氏、荒谷栄子氏、大島幹雄氏、佐伯一麦氏、将基面誠氏、鈴木るりか氏、村田朋泰氏、森健氏、ヤマザキマリ氏
東京府北豊島郡日暮里町大字谷中本(現東京都荒川区東日暮里六丁目)に生まれ、空襲で家が焼失するまでの18年間を荒川区で過ごす。戦史・歴史・医学・動物など幅広い題材を扱い、綿密な取材と徹底した調査に基づく記録性の高い作品を数多く発表した。
太宰治賞、日本芸術院賞等、数々の賞を受賞。代表作に「戦艦武蔵」、「羆嵐」、「破獄」、「彰義隊」等がある。
企画展入口
企画展の様子
太十郎の上着
村田朋泰氏制作作品
お問い合わせ
地域文化スポーツ部ゆいの森課文学館係
〒116-0002荒川区荒川二丁目50番1号
電話番号:03-3891-4349
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線 2135)
ファクス:03-3802-0044
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