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更新日:2021年8月20日

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芭蕉になりきって俳句を書こう~夏休み子ども博物館「俳句をつくろう」開催~

本日8月20日(金曜)、荒川ふるさと文化館にて、夏休み子ども博物館「俳句をつくろう」が開催されました。

「行く春や鳥啼き魚(うお)の目は泪(なみだ)」――松尾芭蕉は『おくのほそ道』の中で、旅立ちの惜別を、鳥は悲しそうに鳴き、魚も涙を浮かべているようだと表現し、旅の記録の書きはじめ(矢立初めの句)としてこの句を詠みました。素盞雄神社には、文政3(1820)年に建てられた芭蕉の坐像が刻まれた「奥の細道矢立初めの句碑」(区指定文化財)が今も残されています。奥の細道矢立初めの地として知られる荒川区。参加した区内の小学生10名は、素盞雄神社の自然に囲まれながら夏の季語を探し、個性豊かな句と俳画を作り上げていきました。

当日の様子

荒川ふるさと文化館の視聴覚室には、お気に入りの帽子をかぶり、重そうな水筒を持った子どもたちが集まり、「俳句をつくろう」が開始されました。まず今回の講師である、俳人協会会員の倉澤節子(くらさわ・せつこ)先生と市橋洋子(いちはし・ようこ)先生からの「見るものや聞いたもの、匂いや感じることなど、あなたが感じたものが俳句の材料になります。五感を働かせて夏の季語を探しに行きましょう。」というアドバイスを受け、子どもたちは一列に並んで芭蕉の句碑が建つ、隣接する素盞雄神社へ出発しました。

メモと鉛筆を持った子どもたちは、風鈴やかやりぶた、桃の実や虫かごのキリギリス、草木にかけられたクモの巣等、真剣な眼差しで季語を探していました。時折吹く涼しい風も、セミの鳴き声も立派な季語。逃さずしっかりメモをとり、紙びっしりと五・七・五の材料をメモしました。

荒川ふるさと文化館に戻ると、さっそく俳句と俳画づくりを行いました。季語はたくさん見つけることができたのに、いざ五・七・五で作ろうとすると、思いつかない。そんな悪戦苦闘している様子も見られましたが、講師たちの「そのときどう感じた?」など丁寧なアドバイスをうけて、子どもたちはアイデアとオリジナリティーがつまった自分なりの一句を3句投句しました。その後、選句・披講・選評を行いました。同じ場所で見た、同じ季語の「桃」でも「ピンク、おいしそう」などと、それぞれ違った感じ方で詠まれている句がありました。次に自分が詠んだ句に絵を添える俳画を作りました。色紙には、大きな文字で五・七・五の句と、句に合わせて、桃の実、赤まんまといった植物、トンボ、風鈴など子どもたちの思い思いの絵が描かれました。

俳句づくりに興味があり今回初めて参加した、尾久宮前小2年の狩野・凜(かのう・りん)さんは、「素盞雄神社で風鈴やセミを探すことができて楽しかったです。俳句を作るのはちょっと難しかったけど、また参加したいです。」と話してくれました。

「俳句のまちあらかわ」について

荒川区は平成27年3月に「荒川区俳句のまち宣言」を行い、子どもから大人まで俳句文化の裾野を広げ、豊かな俳句の心を育む取組みを行っています。荒川区では俳句文化に親しんでもらおうと、小学生が土俵上で俳句とパフォーマンスを披露しトーナメント形式で競う「奥の細道矢立初めの地子ども俳句相撲大会」や年間を通して気軽に俳句を投句できる「あらかわ俳壇」、金子兜太(かねこ・とうた)氏の句碑の建立など、俳句に関する様々な事業を展開しています。

夏休み子ども博物館とは

荒川ふるさと文化館は、郷土の歴史・文化を楽しみながら学びを探求する場として、区に関する考古・歴史・民俗資料を展示公開しています。「夏休み子ども博物館」は、実際の体験を通じて、子ども達に区の歴史や文化などに興味をもってもらおうと毎年開催しています。今年はその他、区内の「指物」と「つまみかんざし」の伝統工芸職人に技の一部を学んで「はし」や「パッチンどめ」作りに挑戦する「あらかわ職人道場」、古い資料の調査など荒川ふるさと文化館学芸員の仕事を体験する「リトル学芸員」等を実施しています。

季語をしっかりメモ

季語をしっかりメモ

投句のようす

投句のようす

 

先生からのアドバイスを聞くようす

先生からのアドバイスを聞くようす

 

選評のようす

選評のようす

 

俳画づくりのようす

俳画づくりのようす

 

 

お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館

〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号

電話番号:03-3807-9234

ファクス:03-3803-7744

区政広報部広報課報道映像係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2135)

ファクス:03-3802-0044

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