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更新日:2021年7月1日

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ユニボ先生、算数教えて!~区内小学校で荒川区新製品・新技術大賞受賞作品が紹介されました~

 本日、令和3年6月30日(水曜)、荒川区立第六瑞光小学校の児童を対象に、区内の有限会社ソリューションゲート代表取締役社長・鈴木博文(すずき・ひろぶみ)氏による「対話形式で子供に算数を教えるロボット ユニボ先生」の紹介と児童がユニボ先生を活用した学習を行いました。

当日の様子

 本日午後、放課後の活動「あらかわ寺子屋」に参加している、2年生の小林桃子(こばやし・ももこ)さんと3年生の楠村茉琴(くすむら・まこと)さんが、ユニボ先生を活用した学習を体験しました。

 開発者である鈴木社長が、児童たちに直接ユニボ先生を紹介する姿も見られました。

 小学校の机の上に突如現れたユニボ先生を見た2人の児童は、「このロボットはなんだろう~?」と興味津々。まず、ユニボ先生を前にした児童はニックネームを登録した「ユニボ先生専用QRコード付カード」を読み込み、学習の進め方、ユニボ先生との応対のための発声練習が終わった後、いよいよ学習がスタート。

 今回、児童たちは1つのユニットを体験。児童は、ポイントなどを学んだうえで1問ずつ問題を解き、はっきりとした大きな声で「おわった!」とユニボ先生に話しかけていました。ユニボ先生は、問題の答えの導き方や解説するほか、問題に正解したときは、「すごいじゃない!」、誤った時は「悩んじゃったかな?」と声掛けをしていました。ユニボ先生の優しく、親しみやすい声掛けに対して、児童たちは、うんうんと相づちをしながら、熱心に解説を聞いて学習していました。

 参加した楠村さんは「ユニボ先生と勉強ができて楽しかったし、可愛かったです。」と話してくれました。また、小林さんは「問題が解けて嬉しかったです。またユニボ先生と勉強したいです。」と話してくれました。

 鈴木社長は「今回、荒川区内の公立小学校で体験していただきありがたいです。ユニボ先生の声掛け時の言い方、機能などまだまだ改善の余地がありますが、今回のような機会を大切にして、スムーズなロボット先生の開発を目指していきたいです。」と話してくれました。

「対話形式で子供に算数を教えるロボット ユニボ先生」とは

 ユニボ先生は、ロボットが先生役となり、対話形式で子供に算数を教えるAI搭載の教育ロボットです。

 子どもの学習意欲を高めていくために大切な、先生による適切なタイミングでの声かけを実現するため、ユニロボット社が開発したコミュニケーションロボット「ユニボ」を用い、先生として子どもと対話しながら学習指導を行う仕組みを開発、サービスとして構築しました。

 ユニボ先生は、教育現場の人材不足の解消が期待できるほか、コロナ禍での非対面の教育に役立つ製品であることが評価され、令和3年3月の第5回荒川区新製品・新技術大賞において、「最優秀賞(荒川区長賞)」を受賞しました。

 今後は、算数以外の教科はもちろん、文章読解力の強化や日本語だけではなく各国語にも対応させ、世界中の子どもたち達への質の高い教育の提供を目指しています。

荒川区の「あらかわ寺子屋」について

 荒川区の小中学校では、平成26年度から、始業前や放課後などに、学校の実情に応じて補充学習を実施し、授業時間以外の学習時間を確保するとともに、児童が主体的に学習する習慣を身に付けさせ、学力の向上を図ることを目的として「あらかわ寺子屋」事業を展開しています。全小中学校で教員志望等の学生(ティーチングアシスタント)、退職教員を含む教員免許保持者(補充学習指導員)を活用するなど、補充学習の充実を図っています。

 

鈴木社長が児童にユニボ先生を紹介しているようす

鈴木社長が児童にユニボ先生を紹介

鈴木社長が児童にユニボ先生を紹介しているようす

鈴木社長が児童にユニボ先生を紹介

問題を解く児童

問題を解く児童

問題を解く児童

問題を解く児童

 

 

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