トップページ > 広報・報道・広聴 > 報道・プレス発表 > 2021年4月 > 全身を使って俳句を披露 子ども俳句相撲の横綱決まる~「動画で楽しむ!“奥の細道矢立初めの地 子ども俳句相撲大会”」区ホームページに掲載しています~
更新日:2021年4月9日
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4月9日(金曜)から「動画で楽しむ!“奥の細道矢立初めの地 子ども俳句相撲大会”」と題し、区ホームページ及びYouTubeの荒川区公式チャンネルで動画を配信します。
子ども俳句相撲大会は、南千住が奥の細道矢立て初めの地であることを広めるとともに、子どもたちに日本の伝統文化である俳句の素晴らしさを伝え、豊かな感性と表現力を育むことを目的に開催しています。
平成20年3月に開始して以来、奥の細道矢立初めの地・荒川区の小学生と、結びの地・岐阜県大垣市の小学生が、土俵を模したステージで自作の俳句を披露し、その出来栄えとパフォーマンスを競いあってきました。12回目となった本大会は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため会場では実施せず、上位チームのパフォーマンスの動画配信を行いました。
今大会には、区内の小学生55チーム(二人一組)の応募があり、荒川区俳句連盟の選考により決定した、13チームと岐阜県大垣市から推薦された1チームを加えた、計14チームによる決勝を行いました。決勝進出チームは、兼題「つばめ」「春の山」に沿った俳句を絵や装飾で工夫しながら大きな模造紙に書きました。この模造紙を6人の審判が審査し、俳句横綱をはじめ、入賞の9チームを決定しました。その後、上位3チームについては、個別にパフォーマンス動画を撮影したほか、決勝選出全チームの作品を掲載した句集を作成しました。
大垣からのチームは、いつも言葉がとても鍛えられていて、今回も「プルプルと空気をゆらす」というところでとても感動しました。そして、「城下町」と「子つばめ」の様子が目に浮かぶような句でした。」
「青空を自由自在」という言葉、とても力強く描かれていて、つばめの力強さが伝わってきました。また「ピロティ」というところが良かったですね。大空ではないけれど学校にも見晴らす天井がある、そこにつばめがもうすぐ来るという希望が一句にあらわれています
「太陽の光で」のところで本当に太陽の光がさしているような、そして「燕来て」という字もとても力強くて、全体に句も含めて力強さを感じました。明るい希望がとても感じられるいい句だと思います。
今回、会場での開催はできなくなりましたが、子どもたちの元気な発表を是非多くの方に見ていただきたいという気持ちで、動画配信をすることにしました。新型コロナウイルス感染症が蔓延する中だからこそ、自分の気持ちを俳句に詠み、思いきりパフォーマンスで表現することで、子どもたちの心は落ち着き、豊かになると思います。松尾芭蕉の足跡を感じながら、多くの子どもたちがより楽しく、より身近に俳句に親しんでもらうきっかけになれば嬉しいです。
元禄2年(1689)年、松尾芭蕉は「行春や鳥啼魚の目は泪」を矢立初めの句として千住大橋を渡り、「奥の細道」へと旅立ちました。これにちなみ、俳句教室を区内各地で開催するほか、西日暮里にある俳句甲子園強豪校・開成学園を舞台に俳句ディベートを繰り広げる「中高生俳句バトルin開成」、区内で撮影した写真に俳句をつける「俳句のまち荒川フォト俳句コンテスト」等、荒川区では俳句の魅力を次代につなぐ取り組みを数多く行っています。平成27年3月には「荒川区俳句のまち宣言」を行いました。
詳細については、動画で楽しむ!奥の細道矢立初めの地子ども俳句相撲大会(令和2年度)のホームページをご覧ください
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
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ファクス:03-3803-7744
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