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更新日:2021年3月30日

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菓子満氏制作『桃の祓 なでもも』の完成奉告祭が執り行われました(3月30日 素盞雄神社)

 本日令和3年3月30日(火曜)、素盞雄神社にて、卓越した技能者(現代の名工)・菓子満氏制作の「桃の祓 なでもも」の完成奉告祭がありました。

当日の様子

 境内の桃の花がちょうど見頃となった本日、菓子満氏に代わり、妻の菓子志野氏(かし・しの)氏と荒川区文化財保護審議会委員・石塚昭一郎(いしづか・しょういちろう)氏が参列し、素盞雄神社の神前にて完成奉告祭が執り行われました。

 現在、素盞雄神社では桃まつりで雛人形が飾られ、桃の花とともに春の到来を告げています。菓子氏が数年前に古い雛人形を素盞雄神社に奉納している縁や、「現代の匠」も受賞した区内外で活躍している著名な鋳造の名人であるため、素盞雄神社から令和御大典奉祝として制作依頼しました。

 桃の実はブロンズ製でドッジボールくらいの大きさがあり、台座には境内で役目を終えた本物の桃の幹を使用しています。菓子氏は素盞雄神社の境内の桃の葉を自宅に持ち帰るなど、制作にあたってイメージ作りのため、何度も素盞雄神社に足を運び、桃の実や葉が撫で桃にふさわしい作品として仕上がりました。

 完成奉告祭が終わると、神楽殿内の雛壇に並んだたくさんの雛人形の前に「桃の祓 なでもも」が飾り付けられ、お披露目されました。

 菓子志野さんは「完成奉告祭で神前の作品を見たとき、深緑が映え、荘厳だと感じました。努力して制作している様子を隣で見ていたので、本人はこのような形でお披露目されて嬉しいのではないかと思います」と話してくれました。

作品 『桃の祓 なでもも』について

 桃は悪しきものを祓い清める霊力があると伝えられ、古くより信仰されています。菓子氏は、素盞雄神社から令和御大典奉祝として依頼を受け、同社ゆかりの樹木「桃」を主題とした三つの桃「撫で桃」を制作しました。3つの桃・「桃の祓」は、後顧の祓・中今の祓・幸先の祓からなっており、それぞれ過去・現在・未来を祓い清める意味が込められています。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間「撫で」ることは控え、本日から見学することができます。

制作職人プロフィール

菓子満(かし・みつる)氏

 昭和12年生まれ。東京藝術大学鋳金部専攻科修了後、菓子美術金研究所を開設し50年以上にわたり所長を務めました。日本古来の伝統的な技法である真土(まね)型鋳造法で、美術工芸品や彫刻などを鋳造し、鋳型作りから仕上げまでを一貫して行っています。自作のみならず、著名な作家の作品の鋳造や古い鋳造作品の修復作品も手がけ、高知市桂浜の坂本龍馬像をはじめ各地に事例を見ることができます。現在は、日本鋳金家協会会長、荒川区顧問、荒川区文化財保護審議会委員等を務める。

平成20年度に区指定無形文化財保持者に認定。

平成23年度に卓越した技能者(現代の名工)の表彰受賞。

平成28年に黄綬褒章受章。

素盞雄神社と桃について

 素盞雄神社の創建日は、紅白の桃花が咲き競う4月8日です。平安時代延暦14年(795)、1200有余年前にさかのぼります。この日には「疫神祭(えきじんさい)」朝夕の神事を斎行し、江戸の頃より災厄除けの「白桃樹御守(桃の御守)」が伝わっています。

 紅白の矢口桃を咲き始めとして、源平の咲き分けや照手の紅白、純白の残雪しだれに菊桃までの種々の桃花咲き競うなか、この咲く花をお供えとして、氏子崇敬者から奉納された雛人形を境内各所に飾っています 。(2月下旬~4月上旬頃)。

神前の「桃の祓 なでもも」

神前の「桃の祓 なでもも」

完成奉告祭のようす

完成奉告祭のようす

神楽殿にてお披露目された「桃の祓 なでもも」

神楽殿にてお披露目された

「桃の祓 なでもも」

境内桃花のようす

境内の桃花のようす

 

 

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