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12月18日(金曜)、西日暮里2丁目ひろば館で、子どもたちを対象とした「2020 クリスマスどんぐりマーケット」が行われました。どんぐりマーケットは今年で3回目、毎年クリスマスの時期に行われます。
どんぐりマーケットは、神戸の六甲道(ろっこうみち)児童館で始められたもので、西日暮里ひろば館の職員が児童健全育成推進財団で行われた研修に参加した際、どんぐりマーケットの事例を知り、六甲道児童館からアドバイザーを招き、取り組みました。このイベントで、お金の流れを知ることや、お買い物を楽しめる体験、そして山や公園の中にあるどんぐりを集めるという自然体験ができ、親子の時間をつくれるイベントとして、荒川区の西日暮里二丁目ひろば館でもやってみよう、ということになったものです。
どんぐりマーケットに参加する子どもたちは「ぐり」を探しに行こう、ということで区内の公園や、都内近隣の大きな公園、大学の構内などに落ちているどんぐり(しらかし、ウバメガシ、マテバシイ等の木の実)、きのみ(まつぼっくり、ヒマラヤスギ等の木の実)を集めてひろば館に持ってきます。区内で特に人気なのは日暮里南公園、西日暮里公園、荒川自然公園など大きな木が茂っている公園でした。
拾ってきた木の実に合わせて「1ぐり」という、どんぐりマーケットで使える「ぐり札」と交換、そしてどんぐりマーケットで売られている商品と交換します。
また、ひろば館では「どんぐり工場」も行われ、どんぐりマーケットで売られる商品作りも行います。小学校高学年の「スタッフ」やボランティアの大人たちが、集まったどんぐりを加工したものや、遊べるおもちゃ、キーホルダー等を制作しています。「どんぐり工場」に参加したこどもにも「ぐり札」が渡されます。
いつものどんぐりマーケットは、西日暮里2丁目ひろば館にやってくる子どもたちで大賑わいですが、今年は、新型コロナウイルス感染対策として、各回15分のお買い物タイムを設けて、各回15名の定員で子どもたちがお買い物タイムを楽しみます。
ひろば館の乳幼児タイムに登録している子と保護者の方々、小学生、中学生が対象となっており、早速、どんぐりと両替した「ぐり札」をもって、お買い物。
商品は、木の実と紙粘土で作った鏡餅、どんぐりが可愛いキーホルダー、大きなまつぼっくりのクリスマスツリーなど、沢山の木の実を使った可愛い商品が並んでいます。
時間になると早速、子どもたちが買い物を始めました。沢山のぐり札をもっていくつもの商品を買う子、男の子はおもちゃの刀が好きで、何人もが購入。女の子はどんぐりのキーホルダーの前で思案中。どの子も楽しそうに買い物をしていました。
どんぐりマーケットの担当の西日暮里2丁目ひろば館の峯田さんは「どんぐりマーケットは、親子で自分の住んでいる街を探検してもらう、まだまだ自然があるぞということを知ってもらう、という親子の時間を作り出すきっかけになればと思っています。」と話していました。
お問い合わせ
子ども家庭部児童青少年課西日暮里二丁目ひろば館
〒116-0013荒川区西日暮里2-32-25
電話番号:03-3807-4720(内線:735)
ファクス:03-3807-4720
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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