荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川区再発見5「西日暮里」

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5. プラネタリウム館
外観
館内
館内
 昭和39(1964)年4月10日に開館した「荒川区立プラネタリウム館」は、「子供たちに宇宙をもっと身近に学んでもらうように」と、設立当初から入場無料を守り続けています。他の民営プラネタリウムのような大掛かりな投影ではありませんが、昔ながらの設備を使用し、満点の星空を子供たちに提供しています。

 席数は、小学生約60人。なぜ「約」なのかと言うと、個別の椅子ではなく、プラネタリウムの丸い壁に沿って長椅子が置かれているためです。頑張って詰めればもう少し座れるので「約」という訳です。小規模だからこそ、一体感が得られるような気がします。

 投影機械は、世界のプラネタリウムで40%のシェアを誇る「株式会社五藤光学研究所」により制作された「S-3」です。開館時に設置されたこの機材が未だに大切に使われています。最新の機械は、星だけでなく下部に広がる街並みも創りだす事ができますが、このS-3は星や星座図などの投影に限られているので、「南千住のガスタンク」「サンシャイン60」「東京都庁」など、手作りによる建物の黒いシルエットが円周に配置されています。新しく建設される高い建物はその都度つけ足されますが、この切り貼りの手作りの味が何とも言えず、「荒川区立プラネタリウム館」のレトロな雰囲気とマッチしています。

 プラネタリウム館は「荒川区立教育センター」の管轄で、投影は毎月第2・第4土曜日(13時半から受付、14時投影開始)に限られています。この他に「学習投影」として、区内の小学校・幼稚園・保育園を対象にした企画も行っています。

 「こんなに古い設備を使っていても、子供たちに“これが満点の星空です”と言うと、もの凄く感激してくれます。」失われた自然を取り戻すお手伝いになれば、という想いで日々仕事に励んでいます。「荒川区立プラネタリウム館」は、これからも子供たちの科学や宇宙、自然に対する様々な夢を育んでいくことでしょう。
株式会社五藤光学研究所製「S-3」
株式会社五藤光学研究所製「S-3」
●住所:荒川区荒川4-19-1
●電話:03-5811-5510(教育センター:03-3802-2332)
●都電荒川線荒川二丁目停留所下車徒歩7分

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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