荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川ゆうネットは、平成16年から22年までに開設されていたサイトです。
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夏休み子ども特集

コラム 荒川自然公園オオムラサキ観察園

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餌台で羽を休める
オオムラサキの成虫
 
 本荒川自然公園の一角、昆虫観察園横の飼育ゲージで「NPOオオムラサキを荒川の大空に飛ばす会」が国蝶のオオムラサキを育てています。
 オオムラサキは、環境庁発行の「日本の絶滅のおそれのある野生動物」に指定されている希少種ですが、会の皆さんはこの蝶を増やそうと地道な飼育を続けてきました。

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笑顔があたたかい
岡本義雄会長
 
 飼育ゲージ内には、オオムラサキの産卵場所と幼虫の餌の為に榎木が植えられ、所々に成虫用の甘いエキスを置いた餌台が設けられています。
 外敵が入らない保護された空間は、まさにオオムラサキにとっては天国。

 雄と雌が出会って交尾し、産卵から孵化、幼虫・脱皮・蛹、そして羽化という生命の営みを何十、何百のオオムラサキの個体が見せてくれます。
 生きた理科の勉強になるだけでは有りません。エメラルドグリーンの卵、愛嬌のある幼虫の顔、榎木の葉に似た蛹の形、雄が持つ紺碧の羽根模様…心に残るオオムラサキの世界です。

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会の皆さんが
丁寧に説明をしてくれます
 来館者には、会の皆さんが丁寧な説明をしてくれます。
 会長の岡本義雄さんは「こうしてオオムラサキを育てていると生命の神秘を感じ、感謝の気持ちが溢れてきます」と語られました。
 ぜひ皆さんも「生命の神秘」を体験しに来てください。

 

開園日時 6月12日〜7月31日の土・日曜日、午前10時〜午後3時
*正午〜午後1時を除く
入園料 無料
問合せ 荒川自然公園 電話:03(3803)4042
平成17年8月掲載記事
問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)

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