議  事  日  程

平成十九年十月十七日 午後一時開議  
第一   議員提出議案第十五号 後期高齢者医療制度に関する意見書提出について
第二   議員提出議案第十六号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書提出について
第三   議員提出議案第十七号 いじめ・不登校対策のための施策を求める意見書提出について
第四   議員提出議案第十八号 東京都知事が公約した中学三年生までの医療費無料化の早期実施を求める意見書提出について
第五   議案第五十五号    荒川区情報公開条例の一部を改正する条例
第六   議案第五十六号    政治倫理の確立のための荒川区長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例
第七   議案第五十七号    荒川区手数料条例の一部を改正する条例
第八   議案第六十五号    土地の購入((仮称)宮前公園用地)について
第九   議案第五十三号    荒川区立こども園条例
第十   議案第五十八号    荒川区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
第十一  議案第五十九号    荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例
第十二  議案第六十号    荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例
第十三  認定第 一 号    平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算
第十四  認定第 二 号    平成十八年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算
第十五  認定第 三 号    平成十八年度荒川区老人保健医療特別会計歳入歳出決算
第十六  認定第 四 号    平成十八年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算
第十七             委員長報告について
@ 十九 第二十号陳情 悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出することを求める陳情
A 十九第二十一号陳情 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出することを求める陳情
第十八             閉会中の継続審査・調査の付託について
           午後一時四分開議
議長 (竹内捷美君) ただいまより本日の会議を開きます。
 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十二名、欠席なしであります。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、議員提出議案第十五号、後期高齢者医療制度に関する意見書提出についてを議題といたします。
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 議員提出議案第十五号 後期高齢者医療制度に関する意見書提出につい  て
 (議案の部に記載)

議長 (竹内捷美君) 事務局長より朗読いたします。
 なお、本案は議員全員の提案ですので、提出者氏名の朗読を省略いたします。
        〔事務局長朗読〕
事務局長 (苫米地茂君)
議員提出議案第十五号
 後期高齢者医療制度に関する意見書提出について
右の議案を提出する。
平成十九年十月十七日
        提出者 荒川区議会議員
 後期高齢者医療制度に関する意見書
 七十五歳以上の高齢者を対象とした新たな医療保険制度として、後期高齢者医療制度が平成二十年四月からスタートします。
 東京都におきましても、本年三月に東京都後期高齢者医療広域連合が設立され、都内六十二区市町村との連携のもとで、制度の開始に向け準備が進められているところです。
 保険者である東京都後期高齢者医療広域連合が中心となって制度の運営にあたることになりますが、区市町村も窓口業務と保険料の徴収を担当するため、住民に最も身近な地方自治体として、重要な役割を果たすことが期待されています。
 先般、東京都後期高齢者医療広域連合より後期高齢者医療保険制度の保険料について極めて粗い試算というかたちで保険料額が示されました。
 この試算においては、後期高齢者医療保険制度の運営のための財源構成に関わって高齢者が負担する保険料が極めて高額になることが示されており、保険料負担が過大となることが懸念されます。
 ひとつは、後期高齢者の検診事業の財源についての問題です。四十歳以上七十五歳未満の方を対象とした特定検診については、それぞれ三分の一の国及び都道府県による補助金が予定されているにもかかわらず、後期高齢者の検診事業には公費による補助金がなく、全額保険料又は自己負担金で賄うこととされています。
 もうひとつは、国庫負担金に係る調整交付金の問題です。東京都のように比較的所得水準が高いと想定される広域連合に対しては、調整交付金が減額され、減額分が保険料に上乗せになります。
 また、保険料負担に加えて、現在検討されている後期高齢者医療における新たな診療報酬体系について、医療の質の低下につながるのではないかと大きな不安が寄せられています。
 よって、荒川区議会は、政府に対し、後期高齢者医療制度を施行することなく凍結し、抜本的見直しを図るよう強く要請します。
右、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出します。
平成十九年  月  日
                荒川区議会議長名
内閣総理大臣・厚生労働大臣 あて
議長 (竹内捷美君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 本案に対して、質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議員提出議案第十五号は原案どおり決定いたしました。
 日程第二、議員提出議案第十六号、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書提出についてを議題といたします。
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 議員提出議案第十六号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書提出に  ついて
 (議案の部に掲載)

議長 (竹内捷美君) 事務局長より朗読いたします。
 なお、本案は議員全員の提案ですので、提出者の氏名の朗読を省略いたします。
        〔事務局長朗読〕
事務局長 (苫米地茂君) 
議員提出議案第十六号
 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書提出について
右の議案を提出する。
平成十九年十月十七日
        提出者 荒川区議会議員
 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書
 クレジット契約は、代金後払いで商品が購入できる利便性の良さから消費者に広く普及している一方で、強引・悪質な販売方法と結びつくと高額かつ深刻な被害を引き起こすなど大きな社会問題となっている。
 現在、クレジット会社による不十分な与信審査のため、年金暮らしの高齢者に対し、支払い能力を超える大量のリフォーム工事、呉服等の次々販売が繰り返されるなど、年齢・性別を問わず、クレジット契約を悪用したマルチ商法・内職商法その他の悪質商法の被害が絶えないところです。このようなクレジットを利用した消費者被害は、悪質な販売行為を誘発しがちとなるクレジット契約の構造的危険性に、その原因があると言えます。
 経済産業省の産業構造審議会割賦販売分科会基本問題小委員会は、このように深刻なクレジット被害を防止するため、平成十九年二月から、クレジット被害の防止と取引適正化に向けて割賦販売法の改正に関する審議を進めており、本年秋には法改正の方向性が示される見込みです。今回の改正においては、消費者に対し、安心・安全なクレジット契約が提供されるために、クレジット会社の責任においてクレジット被害の防止と取引適正化を実現する制度が必要であります。
 よって、荒川区議会は、国会及び政府に対し、割賦販売法改正に当たっては、左記の事項を実現するよう強く要請します。
                記
一 過剰与信規制の具体化
 クレジット会社が、顧客の支払能力を超えるクレジット契約を提供しないように、具体的な与信基準を伴う実効性ある規制を行うこと。
二 不適正与信防止義務と既払金返還責任
 クレジット会社には、悪質販売行為等にクレジット契約を提供しないように、加盟店を調査する義務だけでなく、販売契約が無効・取消・解除であるときは、既払金の返還義務を含むクレジット会社の民事共同責任を規定すること。
三 割賦払い要件と政令指定商品制の廃止
 一回又は二回払いのクレジット契約も適用対象に含め、政令指定商品制を廃止することにより、原則としてすべてのクレジット契約を適用対象とすること。
四 登録制の導入
 個品方式のクレジット事業者(契約書型クレジット)について、登録制を設け、契約書面交付義務及びクーリングオフ制度を規定すること。
以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出します。
平成十九年  月  日
                 荒川区議会議長名
衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・経済産業大臣 あて
議長 (竹内捷美君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 本案に対して、質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議員提出議案第十六号は原案どおり決定いたしました。
 日程第三、議員提出議案第十七号、いじめ・不登校対策のための施策を求める意見書の提出についてを議題といたします。
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 議員提出議案第十七号 いじめ・不登校対策のための施策を求める意見  書提出について
 (議案の部に掲載)

議長 (竹内捷美君) 事務局長より朗読いたします。
 なお、本案は議員全員の提案ですので、提出者の氏名の朗読を省略いたします。
        〔事務局長朗読〕
事務局長 (苫米地茂君)
議員提出議案第十七号
 いじめ・不登校対策のための施策を求める意見書提出について
右の議案を提出する。
平成十九年十月十七日
        提出者 荒川区議会議員
 いじめ・不登校対策のための施策を求める意見書
 教育現場では、いじめや不登校の問題が深刻です。
 いじめの発生件数は、平成十七年度に報告されているだけでも小・中・高等学校全体の約二割に当たる二万件を超え、各地で深刻ないじめが発生し続けています。いじめを苦にした児童・生徒の自殺が相次いだ昨秋以降、改めていじめ問題に大きな関心が集まり、文部科学省の「子どもを守り育てる体制作りのための有識者会議」でも議論され、今年春には教師や保護者、地域の大人たちに向けた提言をまとめ、教師向けの「いじめ対策Q&A」と併せて全国に配付されました。
 一方、不登校は主に小・中学校で深刻化しており、平成十七年度の文部科学省の調査によれば、小学校で〇・三二パーセントで三百十七人に一人、中学校では二・七五パーセントで三十六人に一人、一学級あたりに一人の割合と、学年が上がるにつれて増加する傾向にあります。
 いじめや不登校で苦しんでいる子どもたちに、どう手を差し伸べてあげるのか、各地で様々な試みがなされていますが、現場で効果をあげているものも参考にしながら、具体的な施策を速やかに実施すべきです。
 よって、荒川区議会は、政府に対し、教育環境づくりのために、いじめ・不登校対策を早急に実施するよう強く要請します。
以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出します。
平成十九年  月  日
                 荒川区議会議長名
内閣総理大臣・総務大臣・文部科学大臣 あて
議長 (竹内捷美君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 本案に対して、質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議員提出議案第十七号は原案どおり決定されました。
 日程第四、議員提出議案第十八号、東京都知事が公約した中学三年生までの医療費無料化の早期実施を求める意見書提出についてを議題といたします。
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 議員提出議案第十八号 東京都知事が公約した中学三年生までの医療費  無料化の早期実施を求める意見書提出について
 (議案の部に掲載)

議長 (竹内捷美君) 事務局長より朗読いたします。
 なお、本案は議員全員の提案ですので、提出者の氏名の朗読を省略いたします。
        〔事務局長朗読〕
事務局長 (苫米地茂君)
議員提出議案第十八号
 東京都知事が公約した中学三年生までの医療費無料化の早期実施を求め る意見書提出について
右の議案を提出する。
平成十九年十月十七日
        提出者 荒川区議会議員
 東京都知事が公約した中学三年生までの医療費無料化の早期実施を求める意見書
 先の東京都知事選挙において、石原東京都知事は、中学三年生までの医療費の無料化を公約に掲げ、当選しました。
 しかし、都知事に就任後、公約の実現に向けた具体的な施策が推進されていません。他の自治体では、少子化対策として、すでに実施しているところもあります。
 よって、荒川区議会は、東京都に対し、石原都知事の公約である中学三年生までの医療費の無料化を早急に実施するよう強く要請します。
以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出します。
平成十九年  月  日
                 荒川区議会議長名
東京都知事 あて
議長 (竹内捷美君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 本案に対して、質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議員提出議案第十八号は原案どおり決定いたしました。
 お諮りいたします。議員提出議案第十五号から第十八号までの四件の意見書提出については議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 日程第五、議案第五十五号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例、日程第六、議案第五十六号、政治倫理の確立のための荒川区長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例、日程第七、議案第五十七号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例、日程第八、議案第六十五号、土地の購入((仮称)宮前公園用地)について、以上四件を一括議題といたします。
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 議案第五十五号 荒川区情報公開条例の一部を改正する条例
 議案第五十六号 政治倫理の確立のための荒川区長の資産等の公開に関  する条例の一部を改正する条例
 議案第五十七号 荒川区手数料条例の一部を改正する条例
 議案第六十五号 土地の購入((仮称)宮前公園用地)について
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 本案に対しては、総務企画委員長志村博司君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。
        〔志村博司君登壇〕
二十一番 (志村博司君) 付託を受けました議案四件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。
 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。
 初めに、議案第五十五号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、情報公開請求の件数、処理にかかる日数、情報公開請求に当たってのインターネットの活用などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、賛成だが、積極的な情報公開に努めるべきとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第五十六号、政治倫理の確立のための荒川区長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、区長の資産のホームページでの公開などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、賛成だが、より積極的な情報公開に努めるべきとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第五十七号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、温泉法の概要及び改正の内容、区が窓口となっている理由などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、賛成だが、区民からの問い合わせに対応できるようにすべきとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第六十五号、土地の購入((仮称)宮前公園用地)についてにつきましては、委員より、区が土地開発公社から土地を取得した金額、当初の計画から変更があったことを踏まえた事業の評価、公園の整備にかかる期間と金額などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、賛成だが、計画の変更についての評価も行うべきとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) 一件ずつお諮りいたします。
 議案第五十五号、荒川区情報公開条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第五十五号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第五十五号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第五十六号、政治倫理の確立のための荒川区長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第五十六号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第五十六号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第五十七号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第五十七号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第五十七号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第六十五号、土地の購入((仮称)宮前公園用地)について、ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第六十五号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認めます。議案第六十五号は委員長報告どおり決定いたしました。
 日程第九、議案第五十三号、荒川区立こども園条例、日程第十、議案第五十八号、荒川区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例、日程第十一、議案第五十九号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例、日程第十二、議案第六十号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例、以上四件を一括議題といたします。
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 議案第五十三号 荒川区立こども園条例
 議案第五十八号 荒川区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
 議案第五十九号 荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正す  る条例
 議案第六十号 荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 本案については、文教・子育て支援委員長鈴木堅之君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。
        〔鈴木堅之君登壇〕
十九番 (鈴木堅之君) 付託を受けました議案四件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。
 まず、議案第五十三号、荒川区立こども園条例について、理事者から説明を受けた後、委員から、名称を「こども園」とした経緯と今後の名称、園児に対する教育内容、こども園に対する区民の期待、定員に対する柔軟な対応、幼稚園と保育園の一体性の確保、職員の配置基準、子育て交流と一時保育の実施、マンション等の増加による保育園、幼稚園の需要などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、南千住地域で区内初のこども園として多方面の意見を真摯に受けとめ、さらに区内に広げることを期待して賛成との意見。住民への周知を十分に行うことを要望して賛成との意見があり、委員会は本案について原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第五十八号、荒川区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例について、理事者から説明を受けた後、委員から、貸し付け実績の内訳及び改正理由、他の貸し付けに対する影響の有無、区民に対する制度の周知方法の改善などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、制度の周知方法などの改善を要望して賛成するとの意見があり、委員会は本案について原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第五十九号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例について、理事者から説明を受けた後、委員から、実施場所の変更に伴う入所状況の変化、事業者に対する指導体制の確保について質疑がありました。
 その後、討論に入り、拠点館的学童クラブは直営で残すよう要望して賛成との意見があり、委員会は本案について原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第六十号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例については、理事者から説明を受けた後、審査に入りましたが、特に質疑、意見等なく、委員会は本案について原案どおり決定をいたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) 一件ずつお諮りいたします。
 議案第五十三号、荒川区立こども園条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
 二十五番、瀧口学君。
        〔瀧口学君登壇〕
二十五番 (瀧口学君) 民主党・市民の会を代表いたしまして議案第五十三号、荒川区立こども園条例に賛成の討論をいたします。
 本条例は、昨年、平成十八年十月の認定こども園制度の試行を受けて、荒川区における就学前児童に対する教育及び保育のあり方について、新たな視点で新たな取り組みを進めていくための重要な条例であると認識をしております。とりわけ、荒川区の新しいまちとして開発の進む南千住、汐入地区に第一号のこども園が設置されることは、子育て支援の観点も含有した注目すべき事業になろうかと考えているところでございます。
 さて、幼稚園と保育所の一元化に関しては、終戦直後からさまざまな議論がありながら、学校教育施設としての幼稚園と児童福祉施設としての保育所が制度として確立をされてきた経緯があることは周知のとおりです。子供の数が急増した時代には、こうした二元行政が理にかなっていたのかもしれません。しかし、少子化の進展や共働き世帯の増加、多様な就労形態など、家庭環境や子供を取り巻く環境が大きく変化をする中で、全国的には幼稚園と保育園の園児数が逆転をし、都市部では保育所の待機児童数の増加が行政課題として顕在化しています。
 荒川区にあっては、待機児童数は、ここ数年、五十名弱の水準で推移しており、幼稚園と保育園の園児数は、待機児童を保育園希望者としてカウントすればほぼ同水準にある状況でございます。
 親の就労にかかわらず、すべての子供に同じ保育、教育を実施しようとする考え方は、私は正論であろうと思います。ただ、一方で、幼保一元化に対して、保育水準の低下などの懸念事項や課題が存在することも承知をしております。
 ここで忘れてはならないのは、子供の視点に立った制度づくりと人づくりを進めていくことだと私は考えております。長年続いた制度が変わるということは、園を運営する側、保育士、幼稚園教諭の意識が変わることも求められるのかもしれません。先行事例に学び、公立と私立、認可、無認可、四つの類型等々を十分に検証、研究をしながら幼稚園と保育所のよい面を生かすことができれば、これからの時代にかなった理想的な施設となるのではないでしょうか。
 また、関連して申し添えするならば、私は、このたび初めての決算委員会に臨むに当たり、保育園・私立幼稚園に関しては民生費、区立幼稚園は教育費と所管が分かれているため、同じ就学前児童に関する質問であっても、持ち時間等を考慮すると、これは質問しづらいなと率直に感じたところがあります。さまざまな課題を克服しながら新しい枠組みで取り組みを開始するためには、情報の共有や連携が不可欠であることは言を待ちません。子育て支援、保育園、こども園、そして幼稚園が同じ所管にある自治体もあると聞き及んでいます。縦割り行政の弊害に陥らず、ぜひ柔軟な対応のできる組織体制で臨まれることもこの場をかりて要望いたします。
 最後に、汐入こども園が、荒川区だけではなくて全国のこども園のモデル園となることを期待いたしまして、賛成討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 以上で討論を終わります。
 議案第五十三号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認めます。議案第五十三号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第五十八号、荒川区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第五十八号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第五十八号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第五十九号、荒川区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第五十九号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第五十九号は委員長報告どおり決定いたしました。
 議案第六十号、荒川区立幼稚園条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 議案第六十号について委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、議案第六十号は委員長報告どおり決定いたしました。
 日程第十三、認定第一号、平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算を議題といたします。
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 認定第一号 平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 本案に関しては、決算に関する特別委員長守屋誠君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。
        〔守屋誠君登壇〕
十七番 (守屋誠君) 決算に関する特別委員会の審査経過と審査結果の御報告を申し上げます。
 本委員会は、最初に、付託を受けました認定第一号、平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算について審査を行いました。
 まず、審査に先立ち、監査委員から決算の審査経過並びに審査結果について、また、理事者から決算の概況並びに主要施策の成果について、それぞれ説明を受けました。
 その後、総括質疑に入り、七会派八名の委員より、伝統工芸の販路拡大・展示・PR、三世代同居促進策、環境施策と環境基本条例の制定、高齢者の半額入浴券助成制度の創設、障害者の就労対策、マンション条例の制定を踏まえた区の対応、迷惑危険行為に対する区の踏み込んだ対応、江戸に学ぶ生き方などについて質疑がありました。
 その後、各款ごとに、延べ七日間にわたって詳細に審査を行いました。
 続いて、締めくくり総括質疑に入り、七会派七名の委員より、行財政改革の徹底、人事戦略構想、後期高齢者医療制度、子育て応援企業認定制度の新設、区の人権施策、おからのリサイクルビジネス、介護保険制度などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、本決算は区民の幸せのためにきめ細かく多様な施策を執行しており高く評価するとして賛成との意見。これに対し、格差と貧困が広がる中で自治体としての役割が求められているのに、弱者対策が不十分であり反対との意見があり、認定第一号について、委員会は、採決の結果、認定することに決定いたしました。
 また、最終日には、外郭団体に関する調査を実施しました。
 調査に当たっては、荒川区地域振興公社、荒川区勤労者福祉サービスセンター、荒川区土地開発公社から参考人を招き、それぞれ説明を受け、質疑を行いました。
 地域振興公社については、チャイコフスキー記念東京バレエ団公演の収支状況、基本財産利息収入、町屋文化センターふれあい広場の利用状況、あらかわ遊園利用者数などについて。荒川区勤労者福祉サービスセンターについては、財団の運営及びあり方、会員数の推移及び今後の対応などについて。荒川区土地開発公社については、町屋四丁目児童遊園用地の現況と整備予定、協調融資銀行団借入状況などについて、それぞれ質疑があり、外郭団体に関する調査をすべて終了いたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
 四番、横山幸次君。
        〔横山幸次君登壇〕
四番 (横山幸次君) 私は、日本共産党区議会議員団を代表いたしまして、二〇〇六年度一般会計決算の認定に反対の討論を行います。
 私どもは、本決算にかかわる予算については、小児準夜間救急医療、障害者福祉負担軽減措置、学校図書館への司書配置などを評価してまいりました。しかし、増税や負担増で苦しむ高齢者などへの介護保険料の減免制度、準介護手当などに踏み込むことはありませんでした。こうした弱者対策が不十分であり、予算に反対いたしました。
 本年度は、年金課税強化、住民税の非課税限度額廃止、定率減税の縮減など大増税、変動する各種保険料値上げなど、雪だるま式負担増が高齢者はじめ区民を襲いました。この間、自公政権による社会保障構造改革で、二〇〇一年に予測した社会保障費の自然増分を〇二年に三千億円、〇三年から毎年二千二百億円削減、今年度だけで一兆四千億円が削減されました。
 この中で、介護保険の改悪とともに障害者自立支援法で障害者福祉医療に一割負担が持ち込まれ、障害者の命と暮らしを不安に陥れました。老年者控除の廃止などの増税、非課税から限度額になった高齢者が五千人荒川区内で生まれ、介護保険改悪で老人保健施設など入所者が月額五万円負担がふえる、増税に連動する国保料、介護保険料の値上げなど、二重、三重の負担増が区民の最も弱い層を直撃いたしました。
 住民の暮らしと命を守る自治体として、国の構造改革路線に対して、住民の暮らしの立場ではっきりとその転換を求める声を上げていくことが求められていると考えます。同時に、国の社会保障切り下げの影響から区民の暮らしを守るために最大限の力を尽くすことも自治体の責務です。
 本決算は、歳入が約八百六十八億円、歳出約八百九億円、決算剰余金が四十八億円で二年連続四十億円を超え、基金残高も二百四十九億円となっています。増税等による増収もあり、区民の暮らしの大変さにこたえることができたのかが問われたと思います。
 障害者自立支援法による障害者福祉に軽減措置を講じたことは評価いたしました。また、区長は、後期高齢者医療制度について、高齢者の負担増が介護保険制度を崩壊させかねないとの懸念を表明されましたが、そのとおりだと思います。
 既に福田内閣は、後期高齢者医療制度、高齢者医療費窓口負担増、児童扶養手当削減について一時凍結など、本質的な解決になりませんが、実施の先延ばしをせざるを得なくなっています。高齢者初め区民の暮らしに大きな困難をもたらしている後期高齢者医療制度を初め、構造改革そのものが問われていると思います。最低生活費を割り込む暮らしを余儀なくされている高齢者など区民に税金や保険料を課すことは、憲法の保障する生存権にもかかわることになります。
 介護保険料の低所得者への減免措置の実施、重度の介護の必要な方への手当の支給、就学援助の基準緩和など、できることで区の決断が求められると思います。高齢、子育て世代問わず、社会的弱者への構造改革の痛みを放置すべきではないと申し上げたいと思います。
 また、官から民、労働分野の規制緩和、低賃金、不安定雇用によって、働いても暮らせないワーキングプア、ネットカフェ難民が急速に拡大をいたしました。今、大企業はバブル期の二倍近い経常収益を上げる一方、年収二百万円以下が一千万人を超えたとの発表もありました。また、中小企業の倒産の増加も指摘され、地域経済の方は一向に明るい兆しが見えません。
 こうした中で、区が、非常勤職員の報酬など待遇改善に踏み出したことは評価をいたします。しかし、毎年反復して雇用する専門職などを非常勤のままでよいのか、改めて見直しが必要ではないでしょうか。国が進める低賃金、不安定雇用を前提としたアウトソーシングは、医療でも介護現場でも深刻な人手不足ときつい労働が広がっております。
 今、保育園の給食調理民間委託を強行しようとしています。最初の年は入札が不調で随意契約、ことしは業者が集まらず、直営を一年継続することになりました。ところが、二度の失敗にもかかわらず、来年度も退職者見合いで六保育園の実施を打ち出した。なぜ二回も入札が成立しなかったのか。結局、給食の質を確保するための必要な経験、高い技術、技量を持った労働力が低賃金では確保できないのではないでしょうか。他自治体を含め一斉の民間委託は、医療、介護の二の舞になりかねません。調理委託の保育園の非常勤栄養士さんは、民間の正規雇用職に年度途中で移られました。この問題でも、基準を下げて六・四実施など強行するのでなく、アウトソーシングありきの見直しを強く求めるものであります。
 最後に、決算審議にかかわって何点か述べておきます。
 介護保険については、最低生活費を割り込む区民の保険料を免除すべきです。しかも、介護保険利用料負担軽減制度や他区の保険料減額制度が生活困窮の対象基準を預貯金三百万円前後としていることを考えると、現在の区の預貯金六十万円がいかに実態とかけ離れているか、歴然としています。直ちに改善をすべきだと思います。
 また、日中独居の高齢者などへの生活支援サービスを区独自の基準で実施すべきです。高齢者半額入浴サービス制度の創設は、地域の大切な資源である銭湯の営業を守り、高齢者への直接の暮らし応援にもなる事業であります。ぜひ検討していただきたいと思います。
 また、障害者福祉の負担をゼロにする決断も求めたいと思います。
 子育て支援では、妊産婦健診無料化に前向きな答弁がありました。
 同時に、子育て世代の暮らしが一層厳しくなっている現状からも、就学援助の基準の緩和、小中学校入学児への援助、せめてものアルバム代補助の復活などに踏み出すべきと考えます。審議でも指摘しましたが、保育園学童クラブなど適正な定数にすることなど、環境整備を進めることは緊急課題です。
 区のふれあい館における児童事業は、今後すべて指定管理者が運営することになります。こうした中でも、区としてふれあい館の児童事業や民間委託の学童クラブなどの公的な立場で指導援助ができる体制をつくるべきと申し上げておきます。
 また、住宅困窮者への支援は待ったなしです。高齢者、母子、青年など実態に合わせた家賃助成、借り上げ住宅など、検討に入るよう強く求めておきます。
 以上、何点か申し上げましたが、今ほど暮らしと命を守る自治体の役割の発揮が求められているときはありません。そのことを申し上げて、本決算の認定に反対の討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 十八番、鳥飼秀夫君。
        〔鳥飼秀夫君登壇〕
十八番 (鳥飼秀夫君) 私は、自由民主党荒川区議会議員団を代表いたしまして、認定第一号、平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算につきまして賛成の立場で討論をいたします。
 本決算の対象となる平成十八年度予算は、我が国の経済が緩やかな回復傾向にあるとの見方がされた中、区財政においても八百四十八億三千万円、前年度に比べまして一二・七パーセントの増と、前年度を上回る規模で編成された予算であります。厳しい財政状況の中にあっても、新たな区民ニーズにこたえるべく、限られた財源を区政の重要課題に重点的に配分した予算となっています。
 初めに、区政全般について申し上げます。
 財政の弾力性を示す指標であります経常収支比率は七五・五パーセント、前年度から〇・四ポイント改善いたしました。また、財政の健全性を示す目安となる公債費比率についても七・二パーセントとなり、これも前年度から〇・五ポイント改善し、一般的に適正な水準と言われている一〇パーセント台を下回っている状況です。極めて厳しいとされていた荒川区の財政状況がここまで改善されてきたのは、我が党がかねてから主張し続けてきた徹底した行財政改革の断行や事務事業の見直しに区が熱意を持って取り組んできた結果であると評価いたしております。
 続いて、具体的な施策について述べさせていただきます。
 防災対策については、ことしの夏に発生した新潟県中越沖地震の教訓から、本区においても、災害対策をより充実強化するため、初動体制の充実、道路の拡幅や木造建築物の建て替え、住宅への耐震診断、補強工事の支援など、ハード、ソフトの両面からの対策を要望いたします。
 防犯対策については、社会全体に閉塞感が漂い、凶悪犯罪の多発する中、防犯パトロールや暗がり対策、安全・安心ステーションの設置など、引き続き区民が安心して生活できるまちの実現に尽力していただくよう要望いたします。
 福祉対策については、少子・高齢化が進行する中、だれもが生涯にわたって健康に暮らせる荒川区を実現するために、介護予防の取り組みの推進やサービスの充実を図ることを要望いたします。
 また、安心して子育てできる環境の整備や働く女性の育児不安の解消に向け、身近な子育ての相談の場となる子育て交流サロンの増設や延長保育実施園の拡大などを要望いたします。
 教育については、我が党が、区立校が独自性を発揮し、競い合うことにより、荒川区の教育レベルがさらに向上し、子供たちの能力や個性がより生きるよう要望してまいりました。各学校が適正規模の中で切磋琢磨していける状況を確保することにより、教育レベルが向上していくことを期待しております。
 また、区立図書館や学校図書館の蔵書の充実、吉村昭記念館の実現に向けてもあわせて要望します。
 都市基盤の整備については、区内の再開発は着実に進行しています。日暮里駅を中心とする再開発については、首都東京の玄関口としてふさわしいまちづくりが求められており、日暮里・舎人ライナーの開通とあわせて積極的なまちづくりが展開されることを期待いたします。
 また、汐入地域についても、人口の急増に対応するため、教育、福祉、医療などを含めた総合的な調和のとれたまちづくりを要望します。
 観光資源の発掘と産業振興について、荒川区は江戸につながる歴史のあるまちです。古い時代と新しい時代を融合させた観光まちづくりに期待をしております。
 また、中小企業の多いものづくりのまちであり、地域活性化のためにも、区内のものづくり産業の活性化を図るとともに、商店街の空き店舗の有効活用など、商店街の活性化に向けた一層の取り組みを要望いたします。
 環境については、地球環境は危機的な状況にあり、ことしの夏は異常な猛暑が続くなどヒートアイランド現象は激化しています。その対策として、道路の遮熱性舗装や打ち水クール作戦などを実施しておりますが、今後とも荒川区から新たな地球温暖化対策を率先して行っていただきたいと思います。また、限りある資源を有効活用する観点から、リサイクル活動を積極的に推進していくことを要望します。
 十八年度予算は、決算の内容を全般的に見ますと、予算目的を達成し、区民の期待にこたえた予算執行であると判断いたしました。
 しかしながら、荒川区の財政構造は、区民税収入が一四パーセント、都区財調に依存する割合は四二パーセントと依然高い水準にあり、今後も引き続き改善をしていく必要があります。そのためにも、区民サービスの向上を目指し、行財政改革の実施や事務事業の総点検などを初めとする行財政の構造改革に今後も積極的に取り組み、区民が真に幸福を実感できる荒川区の実現に向けて全力を尽くしていただきたく強く要望いたします。
 決算特別委員会におきましても我が党の委員から多くの意見を述べさせていただきましたが、区においてもこれらの事項を真摯に受けとめ、今後の区政運営に反映させていただきますよう強く要望し、本決算に対する賛成の討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 二十二番、斉藤裕子さん。
        〔斉藤裕子君登壇〕
二十二番 (斉藤裕子君) あらかわ元気クラブとして、平成十八年度、昨年度の一般会計決算の認定に反対の討論をいたします。
 昨年度予算は、財政構造改革を一層推進するとともに、区民の幸せを実現するためにさらなる前進を図る予算と位置づけられ、行政改革はもちろん、引き続きすべての事務事業を再検証することを掲げ、福祉や教育、子育て支援、防災・防犯、環境、産業活性化などの重要課題に限られた財源を配分するとの編成方針で策定されております。実質額八百六億円、前年比で七・一パーセントの実増となったこの予算は、果たして大多数の区民の幸せのために十分活用されたのか、そして、社会情勢に影響される区民生活や地域経済に機敏に対応できたのか、三点にわたって決算の認定に反対の理由を述べたいと思います。
 第一に、好転し、ゆとりができてきた区財政を積極的に活用する戦略に乏しかったという点であります。
 この年度は、基金からの繰り入れなどの特別な財源措置をとらなくても財源不足を出さずに予算が編成できるようになって二年目に当たります。予算編成のたびに何百億もの財源不足の数字を示され、財政危機が叫ばれた数年前と状況は大きく変わってきました。その要因として、区当局と議会与党は必ず、絶えまぬ行財政改革を挙げます。確かに、他に類を見ない荒川区の行革路線は、二十三区で群を抜いていると言っていいと思います。昭和五十八年の行財政体質改善計画に始まり、荒川区は二十五年間で八百五十三人の職員を削減しました。その率は二十三区平均の三倍に当たる三五パーセント、職員は三分の一に減りました。これで業務が滞りなく行われるわけはなく、非常勤職員と民間委託先の労働者と指定管理者のもとで働く労働者がこれにとってかわり、正規職員の三分の一から二・五分の一という給与で同等の仕事を担う非常勤職員を四百四十人も生み出す結果となりました。
 しかし、こうしたことが財政好転の真の要因なのでしょうか。歳入を見ると、特別区税は税制改革によって八パーセントふえて九億六千万円の増、小泉内閣が推進した三位一体改革なるものによって所得譲与税は八七パーセントふえて五億五千万円の増、さらに、特別区財政調整交付金は一〇・八パーセントふえて三十六億六千万円にまでなりました。東京都市部の地価上昇や大手の法人住民税の税収増がはね返った結果です。
 この三年間、決して所得の高くない勤労者や高齢者の家計に打撃を与える年金保険料の引き上げ、住宅ローンや老年者、配偶者特別控除の廃止、定率減税の廃止と、実質増税が次々進められ、請求書が五倍、七倍になってびっくりした高齢者家庭も出てきました。つまり、大多数の区民に痛みを伴う増税によって財政が好転したというのが真相ではないでしょうか。このような社会情勢の変化、格差の拡大の中で財政をどのように出動するのかが問われていたのではないでしょうか。
 この年度の予算委員会は、荒川区の低価格契約の弊害について超党派で多くの議論が行われましたが、労働基準法違反の賃金が問題になったこの庁舎の警備委託契約やことしも保育園給食民間委託が落札できなかった問題についても同様の問題が含まれているのではないかと思います。
 西川区長は、この予算委員会で、民間委託などの契約について、適正であり、働く人たちの立場も擁護でき、中小小規模企業の競争力を培えるような環境にし、安全性が確保でき、納税者にも納得してもらえるように、この予算委員会での超党派の議論は尊重していくと答弁されましたが、こうした観点での対応を具体化していただきたいのです。そうでないと、役所の行革は格差社会の拡大に手をかしたと言われてしまいます。
 保育園給食の民間委託、障害者施設への指定管理者導入もこの年度行いましたが、これでよかったのかという問題も残りました。過酷とも言える荒川区の行財政改革が何をもたらしたのか、財政の堅調化を成果とするばかりでなく、この際、そのマイナス面やひずみも率直に検証し、弊害として認め、補うべきところは補い、見直すべきところは見直していく勇気が必要なときではないかと思いますが、予算の執行を通してそうした戦略的な判断を感じることはできませんでした。
 第二に、普通建設事業費五十二億円のまちづくり費用はこれでよいのか、再開発に対する疑問であります。
 当時の自治省が、借金してでも内需を拡大せよと十年間で六百四十兆円の対米公約の消化を地方自治体に押しつけたとき、確かに荒川区は豪華庁舎も建設せず、保養所もつくりませんでした。全国の自治体の財政悪化の背景にはこの問題があり、二十三区のうちで財政状況が悪化した区はみんなこれをやっていますから、その点では大変賢明だったと言えるでしょう。
 しかし、荒川区は、統廃合のために新たな学校をたくさん建設し、特別養護老人ホームを建設し、そして駅という駅で再開発事業をやってきた。莫大な財政を投入する再開発事業は、果たして大多数の区民の利益につながっているのか、再開発で工事中の日暮里駅周辺を眺めて私は最近つくづくそう思います。再開発事業に対する公の補助金は、国庫支出金と荒川区の一般財源から支出されます。しかし、区の一般財源からの支出は都市計画交付金と財調交付金で賄われますから、荒川区単独の財政負担はゼロです。これが、財政事情が厳しいにもかかわらず、荒川区が駅前再開発を乱発できた理由です。大手ゼネコンや住宅建設業者にとって荒川区は格好のビジネスの舞台となったかもしれませんが、区民の利益という点では疑問が残ります。
 第三に、目立った産経費執行の消極性という問題です。
 基本構想には、活力ある地域経済づくりの中に、意欲ある商店街の振興や観光資源の活用で商業の活性化を図ると書いてあります。荒川区の魅力の一つとして商店街を位置づけ、また、高齢者や子育て世代にとって将来も必要だとするのなら、新規事業を十一も設定したこの執行状況はどうなのでしょうか。それとも、基本構想そのものでの位置づけが違うのでしょうか。観光振興費は執行率五一・九パーセント、事業革新支援事業費は六〇パーセント、産学官連携支援費は七五パーセントで、こうした決算では反対せざるを得ません。
 私は、この年度を費やして検討が行われ、ことし三月に策定、議決された新たな荒川区基本構想にあえて退席をさせていただきました。それは、財政も好転してきた新しい情勢、国のたび重なる地方や区民生活への負担増という情勢のもとで荒川区の将来像をどう描くのかがいま一つ鮮明でないと考えたからです。私は、好転した財政を国の社会保障切り下げの補てんに使うことには賛成できません。国には政策転換を求め、貴重な財政は真に荒川区の将来につながる投資に向けるべきと考えます。そうした新たな戦略が必要なときではないでしょうか。
 以上を申し上げて、決算の認定に反対の討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 三十番、萩野勝君。
        〔萩野勝君登壇〕
三十番 (萩野勝君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表しまして、認定第一号、平成十八年度荒川区一般会計決算につきまして賛成の立場で討論を行うものでございます。
 バブル崩壊後の失われた十年と言われた長いトンネルを抜けてから、企業は一斉にバブル期並みの大量採用に走り出しました。景気回復に加えて、団塊世代の大量退職もことしから始まり、過剰だった雇用は、昨年後半ごろから一転、不足に転じ始めました。特に輸出企業では、電機、自動車を初め鉄鋼、造船、商社など、オールドエコノミーと言われる分野まで広がってきております。
 したがって、完全失業率も、二〇〇三年四月には五・五パーセントだったものが、ことしの八月では三・八パーセントに大幅に改善されてきております。
 人手不足が強まる中、主要企業百社を対象に新聞社が採用に関するアンケート調査を実施いたしましたが、その結果、主要企業がここ数年、採用を積極的にふやしている傾向が浮き彫りになりました。
 また、就職して数年以内にやめた第二新卒を含め中途採用も一気に活性化、将来的にも少子・高齢化の影響により人手不足は各産業で拡大する見通しであります。
 私は、この意味するところは、少子化に伴う人材の定着化と将来を見据えた企業成長戦略のあらわれと考えております。
 翻って、先月、荒川区では、新しい時代に対応した人事戦略構想(案)と適正な職員体制の考え方(試案)を策定いたしました。区民が幸せを心で感じる満足度を具体的評価指数として取り組みを行うには、職員(人財)の活用なしでは考えられません。そこで、このたび、人事政策の指針となる戦略構想と職員体制のあるべき姿の考え方については、時宜を得た提案として高く評価をしております。言い古された言葉ですが、「企業は人なり」ですが、行政もまた「人」であると思います。自治体を経営する一翼を担う自覚と自信で高い目標に邁進していただくことをお願いいたすものであります。
 さて、平成十八年度予算は、西川区長が就任後、二回目になる本格的な予算であり、いかに区政運営のかじ取りを行ってきたかが問われるものであると考え、我々は審議に臨みました。
 平成十八年度予算は、財政構造改革を一層推進するとともに、区民の幸せを実現するためにさらなる前進を図る予算と位置づけ、福祉や教育、子育て支援、防災・防犯、環境、産業活性化など区政の重要課題の解決に積極的に取り組む内容となっており、前年度に比べて一二・七パーセント増、八百四十八億三千万円の規模で編成され、執行されてきたものであります。
 初めに、この予算に対しての十八年度決算を総括しますと、一般会計の歳出総額は八百八億九千五百万円で、前年度対比七・〇パーセントの増となっております。また、人件費の構成比率を見ますと、二一・四パーセントで前年度の二二・五パーセントから一・一ポイントの減となっており、退職者の増により退職手当が大幅に増加する中にあっても、職員定数の削減等の行政改革により人件費を抑制した点は評価するものであります。
 次に、主な財政指標を見てみますと、公債費比率は七・二パーセントで前年を〇・五ポイント下回り、特別区債の償還が確実に進んでおります。また、経常収支比率は〇・四ポイント下回り七五・五パーセントとなり、財政硬直度の目安である八〇パーセントを大きく下回っております。さらに、財源対策として財政調整基金や区債管理基金の取り崩しを行っていない等、荒川区の財政状況は、財政当局を初め各部署の努力により着実に改善してきていると言えます。この結果、家計で言えば貯金に当たる基金の残高は二百四十九億円となり、ピーク時における平成二年の三百四億円の八割程度まで改善し、また、ローンに当たる起債の残高は、平成十一年の四百六十一億円から三百五億円にまで減少しました。
 しかしながら、少子・高齢化が進み、今後の福祉関係経費や小中学校の改修・改築など行政需要の増加が見込まれる中では、基金や起債の活用方法についても、経済状況の動向を見ながら、財政バランスを十分に考慮した上で、中・長期を視野に入れた計画的な有効活用を図っていくべきと考えております。
 また、財政状況が好転したからといって油断することなく、行財政改革への取り組みを一層強化推進しつつ、区民施策の充実を図り、区民のだれもが幸せを実感できるような荒川区とするために積極的に取り組んでいただくことを強く望むものであります。
 歳出について見ますと、予算現額は八百七十五億二千九百万円、執行率は九二・四パーセントであり、不用額は五十三億四千百万円となっております。歳出決算不用額性質別分析表によりますと、その不用額のうち、人件費の削減により五億六千四百万円、行政内部の執行努力により発生した額が三億七千九百万円であります。これは、事業を着実に推進しながら、さらに予算の執行段階で経費節減にも努力された結果であると理解をしております。これら不用額の状況につきましては、二十年度予算編成にも適切に反映をさせ、決算状況を踏まえた的確な経費の積み上げによる一層効率的な予算の編成を行うことを期待しております。
 次に、歳入総額は八百六十七億五千八百万円で、予算に対する収入率は九九・一パーセントとなっております。その主な内容を見てみますと、特別区税は百二十三億九千八百万円で前年度より十一億一千八百万円の増、歳入に占める割合は一四・三パーセントとなっております。しかしながら、特別区税を初めとした自主財源比率が三一・三パーセントと依然として低い割合になっております。
 一方、特別区財政調整交付金は三百六十一億一千万円となっており、その構成比は四二・五パーセントで、歳入額の四割を占めております。歳入の根幹をなす特別区税と財政調整交付金の動向は、将来にわたって区の財政運営に重大な影響を及ぼすこととなりますので、今後の財源確保に全力を期されるよう強く要望するものであります。
 具体的な施策の内容につきましては、我が党は、日常の区民相談で受けた要望や区民生活に関する独自の調査を踏まえ、平成十七年九月に提出した予算要望書に掲げた百八十六項目につきましては、おおむね予算化されたと思っております。
 主なものを挙げてみますと、政策・経営分野では、行政評価システムの推進、新しい公会計制度に向けて調査研究、文化・教育分野では、荒川区教育ビジョンの策定、英語教育の充実、学校図書館の充実、小中学校の安全対策、環境教育の充実、保健・福祉分野では、準夜間における小児初期救急医療体制の確保、認知症高齢者グループホームの整備促進、介護予防の充実、障害者の雇用支援、地域・産業分野区内産業の育成を目的とした産・学・公共の連携や起業・創業の支援強化、建築・まちづくりの分野では、日暮里駅前及び南千住駅西側地区再開発の推進、都市防災不燃化促進事業の推進、環境分野では、資源回収の充実、遮熱性舗装の推進など、区民生活に密接にかかわる多くの事業が着実に進展していることを評価しております。引き続き区民サービスの向上に努力されるようお願いする次第でございます。
 次に、我が党は、本決算委員会におきまして、さまざまな要望や改善を求めてまいりました。主なものを挙げてみますと、議会図書室の改修、指定管理者制度の導入後における成果等の総括、選挙用ポスター掲示板の改善、AEDの配置場所を示したマップの作成、那須保養所の障害者が利用しやすい施設への改修、地上デジタル放送への移行を見据えた区政情報の発信についての検討、研修による職員の育成とバランスのとれた人材育成の確保、食の安全対策とあらかわ満点メニューの充実、サーマルリサイクルの円滑な導入と将来展望を持った取り組み、中小企業融資における責任共有制度の導入に伴う貸し渋り対策、日暮里・舎人線の開業を踏まえた地域の活性化と商店街の振興、建築確認手続の迅速化、分譲マンション対策、日暮里駅前の総合的なバリアフリー化、生活上支障がある道路上の電柱の改善などであります。
 また、総括質疑において提案しました小中学校での体験的な環境学習を通して地球環境を守る活動を積極的に進めることや、区民・事業者・行政が地域を守り、地球を守るための役割を明確に位置づける荒川区環境基本条例の制定についても強く要望いたしております。
 最後に、締めくくり総括では、新しい時代に対応した人事戦略構想の目指すものと公務員の仕事のあり方について、そして、税制改革に伴う国民健康保険料・介護保険料の増額について旧ただし書き方式に戻すべきとの質疑を西川区長に所見をただしました。私は、これらの意見・要望に対しまして、区は、基本的に前向きな答弁がなされたと理解をしております。各部署におかれましては、その実現に向けて早急に検討に入ることを強く要望して、本決算に賛成の討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 二十六番、瀬野喜代さん。
        〔瀬野喜代君登壇〕
二十六番 (瀬野喜代君) 私は、民主党・市民の会を代表して、二〇〇六年度荒川区一般会計歳入歳出決算について賛成の立場で討論を行います。
 この間の増税と景気の回復のおかげで、荒川区の歳入総額は六十八億円の増となりました。荒川区の大きな課題である自主財源比率もわずかながら三一・三に上昇、経常収支比率七五・五パーセント、公債費比率七・二パーセントとなり、区債残高は減少、基金残高は増加傾向、区民一人当たりのバランスシートにおいても財政状況が改善されているとのことですから、まず区の努力を評価したいと思います。
 しかし、日本経済が景気回復傾向とはいえ、多くの中小零細企業が景気回復の恩恵を受けずに依然厳しい状況下に置かれていること、さらには、景気回復に地域間の格差があることなどの問題が指摘されています。また、我が国の財政赤字は、先進国中、最悪の状態にあります。国及び地方自治体が財政改革をさらに進め、社会保障制度改革を行い、国民の将来に対する不安を払拭させ、信頼回復に努めることが緊急の課題となっています。
 荒川区においても、財務諸表で指摘されているように、行政コストのうち、退職給与の急増、生活保護費や各種補助金などの増加が心配されます。また、現在、地方と東京の格差是正が注目され、地方法人二税の配分見直し議論の行方も気になるところです。
 荒川区は、行政サービス全国第五位という高い評価を受けています。区の努力は大いに評価されるべきとは思いますが、地方に比べれば東京の行政サービスが豊かな財源に支えられていることは確かであります。地方と東京が対立するのではなく、東京と地方がともに元気になるよう知恵を出し合うことが必要です。
 私が決算委員会総括質疑で取り上げた保育園、学校給食にもっと御飯をという提案は、東京に住む私たちが地方を応援するためにできることという意義もあります。日本人の御飯の消費量は激減しています。子供たちの、そして大人の健康のため、環境保護のため、食糧自給率を上げるため、地方を応援するため、ぜひ荒川区こそが真剣に取り組んでいただきたいと思います。西川区長は、友好都市との交流に熱心に取り組んでおられます。中国、韓国との友好都市提携を高く評価するとともに、地方都市との交流の中でさらに農林水産業の応援へとつながる可能性を追求していただきたいと思います。区の地方を応援し荒川区も元気になる施策展開を要望します。
 また、格差社会という言葉が流行していますが、格差が問題なのではなくて貧困が問題なのだという指摘がされています。日本の税金の使い方は社会保障費の割合が先進国最低であるという議論もようやく始まりました。今後の社会保障制度改革の議論に注目するところです。この間の増税に関して負担増に悲鳴を上げている人々をどのように区が支援できるのかが課題であることも事実です。荒川区においても、税金の滞納者九千人、国保保険料の滞納者も一万人とのことです。区は、窓口で行っているきめ細やかな相談をさらに充実させ、区民が多重債務で苦しむことのないよう、病気になっても医者にかかれないことのないよう対応していただきたいと思います。
 昨年の決算委員会は、入札のあり方、区の非常勤労働者や指定管理者の労働者の労働条件に議論が集中しました。西川区長は、同一価値労働同一賃金に言及され、ことし四月からの非常勤職員待遇改善策が実施されたことを評価するものです。今後もぜひ研究を進め、格差社会のひずみに的確に対応する荒川区であってほしいと思います。と同時に、正規職員の長時間労働の見直し、家庭と仕事の両立も課題です。過労や精神的疾病が問題化しないような職員体制を望みます。
 荒川区が、健康づくり、介護予防、そして子育て支援に熱心に取り組んでいることを評価しますが、介護保険制度の問題点が高齢者の生活を圧迫しています。身近な自治体として、さまざまな現場の窮状を都や国に伝え、制度改善に力を尽くしていただきたいと要望します。
 区が中小零細企業や商店街の活性化に努力していることを評価しますが、中心市街地活性化事業の予算執行がゼロであったことが示すとおり困難な課題もあります。さらに努力をお願いいたします。
 環境先進都市を目指す荒川区のさまざまな取り組みを評価しますが、ごみ処理に関して、せっかく定着している分別をやめ、一緒にして燃やしてしまうのは本当に残念です。しかし、廃プラスチック焼却を決めた以上、万全の準備をして臨むべきと思います。ペットボトルとトレーの集団回収の実施町会は、本決算説明では八町会、現在では五十九、今後予定している町会が十六とのことです。いまだ四十三の町会の実施が決まっていません。来年四月からの廃プラスチックの焼却の本格実施までに区内全域でペットボトルとトレーの集団回収を区民に定着させなければならないのです。集団回収でどれくらいの回収率を達成できるでしょうか。定着しなければ、リサイクルしやすいからと回収を決めたはずのプラスチックでさえ焼却することになってしまいます。あと半年足らず、何としても完全実施をお願いいたします。また、リサイクルすればいいということではなく、プラスチックの消費を控える賢い消費者であることを啓発した上でリサイクルを進め、第一にごみ減量であることを徹底していただきたいと要望します。また、自治体に多くの負担を強いる現在の容器包装リサイクル法の改正を国に求めて行動してほしいと思います。
 これまでも区政の現状を区民に知らせるために大いにホームページを活用し、情報公開と区民参画を徹底し、区と区民の協働で荒川区活性化の道を探るよう要望してまいりましたが、決算にかかわる主要施策の成果説明書がホームページにも掲載されていないようです。改善を求めます。区民が区政を評価し、真に必要な行政サービスを選びながら行政改革を進めていくことが必要です。情報提供をさらに充実させてほしいと思います。
 以上、本決算の問題点を指摘いたしましたが、おおむね適切な執行がされていると評価し、賛成討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 一番、小坂英二君。
        〔小坂英二君登壇〕
一番 (小坂英二君) 私は、認定第一号、平成十八年度一般会計決算につきまして賛成の立場で討論を行います。
 財政規律を維持しながら各分野において着実な施策展開を図った平成十八年度予算を大いに評価するものであります。三日前に始まった日曜開庁を初め行政サービス向上を喜ぶ声を多く地域で聞いているということも付言いたします。その上で、決算特別委員会で指摘をし切れなかったことを何点か申し述べます。
 初めに、産業の分野では、伝統工芸技術者やマイスターが弟子を受け入れた際に、弟子の収入を確保すべく補助を実施すべきであると申し上げます。
 後継者不足の背景には、弟子が一人前になるため長い年月がかかるため志望者が少ない、小規模事業者が修行中の弟子に給与を支払う金銭の余裕がないということがあるため、鳥取県では、後継者育成に取り組む事業者負担を減らすため、給与の一部を負担する事業を実施中だそうです。期間は最長二年、研修生一人につき毎月五万円を助成、県内に転居した県外在住者には、同伴家族の人数によって上乗せがあり、家賃助成もあるそうです。荒川区の財産である多様な伝統技術やマイスターの技術は、踏み込んだ対応をしないと途絶えてしまうのではないかと大いに危惧をしており、こうした施策の実施を求めたいと思います。
 健康・福祉の分野では、介護保険の運用を現場で求められているサービスにもっと適用していただきたいと申し上げます。
 先進的な技術を利用した階段移動用リフトに介護保険を適用すれば、ヘルパーの手をかりずとも、力のない高齢な家族の介護でも、階段を上り下りして外出ができ、費用負担すら減らせる上、重篤化も防げる。また、近所の銭湯にヘルパーの手をかりて入浴介助を受ける際にも介護保険を適用できるようにする。いずれも実施をしている自治体はあり、多くの利用者が介護保険でそうしたサービスが利用できることを喜んでいると聞いております。一例を挙げましたが、利用者のニーズや技術革新に対応した介護保険適用の範囲変更をぜひお願いしたいと思います。
 子育ての分野では、多くの会派より要望のあった不妊治療への助成、妊産婦健診の無料化に加えて、母親のみに限られている児童扶養手当を区独自制度で男性にも同額の支給を適用すべきと申し上げます。
 野田市や習志野市では既に実施をしておりますが、国が制度を母親のみに限定しているため、男性であるという理由だけで、低所得であっても補助を受けられない病気の父親がいる父子家庭が区内にも現在いらっしゃいますが、極めて不合理なことであり、区としての独自措置が必要だと考えます。
 教育の分野では、すべての学力の基礎となる国語のさらなる充実を求めます。その際に参考になるのは、世田谷区が内閣府に構造改革特区を申請し、平成十六年に認定を受けたことにより実施している世田谷区独自の教科「日本語」であります。その教科書は、小学校低学年から漢籍にもなじむように漢詩が含まれていたり、日本の古典作家の文章が多く引用されています。日本語を学ぶ中で、人としての道徳教育が各所にちりばめてあり、これを勉強することを通じて自然に子供たちは人の道としての道徳に接することができると聞いています。鉄は熱いうちに打てとの言葉どおり、こうした取り組みを荒川区でも取り入れ、国語の力を伸ばす努力をさらに求めたいと思います。
 環境の分野では、生ごみ処理機への補助制度復活、食用油回収リサイクルルートの確立と燃料のコミバスへの活用を再度求めたいと思います。
 サーマルリサイクルについては、実施しなければならない理由を地域へ丁寧に説明しながら、国に対しては拡大生産者責任の徹底を求めるよう要望いたします。
 また、ペットボトルはリサイクルをしても非常に環境負荷の高い素材であり、サンフランシスコ市のように市や市の職員がペットボトルを使用することを禁止したのと同様の使用抑制が必要だと考えております。レジ袋課税とともに、区としてもそうした踏み込んだ取り組みの検討を要望いたします。
 最後に、あらゆる分野で正直者がばかを見ないという言葉を体現する区政であるべく、断固とした姿勢をとっていただくことを重ねて要望いたします。本当に救済が必要な方には福祉を供するのは当然でありますが、偽装した弱者、悪質な不払い等には、今までよりも踏み込んだ厳しい対応をお願いしたいと思います。
 区長初め理事者におかれましては、平成二十年度の予算編成に当たり、尚志会が決算特別委員会及び各委員会において指摘いたしました事項について十分御留意の上、より一層の特化・重点化を図り、効率的で効果的な施策を盛り込んだ予算編成に取り組まれますよう要望いたしまして、本決算についての賛成の討論といたします。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 二十三番、浅川喜文君。
        〔浅川喜文君登壇〕
二十三番 (浅川喜文君) 認定第一号、平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算の認定に当たり討論をいたします。
 まず、本件認定に賛成をいたします。その上で、認定できない事項、認定に当たり一考を要する事項、新たに施策として取り組むべき事項など、数点指摘をさせていただきたいと思います。
 認定できない事項の第一は、荒川区立小学校全学年で行った英語科教育です。
 既に本会議、決算特別委員会で詳細に指摘いたしました。ここに概要を申し上げれば、平成十五年英語教育導入時の議論が、余りにも稚拙で、言語教育の本来的考査を踏まえず結論ありきであったこと、特に、世界でも類を見ない母音を主とした言語で、温帯気候で四季のある自然の上に成り立つ日本語を母語、母国語とする日本に住む日本人の言語環境は、母胎児から十一歳までの言語のゴールデンエイジを大事にするという基本をわきまえない愚挙と言えます。小学校一年生から四年生までの英語科教育は絶対容認できません。さらに、本年度末に策定される文科省新学習指導要領には、小学校英語は五年生からと明記されることが既に決まっています。しかも、教科ではなく、総合学習の中での位置づけです。これらのことを踏まえ、抜本的見直しを前提に英語科教育検討委員会の設置を求めたところ、設置するとの教育長の答弁は評価できるところでございます。今後、設置時期や人選など、早急に進めることを強く要請します。
 次に、容認できない事項は、都電三ノ輪橋駅前物産館の補助事業です。
 本件も既に多くの機会に指摘してきましたが、補助しなければならない合理的な理由がいまだ明示されていません。これは、税の執行という重大な行為に対する担当理事者の規範の欠如と言っても過言ではありません。少なくとも、板橋区が大山商店街に補助事業として設置した本当の各地方都市物産館事例のように、以前の商店街交通量と比較し三〇パーセント増加した事実をもって補助継続したことと比較すれば、その違いは明白です。よって、本件は絶対容認できません。一日も早い補助廃止を重ねて求めます。
 さて、昨日の報道によると、文科省が来年度予算で小中学校教員増員の予算を要望すると、財務省が、行革はどうした、認められないと一喝したと言います。とんでもないばか者集団です。行革本丸は、特別会計や内閣、国会そのものです。敗戦直後、中国大公報記者、王芸生が一番乗りで来日し取材した。見たものは、食糧事情が悪いため、だれも満足に飯が食えず青白い顔をしている。ところが、子供たちだけがほっぺを赤くし栄養満点。これは大人が犠牲になって子供に飯を食わせているに違いない、日本は偉い国だぞと記事に書いています。この日本人はどこへいってしまったのでしょう。
 次に、認定するに当たり一考を要する事項を指摘いたします。
 まず、社会保障について指摘いたします。
 本来、社会保障は国の基幹事項であります。しかし、昨今の政府の姿勢は、プライマリーバランス最優先で、ターゲットを主に社会保障費の圧縮に求めています。しかも、国民に社会保障のグランドデザインも提示せず、不安や不審だけあおっているのが現状です。
 一昨日の歴史的な参議院予算委員会、第一党民主党の社会保障費に関する質疑は、まことに正鵠を得た内容で、大臣の軽佻浮薄な答弁は、長年ともに歩んできた党の閣僚と思えず、隔世の感を禁じ得ませんでした。また、実態を踏まえず、来年度強引に導入する予定だった高齢者医療制度改正を選挙結果を受け凍結だ廃止だなどと右顧左べんする姿は、既に当事者能力なしを露呈しています。この際、白紙に戻し、根本的議論をすべきであります。
 そんな中、地方にあって医療・介護現場の混乱は、既に限界を超え、その悲鳴は社会全般に浸透しつつあり、高齢者や弱者を顧みない実態は、社会崩壊の遠因と言っても過言ではありません。限界のある地方政府ができることにはおのずと限度があります。しかし、現場を抱えているのも地方政府です。ぜひ上意下達に聘することなく、実態把握をし、できることをぜひ実施していただきたいと思います。
 特に特別養護老人ホームが厳しい。入所期間が六カ月も短縮されるなど、死と直面した重度介護者の急増と介護報酬削減が人材を直撃し、心ならずも転退職者が急増中です。特に転職は、東京問題と言っても過言ではありません。しかも、優秀な人材から去っていき、介護レベルの維持すら困難な状況です。私たちの大事な親たちを私たちにかわりみとってくれている人たちです。焼け石に水かもしれませんが、できれば来年度予算で施設単位に何らかの財政支援ができないか、ぜひ検討していただきたいと思います。また、現場を知る西川区長には、特別区区長会、全国市長会や国レベルのチャンネルなどを通じ、ぜひ影響力を行使してくださるようお願いをいたします。
 次に、環境施策について一言申し上げます。
 先日、汐入で環境イベントが開催されました。まことに結構なことであります。そこで、この際、もう一歩歩を進め、区内事業者に環境マネジメントシステムEMSを浸透させ、認証企業拡大を図るべきだと考えます。事業者が有効に事業に環境施策を取り組む方策としてISO14001の取得などがあります。しかし、これは、費用や煩雑さなど、中小零細事業者にとっては困難です。
 そんな中、中小零細事業者向けEMSが整備されてきました。聞くところによると、区では既にそのうちの一つであるエコアクション21を取得し、実践されているとのことであります。これらのシステムは、取得費が五十万円前後と手軽な上、区が区内事業者を対象にEMS取得セミナーなどを開催すると、講師派遣などの費用負担の便宜を図ってくれます。さらに、取得事業者に対し、審査委員が種々指導をしてくれます。今後、企業間取引でEMSグリーン調達基準を採用することが既に始まっています。企業間競争のツールとなるこれら環境マネジメントシステム取得は、区内事業者強化と事業者意識の改善につながります。また、全く新しい視点として、区立小中学校のEMS取得を計画的に実施すべきだと考えます。各部、各課にまたがるこのような事業をぜひ推進していただきたいと思います。
 さらに、平成十三年、汐入小学校から進めている校庭の芝生化でございますが、現在五校に拡大いたしました。それぞれ工夫されていることを承知しています。東京都では、本事業推進に向け、補助事業の拡大をしています。地域協働による芝生維持管理などにより全額補助や複数年度補助が加わりました。小学校一年生から草いきれを感じ、自然を身近に体感してほしいものです。
 また、保育園や幼稚園の園庭を芝生化したいというのも小生の長年の夢です。お役人さん得意の費用対効果が低いのか、全く実現不能のようです。せめて新たに設置される汐入荒川こども園の園庭を象徴的に芝生化してみてはいかがでしょう。この芝生の維持管理にシルバー人材センターを活用することも一考の価値があると思います。
 次に、危機管理震災対策、住環境整備について言及します。
 まず、区施設百三十七カ所に設置したAED、自動体外式除細動器についてですが、当該年度に本器による実働はなく、質疑の言をかりれば、AEDが使われなかったということは心肺停止の人がなかったということでよかったとも言えると。私はそれは全く違うと考えています。
 先日、産経新聞に、心肺停止患者搬送県別生存率格差五倍という記事が出たそうです。それによると、二〇〇五年の一年間に心筋梗塞などで心肺停止になって救急車で搬送された患者さんの一カ月後の生存率を調べたところ、都道府県によって五倍以上の差があることが判明した。心臓病に限定し、全国で延べ一万六千二百五十七人の患者が、救急車で搬送後、一カ月後の生存者数は千百六十九人、七・九パーセントだった。最も高かったのが一三・七パーセントの佐賀県、次が一三・二九パーセントの宮崎県、一二・七五パーセント高知、一二・五〇沖縄県、一二・〇六パーセント福岡県と続きます。最低は二・六七パーセントの山口県で、二・七一パーセント山形県、三・三〇パーセント愛媛県、三・四七パーセント栃木県、三・六五パーセント福島県と続く。ところで、肝心の東京はどうでしょうか。トップテンにも入っていません。東京の人口十万人当たり医者数は断トツであります。救命救急センター長の専門医比率、これも断トツの九五パーセント。ちなみに全国平均は五一・六パーセントであるそうです。
 その東京がなぜか。それは緊急医療システムの不構築が最大の原因と言われています。心筋梗塞患者の三人に一人は、病院に着く前に落命、絶命をしているのです。入院さえできれば九割の患者が助かっている。だから、ここが肝心なんです。AEDは、生きて病院へ着くための一本の太いザイルなのです。それを施設に閉じ込め、使わない使えない状態で、本事業の目的が達せられるのでしょうか。委員会でつたない愚考を開陳いたしましたが、どうぞ真剣にAEDの有効活用を明日からでも実行してください。心筋梗塞は、施設ではない、自宅で発症する。心筋梗塞は、日中じゃない、主に深夜、早朝に発症する。区民の命を一人でも救える施策実行をお願いします。
 十月一日から緊急地震速報が始まった。大地震が到着する前にわかれば、すぐ身を守るすべがとれる、それを期待し、この放送が一般化されました。既に新幹線などでは、二種類の地震波長の違いを利用し、地震波動到着前の自動列車停止装置を完備していた。
 そこで、私たちにとって大事なことは、身を守る場所の確保であります。小規模密集木造住宅の多い本区の住宅事情を勘案し、居室シェルター、押し入れシェルターの普及をぜひ推進すべきです。
 私事にわたり大変恐縮ですが、小生の住みかの借家は、前住人が設計関係のお嬢さんで、押し入れを改造し、家がつぶれても押し入れだけは残るように手当てしていました。万一のときは、すわ押し入れに行こうと家内と決めています。これだけでもほんのちょっぴり安心です。きっと同じように不安に思っている高齢世帯の方が多く荒川区内にいらっしゃると思います。区としても多少前向きにとらえていただいているようですが、ぜひ普及をお願いします。
 次に、南千住網鉄跡地大規模開発のA計画東側道路輝寿司前通りについて申し上げます。
 現在、既に朝夕の交通煩雑時に渋滞し、歩行者、自転車利用者が危険にさらされていることは区も承知しているようです。ここに新たに三百世帯の住民と三百台の車両が集中します。恐ろしい危険箇所になることは明らかです。しかも、一方的に開発者に大規模負担を強いて現状改善ができるでしょうか。都市計画の当事者として現有区道幅員の削減を認めにくいことは理解できます。しかし、開発事業者の提示する計画のとおり二メートルのセットバックで当該道路幅員が固定されたら、少なくとも三十年以上にわたり地域住民は苦しめられることになります。今、都市計画担当者に必要なことは、自身のキャリアを突き抜け未来を見据えた判断ではないでしょうか。早急に決断し、ディベロッパーと粘り強い交渉を重ね、幅員五メートルセットバック実現を希求します。
 次に、自主財源確保について言及します。
 間違いなく申し上げられることは、悠長な時間はないということです。二十三区再編は目前に迫る政治課題です。二十三各区で既に合区先の検討が真剣に始まっています。どことの合併が自区発展のためになるか、考えるのはだれしも同じです。さきの平成大合併でも、全国の市町村で損得勘定ともいえる内容をけんけんがくがくの議論の末、悲喜こもごもの結果が出ました。早急にプロジェクトチームを編成し、自主財源確保計画を策定し、一日も早く具体的に着手すべきです。区のトップとして西川区長の覚悟に期待します。
 さて、先日、空残業やヤミ専従で全国のひんしゅくを買った大阪市の市政改革報告会に出席をしました。詳細は省きますが、強く心に残ったことがございます。実際こんなになるまで大阪市議会は何をしていたのか、市政改革に議会がということも一切出てこないが、百人近い市議会議員は何をしているのかという会場からの厳しい叱責に、「市議会にあまり詳しい数字は出さないし、出ない。だから……ということです」との大阪市幹部職員の消え入るような答え、まことに寒々とした思いをいたしました。しかし、よく考えれば、全国区市町村議会は及ばず、国権の最高機関であるはずの国会においても、大同小異これとほとんど変わらないのが現状ではないかと思います。
 ところで、先日、『ニッポン最古巡礼』という本を手にいたしました。この本でございます。著者は、この本で紹介する五十の最古物件は、ただ古いというものではなく、古くは遣隋使、遣唐使以来、外国文化、日本文化がぶつかり合い、誕生したものである。それらが消滅することなく脈々と受け継がれ、現代まで形あるものとして残ったもので、奇跡と言える、私たち自身も長大な物語であると言っています。驚いたことに、この中に本区のプラネタリウムが入っていました。正直涙が出ました。私たちの先輩たちはよい仕事を残してくれているのではないですか。都電荒川線やあらかわ遊園もすばらしい財産です。私は従前より、荒川区議会はとてもまともだと自負しています。議場の皆さん、党派はたがえども、限りある人生、議会活動です。せめて二十年、三十年先の区民に、当時の区や議会はよい仕事をしてくれたと言ってもらえるよう、前を見据え、全力で一踏ん張り頑張ろうではありませんか。
 さて、最後に、区政の一方の主人公である区職員の皆様に申し上げます。
議長 (竹内捷美君) 発言中でありますが、この際、浅川喜文君に申し上げます。討論は簡明にお願いいたします。
二十三番 (浅川喜文君) 日光東照宮に三猿、見猿、聞か猿、言わ猿という彫刻があります。本来は天台宗の教えで、悪しきものを見ない、聞かない、言わないという意味だそうです。さらに、孔子は弟子の顔淵に動かざると教えています。公務員をして見ざる、聞かざる、言わざる、動かざるということがあります。くどくど申し上げません。どうぞ一度で結構ですから、見る象、聞く象、言う象、やる象を実践してみてはいかがでしょう。あなた自身の人生のためにも、三猿ならず四猿から四象になる、猿から象に変身し、区民の期待にぜひおこたえいただきたいことを申し添え、討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 以上で討論を終わります。
 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。
 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
        〔賛成者起立〕
議長 (竹内捷美君) 起立多数と認めます。よって、認定第一号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 日程第十四、認定第二号、平成十八年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、日程第十五、認定第三号、平成十八年度荒川区老人保健医療特別会計歳入歳出決算、以上二件を一括議題といたします。
───────────────○───────────────
 認定第二号 平成十八年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決  算
 認定第三号 平成十八年度荒川区老人保健医療特別会計歳入歳出決算
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 本案に関しましては、決算に関する特別委員会副委員長〓田詠子さんより委員会の審査経過並びに結果の報告があります。
        〔〓田詠子君登壇〕
二十七番 (〓田詠子君) 付託を受けました認定第二号、平成十八年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第三号、平成十八年度荒川区老人保健医療特別会計歳入歳出決算につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。
 本案二件につきましては、初めに、それぞれの議案内容について理事者から説明を受け、審査に入りました。
 審査では、特に質疑、意見等はありませんでしたが、本案二件についてはいずれも異議がありましたので、認定第二号及び認定第三号につきまして、委員会は、それぞれ採決の結果、いずれも認定することに決定いたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) 一件ずつお諮りいたします。
 認定第二号、平成十八年度荒川区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 認定第二号について委員長報告に御異議ありませんか。
     〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 本案については異議ありますので、起立によって採決いたします。
 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
        〔賛成者起立〕
議長 (竹内捷美君) 起立多数と認めます。よって、認定第二号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第三号、平成十八年度荒川区老人保健医療特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 討論はないものと認めます。
 認定第三号について委員長報告に御異議ありませんか。
     〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。
 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
        〔賛成者起立〕
議長 (竹内捷美君) 起立多数と認めます。よって、認定第三号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 日程第十六、認定第四号、平成十八年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算を議題といたします。
───────────────○───────────────
 認定第四号 平成十八年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 本案に関しましては、決算に関する特別委員長守屋誠君より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。
        〔守屋誠君登壇〕
十七番 (守屋誠君) 付託を受けました認定第四号、平成十八年度荒川区介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。
 初めに、議案内容について理事者から説明を受け、審査に入りました。
 審査に当たっては、委員より、利用者負担軽減制度について質疑がありました。
 その後、本案について異議がありましたので、委員会は、採決の結果、認定することに決定いたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 質疑はないものと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
 二十二番斉藤裕子さん。
        〔斉藤裕子君登壇〕
二十二番 (斉藤裕子君) 私は、あらかわ元気クラブとして、平成十八年度、二〇〇六年度の介護保険事業特別会計を認定することに反対の討論をいたします。
 この前年、平成十七年の国会で、自民、公明、民主などの賛成により介護保険法の大改正が行われました。だから、討論しないとね。まず、施設系で利用者の保険外負担などが始まり、そして、この年度からは、在宅でサービスを受けている利用者への給付見直しが行われ、介護報酬の改定と相まって居宅サービスの利用者が大きな影響を受けることになりました。厚生労働省は給付の抑制と言ってはばからず、制限ばかりが目立ち、大幅に保険外サービス、つまり自己負担を拡大いたしました。必要なサービスを受けられなくなるのが社会保障構造改革の本質であります。自立を妨げるからと称して、介護度の低い人の生活支援のヘルパーに時間制限はするわ、介護ベッドは引き揚げるわで、自立を妨げているのは一体どっちなのかと言いたくなるような法改正ですが、それもこれも給付の抑制のため、新予防給付を一手に引き受けた地域包括支援センターはパンク状態のところもあり、介護難民が出るありさまで、区民からも事業所からも不満が募っています。我が国の社会保障行政は、かつて、生活の質の向上、何か片仮名で言っていましたが、と家族介護の負担軽減を理念に掲げましたが、今回の大改正で介護保険制度は、建前すら崩れ、破綻してきたと思います。
 昨年九月十一日、あらかわ元気クラブとして、介護保険に関する緊急要望書を西川区長あてに提出いたしました。介護保険制度そのものを根本的に見直し、保険による制度を廃止して税で賄う制度に改めるよう検討してほしいと要望。そして、この質問に対し、西川区長は、思想としてもう破綻していると思う、現場の責任者になって率直に言ってもうやっていけない、こういう思いは、国に現場の声として上げる時期に来ていると決算委員会で答弁されました。
 福田内閣成立を受け、この十月二日に、与党プロジェクトチームは、高齢者医療費の負担増を先送りし、一年後に抜本改正することを決めました。いよいよ福祉目的税などの財源議論が浮上してくるのではないかと思います。持続可能な制度という言葉は決して一人歩きさせてはならない言葉です。どのような水準で持続させるのか、そしてそれはだれの負担によって維持するのか、負担の公平と言うならば何をもって公平と言うのか、所得の格差にも着目して逆進性の緩和、解消を行わなければ、フェアな負担とはなりません。税についてのこういう議論をしないで、猫もしゃくしも持続可能な制度、これも片仮名で言っていますが、などということに私は感心できません。財源の議論には、空前の収益を上げる多国籍企業への増税も当然検討されるべきと思います。
 最後に、私は、以降の介護保険について三つの提案をいたします。
 まず一番目に、民間事業者の参入を一方の目的とし、保険というシステムを導入したこの特殊な制度を運営する職員に制度の根本的な研修を行ってほしい。この制度は、保険者である地方自治体と介護保険事業者との信頼関係が前提です。年々交代する職員に制度への理解を促進していただきたいと思い、研修を要望いたします。
 第二に、区の独自裁量でできる運用の弾力化を研究し、もっと実施していただきたいと思います。国の制度改正を求めて解決を図るべき問題ときちんと仕分けをし、最大限対応してください。高齢者社会に対応した暮らしのあり方を考える上で大変重要な役割を持ってくると思われる住宅改修の分野への目配りやケアマネジャーや看護師、ヘルパーが日々悩んでいるさまざまな制限を取り除く努力をしてください。
 そして最後に、保険者の議会として、私たちですね、三つの関連する特別会計の集中審議を提案いたします。これは以前にも言いましたが、もうそろそろ外郭団体の調査をやめて、こちらを優先したらいかがでしょうか。時間制限でこの状態を延々続けていくと、保険者の議会としての責任が果たせません。ぜひ御検討を議会の皆さんにもいただきたいと思います。
 以上を申し上げて、認定に反対の討論といたします。
議長 (竹内捷美君) 以上で討論を終わります。
 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。
 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
        〔賛成者起立〕
議長 (竹内捷美君) 起立多数と認めます。よって、認定第四号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 日程第十七、委員長報告についてを議題といたします。
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 委員長報告について
                         (委員長報告)

議長 (竹内捷美君) 総務企画委員長志村博司君より陳情の審査経過並びに結果について報告があります。
        〔志村博司君登壇〕
二十一番 (志村博司君) 本定例会開会中に審査を行いました陳情の審査経過並びに結果の御報告をいたします。
 平成十九年第二十号陳情、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府に提出することを求める陳情、平成十九年第二十一号陳情、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出することを求める陳情につきましては、議員提出議案第十六号に同種関連するものとして審査を行いました。
 本陳情二件については、関連があるため一括して審査に入り、委員より、割賦販売にかかわる相談件数、区民への啓発や被害予防のための周知活動、国における割賦販売法の改正に関する審議の進捗状況などについて質疑がありました。
 その後、討論に入り、党としても本陳情と同趣旨の意見書の提出を予定しているところでもあり採択との意見、また、金融機関等の社会的責任がより重視されるべきであり、区民へさらに周知を行うことを要望し採択との意見、さらに、適正な法改正が行われることが必要として採択との意見があり、本委員会はそれぞれ全会一致をもって採択と決定いたしました。
 以上、御報告といたします。
議長 (竹内捷美君) ただいまの委員長報告にかかる陳情について一件ずつお諮りいたします。
 初めに、十九年第二十号陳情についてお諮りいたします。
 委員長報告は採択であります。
 委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議がないものと認め、十九年第二十号陳情は採択と決定いたしました。
 次に、十九年第二十一号陳情についてお諮りいたします。
 委員長報告は採択であります。
 委員長報告に御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、十九年第二十一号陳情は採択と決定いたしました。
 日程第十八、閉会中の継続審査・調査の付託についてを議題といたします。
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 閉会中の継続審査・調査の付託について
 (資料の部に掲載)

議長 (竹内捷美君) 各常任委員長及び議会運営委員長並びに各特別委員長より、お手元に配付の請願・陳情継続審査件名表及び委員会審査・調査事項表のとおり、閉会中における継続審査・調査の申し出がありました。
 本件については、申し出のとおり、継続審査・調査を付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 この際、区長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
        〔区長西川太一郎君登壇〕
区長 (西川太一郎君) 平成十九年第三回定例会の閉会に当たりまして、一言、御賛成をいただきました皆様を中心に御礼を申し上げます。
 本定例会に御提案申し上げました荒川区立こども園条例、荒川区集合住宅の建築及び管理に関する条例など議案十五件のほか、平成十八年度荒川区一般会計歳入歳出決算など認定四件につきまして、慎重なる御審議の上、いずれも原案どおり御可決を賜り、まことにありがとうございました。
 本定例会で御議決を賜りました議案につきましては、ただいまの賛成、反対の別を問わず、討論の中で大変詳細にわたり、またはこの決算に直接関係のない新たな政策提言など、いろいろな御意見をちょうだいしました。私は、これは荒川区議会が大変区民の皆様に対する熱い思いを持っておられる証左であるというふうに受けとめ、ただいまいただきました各般の御意見につきましては、今後一つ一つ真剣に留意しながら、これからの区政運営を進めてまいる参考にさせていただきたいと存じます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
 最後に、十月八日に開催いたしました荒川区制施行七十五周年記念式典には、区議会の皆様方を初め、日ごろから区政に御尽力いただいている区民の皆様に多数お越しいただき、盛会のうちに無事終了することができました。区政は区民を幸せにするシステムであるというドメインのもと、次の節目に向け、区議会の皆様と手を携えて区政を推進してまいりたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 本日はまことにありがとうございました。(拍手)
議長 (竹内捷美君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。本定例会における議決事件の字句及び数字等の整理を議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 お諮りいたします。本定例会の会議に付されました事件はすべて議了いたしましたので、本日をもって本定例会を閉会したいと思いますが、御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長 (竹内捷美君) 異議ないものと認めます。よって、本定例会は本日をもって閉会することに決定いたします。
 会議を閉じます。
 平成十九年荒川区議会第三回定例会を閉会いたします。
 まことに御苦労さまでした。
           午後三時七分閉会

             議  長   竹  内  捷  美
              署名人   小  坂  眞  三
              署名人   清  水  啓  史
              署名人   戸  田  光  昭