吉村昭記念文学館 自筆原稿紹介コーナーのお知らせ
更新日:2019年11月22日
吉村昭自筆原稿「ポーツマスの旗」のご紹介
吉村昭記念文学館では、常設展示室3階の一角に、自筆原稿(複製)を紹介する「自筆原稿紹介コーナー」を設けています。今回は、日露戦争の講和会議を舞台とした吉村作品「ポーツマスの旗」(昭和54年発表)を紹介します。
「ポーツマスの旗」について
この作品は、日露戦争(明治37から38年、1904から05)の講和条約であるポーツマス条約の成立過程と、講和に反対する民衆の騒擾事件を描いた長篇小説です。
吉村は、全権委員として講和会議に臨んだ外相の小村寿太郎を主人公に、「明治維新と太平洋戦争をむすぶ歴史の分水嶺」(「あとがき」『ポーツマスの旗』昭和54年、新潮社)である講和成立の実態に迫りました。
今回は、アメリカのポーツマスで、ロシアとの講和会議が今まさに始まろうとする場面を紹介します。
展示期間
令和元年11月22日(金曜)から令和2年1月15日(水曜)午前9時30分から午後8時30分まで
ただし、令和元年12月6日(金曜)、12月19日(木曜)、12月29日(日曜)から令和2年1月3日(金曜)は休館。
1月4日(土曜)の開館時間は午後1時から午後6時まで。
展示場所
吉村昭記念文学館 常設展示室 3階 自筆原稿紹介コーナー
入場料
無料
お問い合わせ
ゆいの森課 文学館係
〒116-0002
荒川区荒川二丁目50番1号
電話:03-3891-4349
